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変化していく気候条件に対応できるよう考えていきます。

実は昨日と今日は残念な事がありました。

昨日はぬか漬け生大根の仕込み、今日はぬか漬け干し大根の仕込みを行っていたのですが、変色や軟化といった不良品が出てしまいました。社員の方々に検品作業の負担をかけて申し訳なく思います。

そして、大切に育ててくれている契約生産農家の方にもとても申し訳ない気持ちでいっぱいです。このことで商品を待ち望んでくれている消費者の方にも納期が一部ずれてしまうこと、申し訳ないです。


こうした事が起こる原因は、さまざまな原因がありますが今回の件は、漬け込み時点の品質(乾燥具合や大きさ)に対する塩の量が今の気温では足りていなかったことだと考えられます。

野菜を保存する目的である漬物は気温が高いほど塩分濃度を濃くする必要があります。今年のこの暑さは想定以上で、いつも通りの塩分量では耐えきれなかったんだと思います。


年々地球の温暖化が進んでいる中で、今年秋以降の漬け込みではもう一度塩の量を考えた上で漬け込み作業を行いたいと思います。

ただ、塩の量を濃くすると不良品が出にくくなるというメリットがありますが、だいこんの塩分濃度が高くなりますので製品塩度3~5%に仕上げるために塩度調整が難しくなるというデメリットも出てきます。


温度管理して原材料を保管するのであればこうした心配や問題も起きにくくなりますが、弊社では常温の地下タンクで長期間熟成発酵させる製法ゆえ起こりうる問題でもあります。
なかなか計算通りにいかないこともありますので、何卒ご理解いただき、応援をよろしくお願いします!


毎年変化する条件に対して、私達も予想し得る状況に対して策を練っていきたいと思います。

では、また明日合いましょう!


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