レビューで文章力を鍛えよう!読まれるレビューの書き方3選|電子書籍出版までの手引き#2
きむっちです。
「前回の記事で超初心者からの抜け出し方がわかったけど、電子書籍に向けた文章の鍛え方がわからない」と思ったことがありませんか。
そんなときにおすすめなのが書籍のレビューになります。
この記事では、次の3点について紹介していきます。
● レビューを書く方がいい理由
● 読まれるレビューの書き方
● 書くときの注意点
この点を意識していくことで読まれる文章の書き方が自然と身につくようになりますよ。
【この記事を読んでいただく前に】
この記事を読んでいただく前に、
前回の記事(#1)を読んでいただくことをおすすめします。
この記事を読んでいただく前に、
100文字程度の文章から書くコツを身につけていきましょう。
レビューを書く方がいい理由
書籍のレビュー記事を書いた方がいい理由として、次の点があります。
● 本を読むことで本を書くときの参考になる
● レビューとしてアウトプットすることで
本の内容が定着しやすくなる
● 端的に伝わる方法がわかる。
読書感想文でもいいのですが、感想文だと自分目線の文章になりがち。
一方で、書籍をAmazonでレビューする場合、他のユーザーからも見られることになります。
あなたが書いたレビューを通じて共感が得られると、読み手にとっても書籍の内容がスッと入ってきやすくなるからです。
読まれるレビューの書き方3選
ここからはあなた以外に読まれやすいレビューの書き方について解説していきます。
1.400文字以上を目安に書いてみる
一般的にですが、紙のビジネス系の書籍では10万文字を超えるものがほとんどです。
電子書籍だとしても、ほとんどのものが1~3万文字になります。
そのため、書籍の内容を通じて400文字以上のレビューを書くようにしてみましょう。
どうしても100文字程度だと文章の内容として薄くなってしまいがち。
電子書籍を書くステップとしても、400文字以上を繰り返す方が効果的になります。
ここで、本文の丸写しや他のレビューのコピペで作成しても仕方ありません。
あくまで、他の読み手にとって参考になることを優先にして考えてみましょう。
他の人のレビューを参考にして書き方を真似るのは問題ありません。他の書籍のレビューを参考にしてみてもよいでしょう。
2.PREP法で書いてみる
意外かもしれないですが、レビューの文章はそれほど読まれません。
しかし、最初に内容の要約を伝えることで他の読み手にとってもわかりやすい文章になり、読まれやすくなります。
電子書籍を書くにしても同じで、最後まで読んでもらうことが大切になります。
そんなときに使える文章の伝え方がPREP法になります。
ここで、PREP法というのは、
次の順番で伝えた文章になります。
【PREP法】
P:Point(主張・結論)
R:Reason(理由)
E :Example(例)
P :Point(再度の主張・結論)
つまり、
最初に結論を伝えることで
相手にとっても読みやすい文章を書くことができます。
そして、
最後に主張を繰り返すことで主張が改めてわかりやすくなるのです。
「再度の主張・結論」の箇所では読み手に対して「行動」を促してみてもよいでしょう。
ここでの「行動」とは、書籍の購入などを指しています。
会社で簡単な報告を行うときにも使える方法なんですよ。
会社の報告会でも、最後に行動を促すことでスムーズに仕事を進めることができます。
電子書籍を執筆するときには他の伝え方もあるのですが、
400文字くらいで読んでもらいやすい文章を習得するためにも、
まずはPREP法で書くことを意識してみましょう。
3.いったん批判しない
ここで、レビューを書くときに大切なのが書籍の批判をしないことです。他の書籍で明らかに批判しているレビューもありますが、批判をベースに書くと読み手にはあまりいい印象を与えません。
そのため、批判ではなく、良かった点やおすすめの点を書くようにしてみましょう。
どうしても批判的な内容を書きたいのであれば、
「初心者以外ならこんな本もおすすめ」と書いて、再度の主張で伝えてみるとよいでしょう。
【まとめ】
ここまで書いてきたことを
いったんまとめていきます。
● 400文字以上を目安に書いてみる
● PREP法で書いてみる
● いったん批判しない
ここまで書いてきたことをこなすことで、読まれるだけでなく相手に対して好印象を与えることができます。
まずは読み手によって読みやすいのかどうか意識してみましょう。
読まれるレビューの具体例
ここまで書いた内容に沿って、
読まれるレビューの具体例を書いていきます。
以下の書籍に沿って書いてみますね。
【レビューの例】
タイトル:
文章が苦手なら最初に読むべき1冊
レビュー:
≪主張≫
今まで文章が書くことが苦手だった方におすすめの1冊です。
≪理由≫
本書では平成以降に出版された文章術のベストセラー書籍100冊から選ばれて書かれています。そのため、文章術を習得するのに適しています。
≪具体例≫
文章術を習得するための具体例として、Part 1では次の7つのルールが書かれています。
1.文章はシンプルに
2.伝わる文章には「型」がある
3.文章も「見た目」が大事
4.文章は必ず「推敲」する
5.「わかりやすい言葉」を選ぶ
6.比喩・たとえ話を積極的に使う
7.接続詞を「正しく」使う
ここまで挙げた7つのルールは、一見すると誰でもこなせそうな内容に思われるかもしれません。
しかし、文章の基本をしっかり理解しておくことが大切です。
さらに本書では残り33のルールが説明されています。
それだけでなく、「悪い文章例」と「よい文章例」が盛り込まれているので、修正の仕方もわかるようになります。
今まで文章を書くことに抵抗があった方にとって良い1冊であるのは間違いないです。基本的な内容だけでなく、スキルアップにつながる内容も盛り込まれています。
その他にもコラムが盛り込まれています。意外な文章の書き方についても解決することも可能です。
そのため、本書を通じて文章術を学びなおすことで文章力が確実にアップします。
ただし、ベストセラー100冊を凝縮した1冊となります。
そのため、もっと詳しく学びたい場合には本書に書かれている書籍を参考にしてみてもよいでしょう。
≪再度の主張・結論≫
とにかく、本書を通じて文章術について改めて見直してみることが第1歩です。
レビューの文字数:
647文字(noteでの文字カウント)
【ポイント】
今回は400文字を超えてしましたが、電子書籍を書く力を付けていくためにも、なるべく文章を書く習慣を付けていきましょう。
ある程度慣れてきたら400文字に抑えて表現することをやってみるのもおすすめです。
レビューでは冗長(言いたいことがわかりにくくなる文章)になると読まれにくくなるからです。
また、書籍を通じて気づいたことがあれば、PREPの順番にこだわらずに書いてみるのもよいでしょう。
しかし、最初はPREP法の順番を意識してみるのがよいでしょう。
最後に
電子書籍を書くにあたり、どうしても文章を書く習慣を付けることが必須になります。
まずは100文字でもいいから書いてみることをおすすめします。
100文字が慣れてきたら、400文字以上を目安に書いてみることです。
少しずつでもいいから、文章を書く習慣を身につけていきましょう。
そして、電子書籍を出版できるくらいまで書く体力をつけていきましょう。
最初は電子書籍のネタが思いつかなくても大丈夫です。noteなどを通じて書くトレーニングを重ねていくだけでもネタが思いつくようになるんですよ。
まずは書くことを身につけることから始めましょう!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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