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家電【電話】の英単語・歴史・雑学|驚愕の昔の電話料金も解説

きむっちです。

電話が開局した当時の電話料金は破格の金額だったんですよ。おそらく今でもこの金額だったら、携帯電話は普及しなかっただろう金額です。

どのくらいの金額だったか、知りたくないですか。

この記事では、
家電の電話についての
英単語・歴史・雑学を紹介していきます。

この記事を読むことで、
電話が普及したしたばかりの驚くべき電話料金を知ることができますよ。

なお、
今回の記事では携帯電話については触れていません。

携帯電話については別の記事で解説しますね。

電話の歴史

【伝声管と糸電話から始まった】

電話の歴史は
伝声管(でんせいかん)と糸電話(いとでんわ)から始まりました。

● 伝声管

音声配信のひとつとして、
管を用いて物理的に音声通信を実現する伝声管がありました。

具体的にいつから使われていたのかは不明なのですが、
1672年にフランシス・ベーコンが刊行の自著で提案したことが知られています。

1782年にはフランスのDom Gautheyが行政などの分野で伝声管を使うことを科学アカデミーで提案しました。

この伝声管は今でも船舶内の音声通信で使われていますよ。

● 糸電話

糸電話は、元々は糸以外にワイヤーも使われていました。
かつては大真面目に音声通信の手段として実験・検討されていたこともあったんですよ。

19世紀後半には、糸電話で大人が使用するような製品にまでなったくらいです。

【電信も発達】

1800年の初め頃には、電信(でんしん)を使った伝達手段が発達。

ここで、電信とは、符号の送受信による電気通信のことを指しています。

この頃にモールス信号の考案などがされるようになりました。

モールス信号も符号の送受信の手段だから、わかりやすいですよね。

モールス信号はアルファベットから始まり、アメリカで使われるようになりました。

このようなことから、アメリカでのモールス信号が広まるようになったんですね。

【19世紀に電話・電気式の音声通信の登場】

このようなことから電信の実用化が大きく進むことになりました。
これに合わせて、電話の発明が行われることにもなったんですね。

この頃にはアメリカ以外でも電話の発明が加速することになりました。

電話の発明で有名な人物としてトーマスエジソンが挙げられます。エジソンはマイクロフォンを発明することで、電話の音声信号の強化に貢献したんですね。

しかし、エジソンの発明は特許化されませんでした。

スコットランド生まれのグラハム・ベルによって電話が特許化されることに。

実は、グラハム・ベルはアメリカの電話機の特許から派生させる形で様々な機器や機能に関する特許を成立させました。

エジソンやグラハム・ベル以外にも電話の開発に貢献した方がいますが、ベルの電話技術が大きな影響を与えました。

【日本の電話の歴史】

日本での電話の歴史は
グラハム・ベルが電話機を発明した14年後の1890年に、日本初になる東京~横浜間での電話サービスがはじまり。

当初の加入数は東京と横浜で200世帯くらい。
日本の首都圏でわずか200世帯と考えると、想像つかないですよね。

【電話の交換機でも一苦労】

今も昔も、電話の発信者と受信者をつなげるために「交換機」が必要になります。

電話ができたばかりの頃は「交換手」を使って、手動で回線をつなげていたんですよ。

現在では「自動交換機」によって電話がつながるようになっています。

【ダイヤルもボタンもない公衆電話が生まれる】

さきほど首都圏でもほとんど電話が普及しなかったことを解説しましたよね。

このようなことから、電話を持つことができなかった人を対象に「公衆電話」が登場しました。

公衆電話が街頭に出たのが1900年のこと。

最初に設置されたのは東京の上野・新橋の両駅構内の2か所でした。

屋外にできたのは東京・京橋(東京)のたもとに建てられたのが始まりです。

【卓上の黒電話が電話普及のきっかけ】

昭和になると、「黒電話」の元祖となる「3号自動式卓上電話機」が登場しました。

電話機は1933年に、郵便や通信を管轄していた逓信省(ていしんしょう)によって日本国内で制式化・提供開始されることになったんですよ。

【コードレスの電話に変化】

時代が進むにつれて、電話機が大きく成長を遂げました。
1985年になると黒電話以外の電話に買い替えられることになったんですね。

これをきっかけに電話機の形などが払拭されることになり、電話のデザインも豊富になりました。

これによって、電話がオシャレなインテリアのアイテムとしても取り入れられるようになったんですよ。

電話の英単語

電話は
英語で”telephone"です。

日本語ぽく表すと
「テレフォン」です。

単純に”phone"と表すこともありますよ。

【telephoneの語源】

語源としては
tele-(遠い)+ ‐phone(音)に由来します。

つまり、
遠いところに音を伝える」に由来しているんですね。

【telephoneと同じ語源の実験機器】

ここで、
”telephone”と同じ語源の実験機器があります。

それは望遠鏡です。
ここで、とんでもなく大きい望遠鏡もあるんですよ。
どんな望遠鏡なのか、知りたくないですか。

望遠鏡の記事はこちら

【telephoneの英英の意味①】

ネットの英英辞典では、
”telephone”は次のように表されています。

この英英では、「家電の1台の電話」として捉えてくださいね。

the piece of equipment that you use when you are talking to someone by telephone
「電話を通じて誰かと話すときに使う装置」
引用元:telephone(ロングマン英英辞典)

【telephoneの英英の意味②】

ここで、
「手段としての電話」を表す”telephone"の英英は
次のように表されています。

the system of communication that you use to have a conversation with someone in another place

「他の場所で誰かと会話するときに使う意思伝達のシステム」

引用元:the telephone(ロングマン英英辞典)

驚くべき昔の電話料金

ここからは
驚くべき昔の電話料金について紹介していきますね。

【現在の公衆電話での電話料金】

現在の公衆電話では電話の距離に応じて
10円で8~50秒間話すことができます。

この8秒間というのは、160km以上離れた場合の値段です。

つまり、どれだけ離れていても
5分間の電話で375円くらいなんですね。

近場だったら5分間で60円くらいでやりとりできます。

【開局当時の電話料金】

一方で、
電話が開局したばかりの電話料金は
とんでもなく高い料金でした。

電話サービスが解説したときは
なんと、5分間の電話で2,250円相当だったと言われているんですよ。

しかも、この金額は東京から横浜までの距離です。
東京駅と横浜駅の距離が約30kmなので、今の公衆電話よりも金額が大きいことがわかりますよね。

【昔の電話料金と今の電話料金の比較】

ここまで書いたことを表にしてまとめました。
こうやって表にしてみると、いかに昔の電話料金が高かったのか、わかりやすいですね。

今ではLINEやZoomなどを使うと電話料金がかからないので、
いかに昔の電話料金が高かったのか、改めて感じます。

最後に

電話ができるまで大きな苦労があったと思うと、
今の電話があることのありがたさを感じますよね。

今から20年前くらいにはポケベルがあったから公衆電話が大きく普及したのですが、今では公衆電話はかなり少なくなりました。

家での固定電話を使う方が減ってしまったのは少し残念に感じますが、電話の発展があったからこそ、今の生活のありがたさを感じますよね。

電話がかかってきたら相手のためにも電話に対応するこころがけを大切にしていきたいところです。

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