【SES業界の通例から見る】PMとPMOの違いってなんなの？

ACWEB木村です！
よく

PM募集！ベテランPMOです！！PM補佐ならできます！！

って見ますが、PMとPMOって何が違うのかってすご〜〜く理解しづらいんじゃないかなって思ってます。
クライアントさんによっても考え方違うから困るんすよ。
今日はSES業界ならではの理解のしかたにしていきたいと思います！

目次。

■ポジション
■覚え方
■最後に

■ポジション

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まずPMと言われる周りのポジションを見てみまそ。

①PM(プロジェクトマネージャー)
②PMO(プロジェクトマネジメントオフィサー)
③PdM(プロダクトマネージャー)/PO(プロダクトオーナー)
④PM/PMO補佐

■覚え方

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①PM

PJ(プロジェクト)を管理し、意思決定を行う人なのです。
ちなみにプロジェクトの枠組みは企業によって違うため、1サービスに何個もプロジェクトがあってPMがいっぱいいるケースもございます。
要件定義や顧客折衝、メンバー/進捗管理がよく必要なスキルと言われていますが、開発の経験や知見がないとそもそもPJ回せないやろと言われたり、要件定義でどこまで開発の人へ伝えなきゃいけないことをまとめられるのか、なんならソースコードのレビューや環境の構築ができるPMさんの方がそりゃ安心して任せられるため金額は高くなります。
開発知見が多いことを重要視してるとテクニカルディレクターと呼ばれる人が合うこともあります。
また、PMOポジションよりもこの開発経験が求められるケースが高いです。

②PMO

頭こんがらがるかもしれませんが、、、
前提PMOはPMの意思決定以外の業務を巻き取ってくれるポジションです。
もちろんそれ以外にも上記のようなPJを円滑に回すための交渉/調整なども含まれますが、大規模な場合PMOにもチームが生まれ上流から雑務まで振り分けられることがあります。
その上流(交渉、施策立案、プレゼン等)を担当するPMOがコンサルタントと呼ばれ、スケジュール調整や進捗管理などが後に出てくるPM/PMO補佐の業務に多いです。

③PdM/PO

最近よく聞くようになった役職です。
PMとPdMで全然違う点が、

PM=プロジェクトを管理
PdM=プロダクトを管理

はい、プロジェクトはサービスの中にいっぱいあります。
プロダクト＝サービスなので単純にその上って意味合いになります。
ですが、PdMさんにエンジニアリングをお願いすることはなく、ビジネスサイドにも強い方が指揮します。
ちなみにPdMとPO、またはプロデューサーとも言われる役職は基本同様に考えても良いでしょう。
反論を恐れずにお話しするとスクラムマスターはこのポジションに近しいため、正直開発めちゃくちゃ知らなくてもいいんです。

④PM/PMO補佐

PMOはPMさんを補佐しますが下の立場ではない(金額も低くない)
ということは大前提で覚えておきましょう。
配信メールで流れてくるPM/PMO補佐は基本的に②PMOで説明した調整/進捗管理/議事録作成をお願いさることが多いです。
もしPM補佐と記載があり、②の上流レベルが求められていたらPMOの人材を提案しましょう。
6児のパパとしてはいけすかない【容姿端麗】を求められているケースもあります。

■最後に

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流してみて欲しいですが相場感をお伝えすると
①PM
開発経験無し→開発経験有り→アーキテクトができる
　60~80万　→　80~100万  →　100~150万

②PMO
雑務(PMO補佐)→PMO
　 40~60万 　 →70~180万

③PdM/PO
小規模→大規模(大企業)
80~100万→100~200万

④PMO補佐
雑務(PMO補佐)→PM補佐(PMO)
　 40~60万  　→　70~180万

ぶっちゃけエンジニアよりも金額を読むことは難しく、言い値で対応しなくてはいけない機会も多いかもしれません。
フリーランスさんにもし一度150万で稼働したからそれ以下は嫌ですと言われたら、
こう伝えてみてください。

「実際の面談で業務のレベルやボリュームなどを聞いてみて貰えないでしょうか。どのような業務の中でどんなメンバーがいて、どこまで自身が対応するべき範囲で、どのような障壁があり、どこまで期限やクオリティを担保しなくてはならないというゴールがあるか。ここら辺を聞くことが出来れば予算を上げられるかもしれません。」

面談後に交渉しなくてはならないかと存じますが、フリーランスとして自身の金額を交渉しなければならない身分の方々へ業界の通例を理解してもらいつつ、自身のキャリアと案件のレベルを判断してもらいましょう。
これで参画して貰えたならばあなたはその人から見たかけがえのないエージェントになれるはずです！