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非効率な学びが生む豊かさ

仕事をする上では、「効率的な学び」が非常に重要視されていると思います。仕事での困りごとを効率的な方法で解決し、すぐに次の課題に取り組んでいく。確かにこれらは大切なことかもしれませんが、効率的な仕事のための学びが学びの全てではありません。
仕事には直結しない学び、つまり役に立つだけでない学びをすることは、自分の内面を充実させることにつながるじゃないかと最近考えています。

仕事の学びと個人の学びの違い

普段の仕事では、アウトプットをして足りないところをインプットして学び、課題解決を進めていくという効率性に焦点が当てられます。学生の時の「これは何の役に立つんだろう?」と疑問に感じながらもインプットしようともがいていた頃とは大違いです。
アウトプット→インプットで実践していくから無駄がない学びができます。
けれどもこれって、とっても忙しい感じ。ふーっと息つく瞬間がないんです。

一方で、個人的な興味や好奇心から来る学びは、その過程自体が目的になり得ます。こうした学びは、即座の成果を求めるのではなく、長期的な視点で見た時の内面の豊かさを求めるものだと思うので、忙しなさを感じさせません。

好奇心を起点に学ぶこと

仕事以外で、僕の好奇心がどこにあるかと考えてみました。
いまは、子どもの成長を観察し、その過程で「できるようになる」ということがどうゆうことなのかにすごく興味を持っているなと感じます。
これは認知科学や心理学、バイオメカニクスなんかを学ぶことで、子どもの発達過程やその動きのメカニズムを理解することができるなと考えると、ワクワクしていろんな専門書を読んでみたいと思います。

こうやって仕事とは直結しない学びをすることは、僕にとって非常に充実した時間をもたらします。効率を求めずに好奇心のおもむくままに学ぶことで自身の内面を充実させる。人生をより豊かにする学びができるんじゃないかと思います。

仕事における効率性を重視した学びも大切でしょう。

しかし、仕事=自分ではありませんし、職業=僕ではないので、仕事とは関係のないところでの非効率な学びを実践することで豊かさを手に入れたいなと思っています。

今日の考える終わります。

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