見出し画像

「時間」とうまく付き合うには

2022年もあと2週間あまりとなりました。
12月はほんとうに時間のたつのが速いですね。

いつもと同じ24時間
いつもと同じ1週間
いつもと同じ1ヶ月


であるはずなのに、なぜか速く感じてしまう。

時間ってフシギですよね。

時計で計る時間という意味では、時間は常に一定です。

当然ですよね。
一定なるように時計が作られ、それに合わせて社会が動いているんですから。

でも、わたしたちが感じる時の流れは決して一定じゃない
これは誰もが体験して知っていることです。

楽しい時間はあっという間に過ぎる

イヤな時間はノロノロとしか進まない

試験時間は瞬く間に過ぎる

ぼうっとしていると思いがけず時間がたっている

何かを待っているときには時計の進みが遅い

物理的な時間のスピードは変わらないけれど、わたしたちが感じる時間のスピードは、心の状態や意識の状態によって違ってきます。

時計で計る時間は社会的な必要性で生まれたものです。
暦もそうですね。

これは決められた法則で刻まれないと役に立ちません。

個人の都合で速くしたり遅くしたりすることはできません。
つまり自分の外の世界で流れている時間です。
 

一方、私たちが感じる時間の流れは、個人の体験や認知の中に存在します。

時計が外的時間ならばこちらは「内的時間」です。

そしてこの時間には実は「現在」しか存在していません。

なぜなら、私たちは、今ここのこの瞬間しか認知することができないから。

内的時間においては、過去とは、すでに体験された記憶です。
未来は、まだ体験されていない可能性です。

だからそれは、外的時間のように一直線上に整然と並んでいるものではありません。
数字のとおりに順番に進むわけでもありません。

内的時間では、過去の記憶はすべてが平面的同時に存在しています。
そして未来は存在すらしていない。

2023年1月1日という日付の意味を理解することはできても、それを今「体験」することはできませんから。

心で感じる内的時間と、時計や暦で計られる外的時間には、なんの関係もないんです。

つまり言うなれば、時間は二つある、ということ。
そして、この二つの時間はまったく異質なものです。

それなのにどちらのことも「時間」という同じ呼び方をしているから混乱するのかもしれませんね。

でも、その違いを知っていれば、この摩訶不思議でままならない「時間」と、もっと上手に付き合っていけそうな気がしませんか?

・ ・ ・

・ ・ ・

日々を満たされて生きるために、誰にでもできるささやかな幸せ習慣。

・ ・ ・

この記事を読んで、いいなと思ったり、参考になったり、感じるところがありましたら、スキ💖してみてね。

コメントなどいただけると、さらに嬉しいです😊
お気軽にどうぞ。

もし記事がお役に立ったなら、サポートいただけるとありがたいです。 頂いたお気持ちは、活動継続のために活用させていただきます。