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感情の底なし沼から抜け出して幸せに生きる方法

感情と幸せの関係を脳の働きから考えてみます

 
たとえ楽しくなくても、笑顔を作ったり、声に出して笑うと、脳は楽しいと感じます。(筋肉反射的なのか?)

いぇ~い!な気分ですね (^^)

・ ・ ・

では――

「ありがとう」と言い続けるとどうなるでしょうか?

 
なぜか身も心も満たされて温かく幸せな気持ちになります。

これホントですよ。

ウソだ!と思ったあなた。試しにやってみましょう。

何かに対して感謝するのではなくて、何も考えずにただ「ありがとう」という言葉を声に出して何度も言ってみてください。

最初はちょっと照れくさいと感じるかもしれませんね。
それでも繰り返し声に出して言い続けてみてください。
そして、身体の感覚、ハートの感覚に意識を向けます。

どうですか?
何かが変わっていくのを感じませんか?

なにか温かなものが胸の奥からあふれ出てくるような、そんな感じがしませんか?

これが「ありがとう」という言葉の持つ「ことだまパワー」かもしれませんね。

・ ・ ・

「楽しい」の対岸には「つまらない」があります。

 
プラスとマイナス。光と闇
のような関係です。

わたしたちはどちらかの状態にいます。
両方同時に二つの感情を感じることはできませんから。

ということは、夜があって昼があるように「楽しい」と「つまらない」は車輪が回るように繰り返し切り替わっていくもの、と考えることが出来ます。
 

つまり、どちらも一時の状態であって、不変なものでも安定した資質でもないということです。そうであるのが自然です。

常に「たのしい!」「わ~い!」では疲れちゃいます (;'∀')
つまらない時間も必要だと思うのです。

闇があるから光が輝くように、つまらないこと・つまらない時間があるから、楽しいこと・楽しい時間が喜びとともに輝きます。

「たのしい」ことを力いっぱい楽しめるのは「つまらない」があってこそです。

・ ・ ・

なぜなら――

脳はとにかく飽きっぽいのです。

 
どんなに楽しいことでも、どんなにスゴイごちそうでも、それがずっと続いたら………脳はすぐに飽きてしまいます。
脳はそういうものです。

脳って、変わることをイヤがるくせに、変化するものにワクワクするんです。なんともわがまま勝手なヤツですね(笑)
 

毎日ご馳走を食べていたら、それが当たり前になって、おいしいとも思わなくなります。(経験したことないから、あくまで推測ですが。ははは)

そんな時にですよ。もしシンプルなお茶漬けが出てきたら?
素朴なおにぎりが出てきたら?

ああ、やっぱりこういうご飯が一番だよ~!
日本人に生まれてよかった~!
って、なりませんかね?

人間なんて、そんなもんです(^^)

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「楽しい」感情です。そして、

感情は持続しません。

 
脳科学的に言うと、本当に新鮮な感情が起きている時間というのは ”わずか90秒” なのだそうです!
90秒ですよ、90秒。
あっという間に過ぎ去ってしまう長さです。

その後は、それを脳内で反芻して、感情の体験の記憶を繰り返しているにすぎません。
それが感情の仕組みです。

華やかに打ち上げられて夜空を彩る花火のようなものです。
美しいけれど束の間。
見る見るうちに燃え尽きて闇に戻ります。

感情とは、言うならば、束の間の夢のようなもの。
瞬く間に消えていく虹のようなものです。
それは一時の体験にすぎません。

だから感情にフォーカスしてそれを執拗に追い求めると決して満たされることのない底なし沼に堕ちます。どぼ~ん!

・ ・ ・

では――

「幸せ」はどうでしょう?

 
幸せは心に感じるものですが、感情とは異なります。
それはそうである心の状態・在り様だということができます。

「幸せ」の対義語は「不幸」ですが、不幸とは文字通り「幸せではない」という意味ですよね?

つまり幸せとは、そうであるか、そうでないか、です。
そのようであることを選ぶかどうか、という言い方もできます。

「楽しいvsつまらない」の関係とは別の次元です。
プラスとマイナスの二つのバランスで成り立つものではないということです。

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「幸せ」は、それ単独で存在する心の状態です。

 
だから常にずっと変わらず幸せであり続けることができます。
感情とは違って、そうであることを、意識的に選択することが出来ます。

そして、幸せであることに「飽きる」ことはありません。
一時の感情の花火ではないから「幸せ」が消えてしまうこともありません。
(あなたがそれを消さない限りは)

「幸せ」はつねにひそやかに穏やかに、ずっとそうあり続けることができる心の在り様です。

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感情を味わうことは命の躍動です。

幸せであり続けることは魂の選択です。

 
だから、悲しいことがあっても、苦しいことがあっても、幸せであり続けることが可能なのです。

それが「幸せ」の本当の姿です。

「ありがとう」は心を「幸せ」の状態に調えてくれるパワフルな言葉なのですね。

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日々を満たされて生きるために、いまわたしから始めるささやかな幸せ活動。

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