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人と違った写真撮りたくない? 〜機材編〜

こんにちは! ディズニーで写真撮るのが好きなkimiです!!


皆さんいかがお過ごしでしょうか? 


さて!
こちらは前回の記事の続編になります!! 
いよいよ本題って感じの内容を書いていこうと思います!!
(後半の方に私の使ってる機材と作例が載ってるので、良ければ最後まで見てね☆)


その前に少しおさらいです。

人と違った写真ってどんな写真だったか覚えてますか?



そうです。希少性のある写真でしたね。(私が勝手に定義してるだけ笑)

そしてどうしたら希少性のある写真が撮れるかというと…



はい!そこの君! 答えてください!



「偶然撮れるレアな事象を捉えるか、突飛なアイディアで狙った希少性を必然的に生み出すか… です!」


その通り! よく記憶出来ていますね。


偶然レアな事象に出会うことは教えることが出来ないので…

この記事では偶然ではなく必然的に人と違った写真を生み出すために必要な「アイディア」を養うためのポイントを書いていきます。



早速目次です!!


目次
1. 希少性
 1.1 偶然
 1.2 必然     
2. マイノリティになるには
 2.1 準備(装備)                     (今回はここまで)

 2.2 撮影
 2.3 レタッチ
3. アイディアを得るには
4. 最後に


2.マイノリティになるには


前回の記事の最後の方に、写真に関しての知識が3つのフェーズに分かれていると言いました。

・撮影前(ロケーション・機材)
・撮影中(撮影技術)
・撮影後(レタッチ)

写真は基本3つのフェーズを経るので、それぞれのフェーズでの知識が多ければ多いほど、色々な作品を生み出すことが出来ます。(掛け算みたいな感じですかね🤔)

マイノリティになるにはその知識の組み合わせ方が他の人のそれとは異っている必要があります。


例えば

スマホ(機材) × ただ撮るだけ(撮影技術) × アプリのフィルター(レタッチ)

上記の組み合わせで撮った写真は人と違う写真になるでしょうか?


珍しい場所(構図)で撮れば、マイノリティな写真になるかもしれないですが、今の時代なかなかそういう場所って少ないですよね…


人と違う写真を撮りたいなら、この掛け算の項を変えてあげれば良いんです。


人とは違う機材で、人とは違う撮影技法を用いて撮影し、人とは違うレタッチを施した写真は、マイノリティな作品になるはずです。

ここでいう「人とは違う」は全く違う必要はないんです。少数派の方法を掛け合わせれば、その組み合わせは更に希少なものになります。


さて、説明が長くなりましたが、ここから人と同じことが嫌いな変人の私が撮った、人とは違うと勝手に思ってる作品(笑)を例に、世の中にはどんな機材があって、どんな撮影技術があって、どのようなレタッチの手法があるのかを紹介していきます! 
詳しくは記載しないので気になったものは自分で調べてみてください!! (何事も主体的に行動することは大事💪)



本noteではまず機材(装備)に付いて書いていきます!


機材と一口に言っても、ボディ、レンズ、フィルター、ストロボ…etcなど色々あります。

私はストロボのこと殆ど知らないので、ここではボディ、レンズ、フィルターについて語っていきます。


まずはボディについて

世の中のカメラボディにはどんなものがあるのでしょうか?
あなたのカメラは何ですか??


・フィルムカメラ?デジタルカメラ?
・一眼?二眼?
・レフ機?ミラーレス?
・センサーサイズは?(m4/3, apsc, フルサイズ, 中判…etc)
・センサーのメーカーは?
・性能は?(画素数、手ブレ補正、AF性能…etc)


上記に挙げたもの以外にも色々な違いがあります。
この中で写真に大きく関わってくるのは、性能だと私は思っています。


特に手ブレ補正はディズニーで風景撮るには重要な要素だと思ってます。ディズニーでは三脚が使用出来ないのでカメラを固定するところが、ゴミ箱の上とか柵の上とか限られてきます。

夜の写真は大体シャッター速度を下げるかと思うのですが、そうすると手ブレしてしまいますよね?手ブレしないようにするにはどこかに固定する必要があるのですが、置く場所が限られるので、みんな同じような構図になってしまう…というわけです。

手ブレ補正が強力だと手持ちで1秒とかいけちゃうので、構図に縛られることがなくなったりします。(ノイズ許容出来る人はISO上げれば良いですし、機材によっては高感度に強くノイズが入りにくいものもあったりします。)


後は連写性能・AF性能なんかは動きものを撮る上では欠かせない要素ですよね。



性能以外だと、そもそも特殊なカメラを使えば、人とは違う写真が撮れます。

例えば、360度カメラとか赤外線カメラとかドローンとか、そういう選択肢もあったりします。


表現したい世界に合わせて、ボディを選択するのはとても大事なことだと思います。

ちなみに私は普通のデジタル一眼しか使ったことないですが、PentaxやFujifilm、Panasonic、Olympusといったメインストリームではない(ニッチなという意味で褒め言葉です)メーカーのカメラしか使ったことがありません…笑

自分でも「人と違うこと」に囚われ過ぎてると感じております笑





次!! レンズ!!

世の中には色々なレンズがあります。


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さぁこの写真何がマイノリティーでしょうか?

まぁ正直そこまでマイノリティーではないのですが、こういうところも気にすると面白いよ。という意味で載せてます。笑


この写真は
smc Pentax FA☆ 24mm f2というレンズで撮りました。
何が特徴的かというと光芒ですね。レンズの絞り羽根が8枚の構造なので、絞った際に美しい光芒が出てきます。

最近は絞り羽根の多いレンズが主流?で、絞った際に出るウニ光と呼ばれるようなトゲトゲした光芒をよく見るので、こういう光芒は少し新鮮なんじゃないでしょうか??




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次にこの写真。ゴーストが美しく写るレンズで撮りました。(フレア:白く靄がかかるような現象、ゴースト:光の反射が写真に映り込む現象)

この写真は
Voigtlander NOKTON Classic 35mm f1.4 SC
というレンズで撮りました。オールドレンズではありません。

最後に付いているSCはSingle Coatingの略で、これが味噌になっています。
現代のレンズはMC(Multi Coating)処理が施されており、逆光耐性がとても強いので、ゴーストだったりフレアが映りづらくなっています。

オールドレンズは大体シングルコーティングなので、逆光に弱くゴーストとかフレアが出やすいのです。


オールドレンズは種類が豊富で、ものによってゴーストの映り方も様々なので、色々探してみるのも面白いですね。





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次にこの写真。
meyer optik trioplan 100mm f2.8 というオールドレンズで撮りました。

ボケをよく見て下さい。シャボン玉みたいになっていますよね?
これはシャボンボケとかバブルボケとかってよく言われています。

エッジの効いた玉ボケは他のレンズでは出すことが出来ない代物で、他の人とは違う写真にするための一つのアイディアになり得ますね。(他にもバブルボケのレンズは探せばチラホラ出てくるので調べてみてください!バブル以外にもボケの形が円形じゃないものもあったりします😎)



この他にも変わったレンズは沢山あります。

魚眼やマクロは割とメジャーですが、使いこなすのは難しいので、極めれば人と違う素敵な写真が撮れるかと思います。
他にもティルトシフトレンズといった建築物の水平垂直を補正(?)出来るレンズとか、面白いレンズは世の中には沢山あります。

人と違う写真が撮りたい人は、「レンズ」というアプローチでマイノリティになるのも一つの選択肢ですね。



レンズの次はフィルター!

フィルターも沢山種類があり、フィルターを使わないと表現出来ない描写もあります。


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例えばこの写真。フィルター無しでは撮ることが出来ません。

なんででしょうか??



ポイントは「青空であること」と「水が流れていること」です。

青空を青空で撮ることはそのまま?撮れば良いので簡単ですよね?

では水を流すためには、どうすれば良いでしょうか??



次項の撮影技術にも絡んでくるのですが、シャッターを長い時間開いて撮る(シャッター速度を遅くする)長時間露光という撮影をしなければなりません。

シャッター速度を遅くするとどうなりますか??


そうです。写真が明るくなります。


この写真はシャッター速度20秒くらいだったかと思うんですけど、普通に昼間にシャッター速度20秒とかで撮ったらどうなると思いますか?



爆発します…笑(明るすぎて真っ白になります。)


暗くするためにF値をめちゃくちゃ上げてISOを下げればいいのですが、それでも昼間のシャッター速度数十秒の明るさは凄まじくカバー出来ません。
※F値上げすぎると回折現象が起こり画質劣化に繋がったり、センサーやレンズに付いたゴミが写り込みやすくなってしまいます


そのためにフィルターが存在します。

今回使用したのはND 1000というフィルターで、明るさを10段階分下げることが出来ます。(NDフィルターも沢山種類があってどれくらい暗くできるかわ選ぶことが可能です。)

ファインダーを覗いても真っ黒になるくらい暗くなるのですが、長時間露光をすると明るが丁度良く調整出来、上の画像のような写真を撮ることが出来ます。




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次にこの写真。

Black Mist 1/4 というフィルターを使って撮りました。

光の周りがほわほわっと滲むのがこのフィルターの特徴で、映画のワンシーンのようなエモい感じの写真を撮ることが出来ます。

またソフトフィルター(全体をソフトな写りにする)のとは違い、白くもやっとなりにくいのがこのフィルターの良いところだと思っています。


例に挙げた以外にも
CPLフィルター(光の反射を抑えて、ガラスの写り込みを抑えたり、水中を写せたり、空の発色を良くしたり…)やクロスフィルター(光源をキラキラに出来る(語彙力…笑))、エンハンサーフィルター(特定の色を強調させる)…etc
沢山種類があります。

レタッチでは再現出来ない、物理的(光学的?)な変化をもたらしてくれるフィルターも上手く使いこなせば、人とは違う素敵な作品を作り出せるんじゃないでしょうか?




いかがでしたか??

新しい知識を得ることが出来たでしょうか?

記事の中では一つ一つ詳しく書いていないので、是非調べてみてください!

知らないと知ってるじゃ天地の差です。知らないことは出来ません。

是非新たなに得た知識を活かして、オリジナリティのある写真撮ってみてください!


次回は撮影技術に関してです。今回の機材と絡んでくる部分も多いので、合わせて見ていただければと思います。


最後までこんなくっそ長い文章読んで頂きありがとうございました!!

それでは良い写真ライフを!✌️

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