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【鬼滅の刃】鬼👹は本当に悪者なのだろうか?【現代の我々こそ、実は鬼である】


普段は鬼滅の刃✖経営で記事を書いている当会ですが、ちょっと変わり種として、
「鬼滅の刃に出てくる鬼(無惨)は、本当に悪者なのだろうか?」というテーマで記載いたします。

色々な視点から世界を見れれば見れる程、我々は様々な選択肢を獲得できます。
こんな視点もあるのかと、読者の皆様に楽しんでいただけるのであれば、嬉しく思います。

鬼(無惨)は何がしたかった?

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最初は「果たして無惨は、結局何がしたかったのだろうか?」という問いから始めてみたいと思います。

一言で言えば、「無惨は生きたかった(生き続けたかった)」という事だと、筆者は解釈しています。

平安時代に生まれ、病弱で二十歳になる前に死ぬと言われていた無惨は、医者の薬により偶然鬼としての体質を獲得しました。
しかし、無惨は日光に当たれば死んでしまう。
無惨は完全な不死身となるため、その肝となる青い彼岸花と太陽を克服できる体質の者を探すことの二つを最優先としてきました。

鬼滅の刃単行本15巻において無惨は
「これでもう青い彼岸花を探す必要もない クククッ 永かった…!!しかしこの為 この為に千年増やしたくもない同類を増やし続けたのだ」
と言っています。

つまり、無惨は生きる(生き続ける)ために、これまで活動をしてきたのです。

この無惨に対して、生きることに執着していて浅ましいと思うのでしょうか。それとも、自分が生きるために他者を殺して回ることは、命を冒涜していると思うでしょうか。

ですが、、、これ、実は我々人類も、今実施していることではないでしょうか?


我々人類は今何をしている?

今、人類は、科学、技術が進化し、自らの寿命を延ばすために新たな扉を開こうとしています。細胞培養からの臓器培養技術が進化すれば、我々人類は古くなった臓器を、自分の細胞から培養した臓器と取り換え移植し、更に永く生きる事が可能になるようです。
色々な意見があるようですが、21世紀のうちには、なんらか実用化するとの見方が多いようです。
自らが永く生きるという事に向けて、我々人類は並々ならぬ熱意を傾け続けており、人類にとっての「青い彼岸花」を正に開発しようとしています。

また、自分が生きるために他者を殺して回ることについて考察してみましょう。
我々人類は、家畜を育成し、日常的にその肉を食べています。
無惨は自分が生きるために人を殺す。我々人類は、自分が生きるために、人類以外の家畜を殺す。
生き物を殺すという意味では、人類も、無惨同様同じく罪深い行為を重ねているのかもしれません。

人の倫理観、価値観は歴史の流れと共に変わりゆくものです。
今は、家畜を食べるという事は、当たり前の事と思われていますが、今から数百年後の未来、培養肉を食べる事がもしも当たり前になれば、
「昔は生き物を家畜として飼い、殺して食べていたとは、、、なんと野蛮な時代があったものだ」
という価値観になるかもしれません。
(今、菜食主義者の方も、少しずつ増えていますが、これは人類の価値観が少しずつ変化していく兆しなのかもしれません)

無惨が必死に独善的に自らの生を求めたように、現代の我々人類も同じことをしているのかもしれません。

当記事のまとめ

鬼滅の刃の世界で、悪の権化とも思われている無惨。
しかし、「自らの生を求める」という観点からすれば、もしかすると、今、我々人類も、無惨と同じように、自分が永く生きるために、なりふり構わず、他の生命を犠牲にするという事をしているのかもしれません。
独善的な偽善に陥らないよう、戒めとして、「自分自身が無惨のような「鬼」かもしれない」という気持ちを、頭の片隅に置くことは重要ではないでしょうか。


【最後に】


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