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繋がる不思議

まだまだ捨てたもんじゃない話

facebookからはじまる

私の目標のひとつに「すべての島に水泳指導を」があります。
スイミングスクールのないエリアの人々に水泳指導を届けたい。
そこには水泳の普及や水難事故防止への思いがあります。

起業して程なく、私はさまざまな離島へ問い合わせました。
当然、いきなり受け入れてくれるような自治体などなく。
返信すら帰ってこない自治体のほうが多かったのが現状です。

なんでもそうでしょう。
前例のない話に対して厳しいのは当然です。
まして、興味・関心の薄い水泳後進県。
さらにナイチャー(県外出身者)からの打診。
すんなり動いてもらえるはずなどありません。

でも、Facebookに島のなんでも相談室というグループがありまして。
物は試しだと思い立ち、管理人さまに承認して頂き投稿してみました。

こんな内容です。
石垣市内の公共プールなど既存施設ではスイミングレッスンを行っていますでしょうか?
経験豊富な指導者が安全で楽しいレッスンをスイミングスクールのないエリアまで出張で提供できないか思案中です。

すると、何時間もしない間にコメントがつき。
DMを何件か頂きました。
そのメッセージに従って連絡を取ってみると、あれよあれよと繋がり。
なんとなく道標が示されていったんです。

会ったことのある方はひとりもいません。
共通の知り合いすらいません。
こんなことってあるんだなぁ。と、正直思いました。

ネクストステップへ

結局、島のスポーツクラブから、公共施設へ繋がって。
公共施設から行政に繋がって。
行政から回答があって。
なんといきなり検討して頂けるという回答を頂けました。

予算の問題もあるので今すぐにということではないですが。
それでも、私の内容を受け入れて頂いたことが第一歩。
そして、予算の都合をつける段階でご検討頂けることが次の一歩。
もういったい誰に感謝申し上げていいのか分からない。
驚きというかなんというか。

「何もやらないよりも、やったほうが得だ。
四の五の言って動かない人たちをいちいち構っていられないよ」
この言葉の通りでした。

動いてみることで、何万人も味方にならなかったかもしれない。
でも、ひとりでも味方がつくだけで世界が広がる。
プラス1ってものすごく大きいなぁと実感することができました。

内容が認められ、開催することができたら最高だなぁ。
今はそんな想いでいっぱいです。

感謝の思いを指導で返す

たかがSNS、されどSNS。です。
たったひとつのFacebookグループに投稿しただけで道ができた。
いくつかのコメントからその道を歩き出した。

スルーされ、何も生み出さない投稿だったかもしれない。
その言葉たちを拾ってくれたことにThank youを言いたくて。
そのグループには心からの感謝を再度投稿いたしました。

応援してくださるメッセージも頂きました。
なんと「いつ教室やりますか?息子を参加させたいです!」
というDMまで届きました。

嬉しいなぁ。
会ったこともない、どんな指導者かもわからないのに。
こんなふうに必要としてくださるメッセージに勇気をもらいます。
今すぐ飛行機に飛び乗って教えに行ってあげたい!
そんな想いです。
ありがとうございます。

感謝の思いは、いつか必ず指導でお返しできるよう
今後も頑張ってまいります。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
最後までありがとうございました。
また連絡します。

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