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書類選考編

この記事では、私が書類選考で提出した計画書を公開します。

現行のモノと違うところもあると思いますが、トビタテに合格したいと思っている方の参考になれば幸いです。

個人的アドバイス:言葉を響かせる

1点だけ、私が書類を書いた際に気を付けたことを書かせてもらいます。

それは、「トビタテ生が公開している計画書を出来るだけ多く読んで、”響く言葉”を身に付ける」ことです。

例えば、「~という経験をしました。」と書くと、普通だし、印象が薄い。そうではなく、「~という得難い経験をしました。」と書くと、凄さが出ませんか?笑

「情報を発信します」と書くより、「情報を積極的に発信します」と書くと、やる気が伝わりませんか?笑

書類選考では何千通という膨大な数が送られてきて、それらを審査員の方は一つ一つ読むことになるので、インパクトを残せる文章を書くのが大事だと考えていました。

My 計画書公開!

以下、私の留学計画書です☟
(引用の所に、自分なりの”響く言葉”を抜き出しました。)

『過去の海外経験 255字以内』

2014年9月に熊本大学のドイツ短期海外研修プログラム「フライブルク研修(3週間)」に参加し、主体的な活動を行った。研修前に「森の幼稚園」という「森の中で子ども達を育てる、日本では珍しい教育施設」でのインターンシップを自ら企画し、ドイツ人教員のサポートを得ながら、それを実現した。実習中は一緒に遊ぶ楽しさや喜怒哀楽を積極的に表現し、交流の機会を作った。その甲斐があり、子ども達との言葉の壁をものともせず、子ども達と木登り・鬼ごっこ等で遊び、言葉ではなく表情や感情によって互いに通じ合うという得難い経験をした。

・積極的に表現し
・得難い
経験をした。

『留学計画のタイトル 65字以内』

「可愛い子には『森』に行かせよ!?」 ~ドイツの「森の幼稚園」で、子ども達がイキイキ遊び、逞しく成長する方法に密着‼~

・「可愛い子には『』に行かせよ!?」←結構うまくないですか?笑
密着‼←テレビのタイトルぽくして、親近感を演出したつもり…

『留学計画の目的と概要(実践活動部分には、下線をひいてください)1000字以内』

私の夢は「日本の未来ある子ども達がイキイキと遊び、逞しく育つサポートをすること」である。それを実現する場所として北欧発祥の「森の幼稚園」、つまり「森の中で、家庭と地域と協力して子ども達を育てる幼稚園」こそが、最も相応しいと私は考える。

2014年9月に森の幼稚園による教育が盛んなドイツの中でも、黒い森という森林環境に恵まれ、森の幼稚園が一番多い州に位置するフライブルクへ留学した。私は子ども達を「イキイキと遊ばせ、逞しい育ち」に導く森の幼稚園を既に知っていたため、実際にそれを体験したいと思い、ある森の幼稚園でインターンシップを行った。その際に、森という開放的な空間の中で、園舎を持たずに1日中、森の中にある物を自由自在に使い、主体的かつ創造的にイキイキと子ども達が遊んでいること、森という常に危険と隣り合わせの環境の中で、先生1人当たりに異年齢の子ども達5人という少人数体制を作り、友達と協力する大切さや定めたルールを守る重要性を学んだ子ども達が逞しく育っていくこと、これらに私は大きな感銘を受け、更に森の幼稚園を深く知りたいという志を持った。

そこで本留学は、交換留学先であるドイツのボン大学で教育学関連の講義を重点的に受講し、ドイツの教育について知識を深めることと並行して、ボンから電車で30分程度の通学通勤圏内にあるケルンの、ヴァルツヴェルゲ森の幼稚園にて1年間のインターンシップを行う。その実習を通じて、極短期の実習だけでは分かり得なかった森の幼稚園を実際に体験する。また、以下の3つを実地に学び、日本で森の幼稚園を広める際に役立つ、貴重な調査結果として役立てる。

➀森という四季によって様々な姿を見せる空間での、春夏秋冬に合わせた子ども達への教育方法。雨の日でも子ども達を森で遊ばせる森の幼稚園で、実際に実施されている多様な遊びを学ぶ。
➁家庭と森の幼稚園の関係。どんな家庭が森の幼稚園を支持するのか、また、危険な森の中で子ども達を育てることへの考えや森の幼稚園の教育へ積極的に協力する理由等を、アンケートやインタビューで明らかにする。
➂地域と森の幼稚園の関係。地域社会との交流を重視している森の幼稚園は、森で遊ぶ以外にも、地域の人々と交流したり、街を見学したりする。それらの地域を巻き込む活動を学ぶ。それに加えて、ドイツにおける森の幼稚園の認可制度、運営方法も現地で調査して学ぶ。

大きな感銘を受け
・更に森の幼稚園を深く知りたいというを持った。
・教育学関連の講義を重点的に受講し
極短期の実習
貴重な調査結果
・実際に実施されている多様な遊びを学ぶ。
・インタビューで明らかにする

『申請コース選択の理由 255文字以内』

幼児期とは、家族と離れて初めて赤の他人と社会生活を始める時期である。それは、他人と関わり続けることで成り立っていく、子ども達のこれからの人生にとって、最も大きな影響を与える時期と言ってよい。森の幼稚園を通じて、家庭や地域と協力して作り上げた安心の連帯感の中で子ども達が「イキイキと遊び、逞しく育つ」サポートをしたいという志が私にはある。本留学を通じてその方法を学び、将来この志を実現し、生き生きした子ども達を輩出することで幼児教育の分野から、日本社会に貢献したいと考え、多様性人材コースを選択した。

最も大きな影響を与える時期
・サポートをしたいという
・将来このを実現し、生き生きした子ども達を輩出することで幼児教育の分野から、日本社会に貢献したい

『留学先を書く欄』

Waldzwerge  https://waldzwerge.de/
2017年4月~2018年3月:四季に即して色鮮やかな姿を見せる森の中で、春夏秋冬に合わせた遊びを体験し、子ども達が「イキイキと遊びと逞しく育つ」方法を学ぶ。
2017年4月~2017年9月:地域社会との交流を重視している森の幼稚園において、地域の人々との交流や街の見学といった、地域を巻き込む活動を体験する。それに加えて、ドイツにおける森の幼稚園の認可制度や運営方法等を現地で調査し、それらの実態を学ぶ。
2017年9月~2018年3月:森の幼稚園に子どもを通わせている家庭にドイツ語でアンケートやインタビューを実施し、どんな家庭が森の幼稚園を支持するのか、また、危険な森の中で子ども達を育てることへの考えや森の幼稚園の教育へ積極的に協力する理由等を明らかにする。
*平日の午前から午後までインターンシップを行う。
*インターンシップはボン大学交換留学と並行して行う。
*ボン大学の学生寮から電車で約30分移動し、ヴァルツヴェルゲ森の幼稚園に通う。
 

The University of Bonn  https://www.uni-bonn.de/
*インターンシップを終えた午後に講義を受講する
2017年4月~2018年3月:日本語学科の学生と積極的に交流し、彼らを巻き込んで、「タンデム(互いの母国語を教え合うグループ活動)」や日本とドイツの文化体験等を企画し、実行する。
2017年4月~2017年9月:日本語学科の講義にオブザーバー的立ち位置として参加し、ドイツ語と日本語について相互的な理解を図る。
2017年10月~2018年3月:教育学関連の講義を受講し、ドイツにおける教育の歴史や教育方法、教育についての考え方等について知識を深める。
2017年10月~2018年3月:移民国家のドイツにおいて、様々な背景を持つ人達とうまく交流するために移民問題に関する講義を受講し、移民の歴史的な背景やドイツの移民に関する現状を学ぶ。
2017年11月:留学開始半年後に、ドイツ語が上達したことを客観的に示すことを目的に、ドイツの大学に入学できるドイツ語能力を証明するTestDaFを受験する。

積極的に交流し
・ドイツ語が上達したことを客観的に示すことを目的に

『学修の成果及びその測定方法 400字以内』

➀1年間の実習で、子ども達が森の幼稚園で「イキイキ遊び、逞しく育つ」方法を学ぶ。また家庭との信頼関係の築き方や地域を巻き込む活動も学ぶ。その実習で得た経験と知識を生かし、「森の幼稚園の教育方法」をテーマにした卒業論文をドイツ語で執筆し、教員からの評価を受ける。②日常的なドイツ語能力の向上に加えて、ドイツ語圏の人々に特有の論理的な考え方や建設的な議論の仕方を学び、ドイツ語による対話力を高める。本留学によってドイツ語が上達したことを客観的に示す手段として、ドイツの大学に入学できるドイツ語能力を証明するTestDafに合格する。また、独語検定1級やドイツ語通訳案内士の資格を取得する。③移民国家のドイツで国籍の垣根を越えた交流を行い、異文化の知識を深める。SNSを舞台に異文化交流を綴ったブログをドイツ語で発信し、ドイツで知り合った人達と地理的・時間的距離を取り払った、生産的な議論や情報交換を行う。

・ドイツ語圏の人々に特有の論理的な考え方や建設的な議論の仕方を学び、
・移民国家のドイツで国籍の垣根を越えた交流を行い、
・SNSを舞台に異文化交流を綴ったブログをドイツ語で発信し、
・ドイツで知り合った人達と地理的・時間的距離を取り払った、生産的な議論や情報交換を行う。

『期待できる学修・実践活動の成果の活用 500字以内』

森の幼稚園を通じて、家庭や地域と協力して作り上げた安心の連帯感の中で子ども達が「イキイキと遊び、逞しく育つ」サポートをしたいという熱い野望が私の中にある。そのため留学後は、1年間のインターンシップを通じて身に付けたドイツにおける森の幼稚園の知識を活かし、日本における森の幼稚園の実態にも深く精通するよう精力的に活動を行う。具体的な活動として、日本で活動している森の幼稚園やそれに倣った教育施設等を見学する。その際は、森の幼稚園の本場ドイツで1年間のインターンシップを行った経験を踏まえ、ドイツと比較した現在の日本における森の幼稚園の実態を調査し、正確に把握する。それを通じてドイツのように森の幼稚園の教育があまり盛んではない日本で、どのように森の幼稚園を実践するべきか、今後の日本における森の幼稚園の在り方を明示する。その他にも、今後の日本における森の幼稚園の在り方を明示する。その他にも、本留学で培ったドイツ語能力と異文化対応能力を用い、熊本大学を拠点に、ドイツ語圏に限らず他国の留学生とも交流を深める。また、大学の留学説明会・留学関係雑誌やSNS等で次代の留学挑戦者を刺激するように、自分の経験や留学の価値を積極的に発信する。

・サポートをしたいという熱い野望が私の中にある。
・日本における森の幼稚園の実態にも深く精通するよう精力的に活動を行う。
・今後の日本における森の幼稚園の在り方を明示する
・本留学で培ったドイツ語能力と異文化対応能力を用い、
・熊本大学を拠点に、
次代の留学挑戦者を刺激する
・積極的に
発信する。

『留学計画の実現のための取組 500字以内』

本留学のメインである、森の幼稚園でのインターンシップについては、ケルンにあるヴァルツヴェルゲ森の幼稚園に連絡し、すでにその許可を得ている!実習を2017年4月から2018年3月まで行うが、ボン大学での活動と両立が出来るように、詳細を今後話し合って決める。

交換留学先のボン大学への留学選考は熊本大学でちょうど10月に実施される。私は「十分なドイツ語の知識を前提に,日常生活の会話や文章を理解できる」ことを示す、独語検定2級を取得しているが、留学選考の合格を確実にするためにドイツ語能力を更に高める。

ドイツ語に関しては、独語独文学の専門科目を受講すると同時に、ボン大学から来た留学生と交流し、実践的ドイツ語コミュニケーション能力を磨く。また、ドイツでの異文化交流を想定して、ボン大学からの留学生のチューターを行ったり、諸外国の留学生と積極的に交流したりし、留学前に多様な異文化交流の経験を積む。

森の幼稚園については、ドイツ語並びに日本語で関連する書籍を読んで知識を深める。また以前に熊本や横浜の森の幼稚園を見学した経験を活かし、今後も多くの森の幼稚園を実際に見学する活動を続ける。

・能力を磨く
・諸外国の留学生と積極的に交流したりし、
・留学前に多様な異文化交流の経験を積む

『語学能力試験、資格等の点数・結果 255文字以内』

*英語

*その他言語 ドイツ語

・独語検定2級(ドイツ語の文法や語彙についての十分な知識を前提に,日常生活に必要な会話や社会生活で出会う文章が理解できる。)を取得(2015年)
・第1回ドイツ語スピーチコンテスト九州大会 総合優勝(2016年)

My 自由記述公開!

以下、自由記述です☟
(引用の所に、自分なりの”響く言葉”を抜き出しました。)

①留学によってどんな自分になりたいか?

本留学によって私は、「子ども達のイキイキとした遊びと逞しい育ち」を、サポート出来る人になりたい。幼稚園に通う子ども達は、家族と離れて、初めて赤の他人と社会生活を行う。その時期の目標は、社会生活の基本を身に着け、人としての基礎的な発達を遂げることである。私は、幼児期の教育こそが、子ども達のその後の生き方を決定的に左右する、と信じている。だから私は、子ども達に最高のおもちゃ箱として「森の幼稚園」を是非プレゼントしてあげたい。

森の幼稚園はその重要な時期の子ども達に、無限で自由な遊び道具を提供することで、子ども達を想像力豊かに遊ばせる。また、森という危険と隣り合わせの環境で、ルールを守ることや他人を思いやる大切さを学ばせ、子ども達を逞しく成長させる。さらには、子ども達を森の幼稚園だけでなく、子ども達の家庭や地域と連携し、社会全体で子ども達の成長をサポートする。本留学では、上記のような森の幼稚園の教育方法並びにサポート体制を実地に学ぶ。その際は、重要な成長期の子ども達にかかわるという責任と名誉を胸に、自分のベストを尽くす。

・と信じている
・重要な成長期の子ども達にかかわるという責任と名誉を胸に自分のベストを尽くす

②困難を克服した経験

私にとっての人生最大の克服した困難は、「言葉が通じない環境で、不安と恐怖を乗り越え、周囲の人達と理解しあうこと」だった。それは、2014年のドイツ研修で起きた。森の幼稚園の実習の当日、引率のドイツ人先生と実習先へ向かった私だが、到着すると愕然とした。自分のドイツ語能力の無さを痛感したからだ。出迎えてくれた園長先生の話を全く理解できず、自分の意見をドイツ語で1つも表現できないのだ!追い打ちをかけるように、なんと引率の先生が帰ることになってしまった!日本語が通じないドイツ人ばかりの中に、ドイツ語を上手く話せない私が1人置き去りにされる不安は大きく、これから言葉の壁によって起こるだろう数々の失敗を恐れた私は、その先生と一緒に帰りたいと真剣に思った。しかし、「憧れの森の幼稚園を実際に見られるチャンスを逃したくない!きっとうまくいく!挑戦しよう!」と自分を勇気づけた私は、不安と恐怖を乗り越え、覚悟を決めて残った。

残ったものの、子ども達は見慣れないアジア人の私を警戒して誰一人近づかない。「どうしよう」と私は困り果てた。そんな状況を救ったのがある少女だった。みんなで昼食を食べていると、私の隣に座っていた彼女は、ゆっくり食べていたのだろうか、最終的に私と二人きりになってしまった。「気まずいな、どうしよう」と悩んでいた私に、彼女は突然ブドウを差し出した。私は「Danke!(ありがとう!)」と言い、勇気を振り絞り「Wie heißen Sie?(あなたのお名前は何ですか?)」と意志疎通を図った。すると彼女は私の発音の悪さを楽しそうにからかい、悪い個所を何度も繰り返すではないか!私は彼女の真似をしても上手く出来なかったが、その姿を見て彼女は笑った。その瞬間から互いの距離が縮まり、私はボディーランゲージを駆使し、会話にならない会話を2人で楽しんだ。すると、その光景を見ていた周りの子ども達が我々の元に突如集まってきた。そこから私は終業の時間まで、次の日全身が筋肉痛で動けなくなるほど、子ども達と遊び倒すのに至ったのだ!その際、子ども達がイキイキと遊び、さらには友達と協力して問題を解決し、逞しく成長していく姿も目の当たりにした私は、将来、日本の未来のある子ども達にこういう場所をプレゼントしたいと心に刻み込んだ。

・私にとっての人生最大の克服した困難は、
・到着すると愕然とした。自分のドイツ語能力の無さを痛感したからだ。
・自分の意見をドイツ語で1つも表現できないのだ!追い打ちをかけるように、なんと引率の先生が帰ることになってしまった!
真剣に思った
心に刻み込んだ

③トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラムに対して自身が貢献できること

本留学を通じて、日本の社会に貢献する人材になることに加えて、日本の良さをドイツの青少年に伝える!また、SNSや大学で、自分が留学を通じて得た経験や留学する意義を多くの人々に発信する!この二点においても私はトビタテ!留学JAPAN日本代表プログラムに貢献する。

留学中に、私は実習先の子ども達やボン大学の日本語学科の学生と一緒に、日本料理を作り、日本の伝統的な遊びをし、日本の漫画やアニメを紹介したりもする。それらの活動を通じて日本のファンを増やすと同時に、彼らが日本に興味を抱き、「将来日本へ行きたい!・日本について勉強したい!」という気持ちを持つきっかけを作る。

留学後は、SNSで留学時のエピソードやドイツの情報を自主的に発信したり、大学で開催される留学説明会や留学関係の雑誌に積極的にかかわり、そこで自分の経験を伝えたりする。そうすることで、留学する意義を多くの人々に伝えるとともに、次代の留学挑戦者に刺激を与える。

自主的に発信したり
積極的にかかわり
次代の留学挑戦者に刺激を与える。

④その他のアピールできるポイント

私は以前に、トビタテに似たことを成功させた経験がある!

それは2014年の教育学部2年生の時だ。そのとき私は熊本大学のドイツ短期海外研修プログラムに参加した。その研修の趣旨は「自分のやりたいテーマを自ら実践する」ことだった。子ども達とかかわるボランティアをしていた私は、研修前にドイツの森の幼稚園をインターネットで見つけ、その春夏秋冬によって変わる子ども達への教育方法や家庭や地域との連帯感に感動した。森の幼稚園を実際に自分の目で見たいという衝動に駆られた私は、ドイツ人先生の語学サポートを得ながらも、自らそこでのインターンシップを企画し、それを実現した。こうした独自企画のインターンシップが実施されるのは14回目を迎えるその研修で初めてのことだった。

森の幼稚園への情熱も熱い!

その研修のインターンシップで感じた、「ドイツで森の幼稚園の先生をしてみたい」・「そのためにドイツ語をもっと勉強しよう」という熱い思いから、学年が重なってしまうというデメリットにもかかわらず教育学部から文学部へ転部した。そこから、熊本大学のドイツ語の授業を数多く受講し、熱心に取り組んだ。そして、ドイツ人と対話出来るドイツ語能力を目指していた私は、語学勉強で主流の訳読・文法中心の学習に加え、実際に口と耳を使った学習が必要不可欠だと考え、熊本大学へ来たドイツ人留学生と「タンデム」を行った。タンデムとは、互いの母国語を教え合うグループ学習のことだ。私は彼らから「教科書に載っていないドイツ語」や「最近流行りの言葉」等、ありとあらゆるドイツ語を教わった。彼らと過ごした日々のおかげで、私は独検2級に合格し、勢いそのままに、2016年の7月に開催された「第1回ドイツ語スピーチコンテスト九州」に参加し、「総合優勝」を成し遂げた。またタンデムをきっかけに彼らと仲良くなり、異文化対応能力も磨いた。彼らを通じて諸外国の留学生とも仲良くなり、飲み会やクリスマスパーティー、誕生日に長崎や天草へ行く等、様々な交流を行った。そこから、私は多様な価値観を学び、異なる視点で物事を見ることで、自分の世界観を広げた。

本留学では彼らと過ごした日々で鍛え上げたドイツ語能力と異文化対応能力を武器に、実習先で、先生方や子ども達と積極的に交流し、実りあるインターンシップを実現する。

・その春夏秋冬によって変わる子ども達への教育方法や家庭や地域との連帯感に感動した
・森の幼稚園を実際に自分の目で見たいという衝動に駆られた私は、
・という熱い思いから
・熊本大学のドイツ語の授業を数多く受講し、熱心に取り組んだ。
ありとあらゆるドイツ語
・本留学では彼らと過ごした日々で鍛え上げたドイツ語能力と異文化対応能力を武器に、実習先で、先生方や子ども達と積極的に交流し、実りあるインターンシップを実現する。

実際は、

こんな感じで、文章の周りに画像を貼ったし、文字も太字や下線、色付け、斜めなどを多用して、少しでも目につくように注力した。

実習先から受け入れ許可をもらっていたので、その旨が分かるメールの本分も一緒に提出した。

最初は女性だと思われていた…笑

というか、どこの馬の骨かもわからない9000㎞離れた日本人がいきなり実習のお願いをしてきて、
それにオーケーしてしまうとういう、このレンナー先生の懐の深さというか、器のデカさよ!!
感服します。

受け入れ許可証があると合格する確率は高まると思うので、あった方がいいと思います~。

個人的振り返り

6期の多様性人材コースの倍率はこんな感じでした☟

書類審査では、「留学計画の魅力度」、面接審査では、「その素敵な留学計画を完遂できる人物であるかどうか」を見られていると考えていました。トビタテの選考が終わった後にもらった資料にも、

面接は「人物」評価と書いてありましたので、概ね合っているかと。

個人的には、「森の幼稚園」というテーマを選んだ時点で、「受かる!」と思っていました。だって、教育学部の人達だって森の幼稚園のことは知らないくらいニッチな分野ですからね。で、森の幼稚園の本場ドイツに行く為にドイツ語を勉強してる人って考えると、日本全国の中でも極々希少な存在だと思います。

トビタテに合格した時に投稿したFacebookの記事です☟

振り返ってみると、あっという間でした。

トビタテの書類審査に向けて準備し始めたのは、熊本大震災が起きた後です。地震の影響で大学が約1ヶ月間休みになったので、実家に戻って留学計画をじっくり考えました。

書類作成には多くの方々が協力して下さいました!独文メンバーや熊大の友達はもちろん、鹿児島大学の井倉先生やりっちょ、筑波大学博士課程後期で自然教育を勉強されている方、幼稚園からの幼なじみの大剛など!皆さんの多様なご意見のおかげで、計画書はみるみる改善していきました!特に日頃からお世話になっている独文の中島先生には、マンツーマンで指導して頂きました!中島先生のご協力無しでは、トビタテに合格できなかったです!!

二次審査対策には、熊大の国際教育課の方々がサポートして下さいました!お正月が終わると直ぐに、面接等の練習を企画して下さったことは、とても有り難かったです!特に、中川さんには3回も面接練習をして頂きました!中川さんのおかげで、練習を重ねるごとに、自分の考えをハッキリ伝えることが出来るようになりました!!また、一次審査を合格した14名の仲間達からも多くの刺激を受け、「合格したい!」というモチベーションが高まりました!

3月4日の壮行会、3月6日・7日の事前研修では、本当に様々な分野で高い目標を持つ人達と交流することが出来ました!トビタテ6期生はもちろん、留学を終えられたトビタテの先輩方ともお話することが出来て、とても充実した時間を過ごせました!皆は情熱があるから、話を聞いててとても面白かったです!トビタテのコミュニティに入ることで出会えた彼らと、今後も繋がり続けていきたいです!

4月1日のドイツ出発まで、まだ時間はあります。留学をより有意義なものにするためにも、残りの時間は、「ドイツ語会話能力の向上」と「日本の理解を深める」を重点的に取り組みます!

チャレンジするのは無料ですので、留学に興味のある方は是非とも挑戦して頂きたいなと思います。

次は、2次審査についての記事を書きますので、興味のある方はご覧ください。

https://note.com/kikun_waldkita/n/n95e4e476eb22

お役に立てれば嬉しいですし、何か質問等があれば、お気軽にコメントしてください!

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