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私のチームのリモートワーク術 Slack編②雑談部屋立ち上げてます
前回に続きちょっとの工夫でSlackが輝く使い方を紹介します。
今日のテーマはSlack Callを使った「雑談部屋の開設」についてです。
Slack Callを使った雑談部屋って何?
チームのSlack Channelで、Slack Call機能(Channel内部の人が自由に出入りし、通話や画面共有ができるWeb会議アプリのような機能)を用いて、雑談部屋と称し、Slack Callの部屋を随時立ち上げています。
以下のようにタイムラインに突如Slack Callの開始が流れてきます。「参加する」で参加できます。
![雑談部屋③](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65434830/picture_pc_7701fe29c1f7617cd81d7991939b4220.png?width=800)
雑談部屋では具体的に何をしているの?
わたしのチームのSlack Call開設の主な目的は以下の3つです。
「雑談(土日何して過ごした?、おすすめのPC周辺機器の情報交換など)」
「議論(案件提案の進め方、販売施策、次回行うセミナーなどの議論)」
「作業部屋(もくもく作業する為の場所)」
物理的なオフィスでは、自然発生的に雑談やディスカッションをすると思いますが、そのような会話をバーチャルな環境でも、意図的に発生させるイメージです。
上記3つの目的は、うち1つだけを意図する場合もあれば、開設した部屋の中で、ころころと目的が変わることも多いです。
以下はとある日の実際の様子です。58分で5人が立ち替わり参加して、作業部屋、雑談部屋へと趣旨の変遷がありました。過去2週間分遡ってみましたが、各営業日において1日1回以上は開設されていました。
![雑談部屋①](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65434872/picture_pc_37342b4e14ac9490f9c2117abbfb5c27.png?width=800)
なんでするの?
雑談部屋の効用は下記にあると実感します。
・チームビルディング(≒ゆるくつながる)
・スピーディーな問題解決・意思決定
・相互に活動を可視化して、やる気を高め合う(Not監視社会)
チームビルディング(≒ゆるくつながる)
Slack Callを開設しておけば、誰かが気軽に入ってきます。入ってくるメンバーとは多くの回数接点を持つことができ、リモートでもチームビルディングができている実感があります。
私自身、雑談部屋の文化がなかったらと思うと、寂しくて寂しくてたまらなかったと思います・・・。
スピーディーな問題解決
雑談部屋の文化があると、突発的に議論や相談が可能です。これは話題がホットなうちに迅速な問題解決や意思決定が可能となることを意味します。これに慣れてしまうと、もはや、日程調整の末、会議を開くことが、物事を遅らせる要因にさえ思えてきてしまうことも(たまに)あります。
相互に活動を可視化して、やる気を高め合う(Not監視社会)
雑談部屋では、ふとしたタイミングで、お互いに仕事の予定、困りごと、うまくいったこと、ちょっと嬉しかった良い話などを共有し合えます。
お互い刺激を与えたり、頑張ろうという気にさせられる気づきを得られるのも立派な効用です。
重複しますが雑談部屋の効用(イメージ)をまとめたのではっておきます。
![スクリーンショット 2021-11-01 19.36.48](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64724706/picture_pc_61539d2b587981fa47959532c4e7dcfe.png?width=800)
で、やってみてよかったの??
非常に良かったと振り返ります。
個人的には、スピード感をもって仕事に取り組めること、他者と仕事以外の話もしながら働けることが好きだからなのかな・・・と思います。
仲間に相談できる場所を作れば問題が解決する、仲間が相談してくれることもある(存在価値を感じられる)、会議開催を待たずしてものごとがサクサク決まって仕事が捗るのが嬉しい、雑談部屋にはこのような実績がたくさんあります。つまり、単なる寂しさ解消(これも超重要だと思いますが)だけが雑談部屋の効用というわけではないのです。
「仕事を前に進めたくない」という読者は滅多にいないでしょう。誰にとってもメリットがある施策だと言えますので、ぜひ、お試しください!
※Slackをお使いでなければ、Web会議を常に開いておくでもよいと思います(カメラONを常時強制など監視されていると感じるような運用は非推奨)。
今後の展望は?
所属チーム以外の場所でもこの取り組みを広めていきたいという気持ちがあります(なのでNoteも書いています)。
既に始めているものとしては、社内向けのハンズオンセミナーのチャンネルで活用しはじめて1年以上がたちます。セミナーそのものは動画で受講できるようにして、Q&A用にSlack Callを立ち上げ、質問したい人だけ自由に出入りしてもらうようにしています。これにより、講師はQ&Aに専念でき、迅速なサポートが得られると、受講者からの評価も良好です。他にも、お客様向け提案の進め方の相談も会議開催を待たずに、案件提案チーム用のSlack ChannelでSlack Callを立ち上げ、そのとき会話できる人で会話を進めるということも試みています。
(参考:セミナー用チャンネルでの質問部屋の様子)
このように部屋の趣旨を書いておき、ハンズオン受講中に質問がある方には入れ替わり立ち替わり入室していただいたいます。画面シェアを使いつつ、口頭でサポートしています。
![雑談部屋②](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65408990/picture_pc_b0041e8bb6120c8c9f1cffe01f5c85dc.png?width=800)
おまけ:雑談部屋きっかけで購入した雑談部屋に役立つアイテム
これは雑談でチームメンバーにお薦めされた商品です。使ってみたところ、MacデフォルトのマイクやiPhoneデフォルトの有線マイク等とは見違える音質でした。Bluetooth接続なのでちょっとコーヒーを注ぎにいくことも可能です。AirPodsProも持っていましたが、電池切れが早いので、在宅ワーカーに、全力でおすすめしたいです。
今回の記事が、どなたかの参考になれば幸いです。
今後のアウトプットのための更なるモチベーションとなりますので、もしよろしければサポートをお願いします!!