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藤原愁(ツルネ)への沼

急に本気出してきた信号待ちの夏感にぼんやりしながら、昨日一気見したアニメが脳裏をよぎる。
没頭すると何度でも同じ場面を見てしまう、繰り返し見て、しばらく頭から離れなくなる。

案の定、新たな推しの事を考えていた。

アニメ『ツルネ』に1年遅れでどハマりしている。遅い。去年もなんとなく見ていた記憶はあるけれど、なぜかこのタイミングで沼に足を踏み入れた。
最初の方からずっとマサさん(滝川雅貴さん)がとても好きだったけれど、今季最強、いや、間違いなく過去アニメのトップレベルに抜きんでる人に出会ってしまった。
その名を、藤原愁という。(勝手に特別感出してしまってすみません..!)ぶっ飛んだイケメンだ。何時間でも見ていられる最強の顔面を持つ。

最強の顔面を持つ藤原愁くん(一番上)
(劇場版ツルネ公式Twitterより)

『ツルネ』は京アニさんの手が込んでおり、その場の空気や臨場感、吹き抜ける風の爽やかさ、なびく髪の1本1本がとても美しく、見終わったあとの胸の高鳴りが凄い。30分のアニメ枠、体感覚としては5分ぐらいで、私自身が『ツルネ』のその場にいるような味わい方ができる。劇中の音楽も、洗練されていてとても印象的な音を奏でている。もうすべてが絶妙なのだ。1秒も逃すまいと没入してしまう。

藤原愁の、湊へのリスペクトは揺るがないものがあり、それ故の発言も多いけれど、それを顔面や優雅な所作のすべてと凛とした美しい佇まいで全部掻っ攫っていく。久しぶりに顔が良い人を見た。

交通量の多い信号待ちでなかなか青に変わらない中、ふと思う。きっと良い旦那さんになるのは湊だろう。愁ではない。湊は大事なところでしっかり向き合ってくれる、言葉数は多くなくても決して他人の心を踏み躙らない、その人そのものを受け入れる器が大きくて、見ていて温かい。
けれど、愁の品の良さと美しさ、どことない侘しさと儚さの絶妙な影に幾度となく見惚れるので、現実世界にいたら間違いなくその存在そのもので全てを許してしまいそう。そんな危うい生命感がある。本当に私のツボにピッタリとハマってくる。

どうでもいいが、なぜかいつだって影のある人に惹かれる。漫画『ギヴン』では誰より村田雨月さんだし、アニメ『富豪刑事』では加藤春より神戸大助、アニメ『バクテン!!』では美里くんも推せるけど絶対的に志田監督だ。
映画『ツルネ』のポスターには藤原愁が大々的に描かれている。スクリーンであの顔面を拝めると思うだけで、心が弾む。楽しみすぎてもはや寝られない..

と、いうところで信号は青に変わる。
Netflixで最終話まで何回も見たけれど、必ず地上波で最終話を見守る。4月クールのアニメは2021年1月クール以降久しぶりに気に入って見ていたものが多いので、春が去ってしまうのが寂しい。

夏まで、あと少し。
スクリーンで会えるまであと少し!

【本日のプレイリスト】
アニメ『ツルネ』最終話をNetflixで5回リピート..見過ぎた。。

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