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📍|福島 伝承館でのグループ展「中高生が表現する『私と福島』展」をディレクションしました【9/29まで】

「中高生が表現する『私と福島』展」
福島学カレッジの途中制作展がスタートしました。
Work In Progressとは途中制作のことです。

展示エリア入口はこんなかんじ
3カ月間で10人が制作した作品30点以上と
対話しながらの鑑賞の痕跡が並びます
うまれてはじめてデジタルイラストを描いてみたりなど…
これは会場で配布しているリーフレットです


言語と非言語、具体と抽象、自己と他者の往復。
その力が身についたことそのものが
福島のアイデンティティなんじゃないかなと思います。



鑑賞者と共有したいこと、鑑賞者に自由に考えてほしいこと
は分けてかんがえるのが吉
伝わってほしいことは伝わるように
でもちゃんと自分の言葉で

私はプログラムディレクターとして、3カ月間 10人と一緒に、ときにはそれぞれと、表現を楽しみ模索してきました。

以下は展示にあたってリーフレットに添えたコメントです。

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⁡現代アートにおいて「表現」とは、次のような言葉で語られることが多くあります。

自分自身の視点を映し出すもの。/「あなたは?」と問いを投げかけるもの。/作り手と受け手の、対話の接点。

10人の中高生は、福島と自分自身をどのように結びつけているのだろうか。鑑賞する私自身は、福島をどのように
捉えるだろうか。そこにある共通点や相違点は、どのような価値を生みうるだろうか。
そんなことを考えながら、作品の数々をお楽しみいただきたいです。
問いがたくさん、でも答えが一つとは限らないこの福島という地でこそ、「表現」に力が宿ると確信しています。

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企画展
「中高生が表現する『私と福島』
Work in Progress展」

🗓️2024.09.22 Sun - 09.29 Sun

🕘9:00-17:00

📍東日本大震災・原子力災害伝承館

🎫入場無料

「福島学カレッジ」表現コースで学んだ県内外の中高生10名によるグループ展です。震災を経験した福島を自分自身の視点で捉え、自由な方法で表現した作品を展示いたします。
ぜひ会場へ足をお運びください。

▼くわしくはInstagramからどうぞ

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