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89万円の課金が妻にバレた45歳リーマンの話 #20

リモートワークが続く中、仕事が忙しくアドレナリンで乗り切っていた。一方、コツコツと努力し続ける妻のおかげで、おうち時間は充実した毎日を過ごす。それなのに、私は、ゲーム課金を止められずにいた前回。。
大事な記念日の準備を後回しにして、ゲームを優先していた私。当日記念日はギリギリでなんとかなり、とても喜んでいた妻。しかし、その数日後、とうとうゲームで課金していたことがバレるのです。

記念日を大事にできない私

2021年3月、夫婦にとって大事な記念日があります。

過去に何度も忘れてしまい、何度も怒られていました。どちらかというと、ちゃんとお祝いをできなかった回数のほうが多いと思います。

そのため、今年こそは色々としてあげたいと思っていた私。

豪華なレストランに行きたいというリクエストを事前に聞いていました。

それなのに、リクエストを聞いてからも、なかなか予約を取らずにいました。そんな私に、ヤキモキする妻。

「予約どうなった?」と痺れをきらし催促する妻。私に対してそんなこと言いたくないに決まっているのに。

1週間前にようやく動き出し、妻が行きたいと言っていた人気のレストランを、奇跡的になんとか予約が取ることができました。これで一安心。

記念日当日。プレゼントが用意できていなかったので、お昼休みに抜け出し買いに行く。帰りにはケーキを買って帰りました。

そんな、綱渡りな状況でしたが、なんとか、食事の後に、ケーキと一緒に、サプライズでプレゼントを渡しました。

過去、私がプレゼントを選ぶ際には、変はものを選んでしまうよりはと考え、高価なものは避けて、安めで無難なアクセサリーを選んでいました。今年は、たまたま妻が気に入っていたジュエリーショップを知ることができたので、いつもより奮発してアクセサリーをプレゼントしました。

その週末には、素敵なレストランに行き、食事をしました。

妻は、とても喜んでいました。

その数日後、私の課金を知るまでは。

記念日の準備よりも、ゲームを優先してしまう

今までの記念日まで日々の中や記念日当日まで、私はゲームで課金をしていました。

レストランの予約をしなかった数日間、私は、その数日間で4万円を課金していました。その金額はレストランの食事代よりも高額でした。

記念日当日には、達成感もあり、そのアドレナリンをゲームにぶつけてしまい、1回で7万円の課金をしていました。妻へのプレゼントよりも金額よりも、ずっと高額でした。

当時の私の優先度は、仕事、ゲーム、そしてプライベートという順番になっていたと思います。

その結果、妻との記念日よりも、私はゲームをすることを優先し、お金もゲームのほうが多く使うという、とんでもない裏切りをしてしまっていたのです。

仕事なんかより、ゲームなんかより、プライベートを優先するべきでした。

記念日の準備を全て後回しにしてしまっていました。

生活をするため、プライベートを充実するための仕事なのにも関わらず、手段が目的となっていました。

プライベートを一番に考え、そのために仕事をどう組み立てるのか。仕事が忙しくなったとしても、プライベートを蔑ろにならないように、今やるべきことなのかをしっかり優先順位を整理して、向き合っていきたいと思います。

課金がバレて改めて思うこと

記念日の数日後に、私が課金していたことがバレます。

バレる前日に1万円の課金していたので、この月の合計は12万円。3ヶ月連続で12万円を課金し、3ヶ月間で36万円もの課金をしてしまいました。

課金が妻にバレて、改めて、クレジット明細を見直して、今までの課金を計算してみました。

金額は89万円でした。

課金している感覚が麻痺していたため、自分では、そこまで使っている感覚はありませんでした。そのため、クレジット明細をみながら「いい加減終わってくれ」という気持ちと、「これをそのまま伝えて良いのだろうか」という葛藤を抱きながら、計算を続け、89万円という金額を計算し終わった頃には、恐怖と申し訳なさで震えていました。そして、妻に課金額の合計が89万円だったことを伝えました。

学生時代に、パチンコにハマっていて、当時のアルバイトの収入を使えるだけ使っていた時代があり、なんの生産性もない生活を送っていた時期がありました。

また妻と出会って、結婚前にも、仕事に出かけるという嘘をついて、パチンコをしていたこともありました。

それから、パチンコからは遠退いていましたが、20年以上経過した、このタイミングで、妻には嘘をついて、ゲームで高額課金をしてしまていました。

ゲーム開始当初は、無課金でスタートしたものの、半年後には、課金をしてしまい、初めは1万円程度でしたが、徐々にインフレしていき、課金から半年後には、1ヶ月で8万円を使うほどになり、1年経過した頃には、1ヶ月の金額が10万円を超えるほどになりました。

このタイミングでやめていなければ、インフレがどんどんと進んでいき、20万、50万、100万円となって、破産していたかもしれません。

私は、このような射幸心を煽るようなものには、耐性が弱いことを身に染みたので、二度とこのようなことを繰り返さないように、手を出さないことを誓います。

妻への謝罪

これまでの数々の裏切りをしてしまい、失望させてしまったこと、申し訳なく思います。全て私の至らなさのせいだと思います。本当に申し訳ありませんでした。

なにも残らないゲームに89万円もの高額課金をしてしまい、取り返しのつかないことをしてしまったことを、心から後悔しています。私が精神的に未熟で、とんでもない行動をしてしまいました。また、私の虚栄心が強かったことでの、これまでの自己中心的な行動の数々についても深く反省しています。

これまでも、何度となく、指摘をされていながらも、自分ごととして考えることができず、現実から逃げ、結果的にこのような大事になるまで、自分と向き合うことができずにいました。

これからは絶対に人に対して偉そうな態度は取りません。相手を思いやりを忘れません。自分に余裕がないときこそ、相手のことを考えられるように、気持ちを入れ替え、精進いたします。

当初に約束した「1年半は欲しいものを買わない」「今後ゲームを一切やらない」「毎日noteを書く」「手持ちの物を売って現金を作る」これらは今後も継続します。

今回のことは、一生、許して貰えるとは思っていません。そのことを肝に銘じて、これからは信頼回復にできるように全力を尽くし、少しでも良い一日を過ごせるように、日々精進します。

これから一緒にまた笑顔のあふれる家庭を築いていきたいです。
本当に申し訳ありませんでした。

このnoteについては、今後も継続することで、自分自身と向き合い、自分に不足していたものが何かを探り、少しでも良い方向にできるように続けていきたいと思います。

つづく

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