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産業カウンセラー試験の結果と振り返り

昨年6月末に受けた産業カウンセラーの試験、合否の通知書が手元に届き、無事合格していました。
結果の記事を書いてはいたものの、下書き保存したままにしていました。
あれから約1年経ちますが、記録として残しておきたいと思います。


             ❁

今回の試験は手ごたえはあったものの、準備不足な部分も感じていたので、結果がわかるまでドキドキしていました。

今までの試験に関わる書類は速達だったので、翌日には届いていて。
今回の合否通知は16日発送だから、17日には来るのかなと1日中郵便屋さんを待っていたけど全然こない…。
ここで普通郵便なんだなって気付いて待ちぼうけ。(郵便のお届け日時が変わったのも忘れていました)で、数日後に届きました。


開封するときは久しぶりにどっきどき。
すけてみえるかなーとかやってみたり。(もちろん、みえません)
触った感じ、2枚くらいしか入っていないうっすーい感じなので、
「あぁ、だめだったのかな」なんて勝手に落胆したり。

いざ、開封。

氏名住所が記載されている紙ともう一枚入っていたので、そちらが合格通知書なのかと思いきや、1枚目が合否通知書でした(笑)

文の中にある『合格』の文字。


わぁ…よかった…。

がんばった、私!



結果が伴った喜びがじわじわと広がっていきました。

そんな試験を少し振り返ってみようと思います。


試験勉強もう少し早くからはじめてればよかった

試験を本格的に始めたのは3週間前。

試験中、いや試験直前に
「あーーーーもう少し試験勉強を早く始めていたら!!!!」
と何度も何度も思いました。(笑)

終盤になってくると、「ここも、ここも、もう少し覚えたい!」「勉強しておきたい」が沢山出てきました。

そもそも、3週間であの分厚いテキストをカバーするのが無理な話なんですけどね…。
でも、そこはわかっていてやれるところまでとにかくやってみようと挑んだのが今回の試験でした。

じゃぁどれくらい前からはじめればよかったのかって話なんですけど、2か月前からはじめれば丁度良かったかな思っています。
あくまでこれは私の場合ですね。

参考までに、私はフリーランスで週に休みは2日ほどあります。
家事や育児もあったので実際に勉強にあてられた時間は
1日1時間~4時間。全然やらない日もありました。
直前の土日は8時間くらい時間をとれた日もありましたが、
本気で取り組んだ3週間のトータルの勉強時間はざっくり50時間くらいでした。(※前回40時間と言っていましたが、実際計算してみるとノートに記載してあった問題を解いた時間が42時間くらい、その他含め50時間程でした)

ここで誤解していただきたくないのは、
決して試験が簡単だったと言いたいわけではないんです。
50時間は主に問題を解いた時間なので、実際には暗記シートをつくったりテキストに付箋貼ったりする時間があって、もう少しかかっています。
隙間時間にやった勉強時間もカウント出来ていません。


間違えた問題や、苦手なものは何度も付箋をつくり、ノートに書き続けました



でも、準備さえすれば受かる試験だということも確かなんです。

心理学科の学生さん以外(そういった専門の方)は試験勉強は計画的に…少なくとも1か月前から、はじめられることをオススメします。

でないと、かなり追い込まれます。私もそうでした。寝ても覚めても試験勉強のことばかり。
テキスト2冊丸っと覚えておかないとって感じなので、ボリュームはまぁまぁあるんです。

試験前の我が家は家の壁の至る所がプリントだらけとなりました。

何かのホラー映画で出てきたお札のような、あんな感じの状態で。
本当に受験生のような感じでぺたぺたと。

記憶に残るのでオススメなんですけどね、これ。
でも、この3週間は人は呼べない家になりました。
(試験後に一気に剥がしていったのは気分爽快だったな。)


といってもあまり早く始めても中だるみしてしまうので、私は2か月間がちょうどいいのかなって思いました。

最初はテキスト眺めるだけ、やる気が出ない日々

試験勉強に取り掛かろう!とスタートを切ったのは実は3か月前なんです。
まず参考書などを調べて購入して。
勉強スケジュールもたてて、いざ計画的にやるぞ!…と思ったのもつかの間。

平日は仕事でへとへと、しんどくてやりたくない。
休日も休みたい。
参考書数秒眺めるだけ。頭に入んない。
人にもらった人物暗記シート眺めるも横文字だらけで進まない…

そんな感じで全然進まず。やる気もでない。
というか、仕事・家事・育児と両立ってどうやるの?誰か教えてって本気で思っていました。

そんな感じであれよあれよと時は過ぎていきます。

もう今回は諦めよ

私、一度諦めたんです。
2か月前にGWをはさんだことで全くテキストを開くこともなくなって。
「あぁ、もう今回は見送ろう」って思いました。
「間に合わない、無理だ―」って。

次回にすればよかったって。

で、一緒に受験する友人とのランチで「もうちょっと無理かも」って話したりしてて。

受験票が届く

試験1か月前くらいに受験票だったかな?手紙が届いたんです。
それを見て、「なんで私この資格を取ろうと思ったんだっけ?」って改めて考えて。
真剣に取り組めない自分にモヤモヤもしていて、
「諦めるの?」「後悔しないの?」
「疲れている」「やりたくない」
そんなことをぐるぐる考えてため息をつくばかり。
諦めきれていない状況にしんどさは募りました。

でも、この試験をいい加減なままうけ落ちたとしたら、また半年間勉強に縛られる…
今から全力で勉強してみたら、後悔は残らないのかもしれない。

ここでやっと気持ちの変化が生まれます。

とにかく効率重視で取り組んだ3週間

このまま過ごしてもモヤモヤするし、試験後に後悔が残るだけかもしれなと思い、試験勉強方法をネット検索。
すると1か月で合格されている方もいたので、3週間ダメ元でやってみようと再度試験勉強を始めました。

この期間だけは自分の時間の全てを試験勉強にあてる。
無駄なことは一切しない。
精神的肉体的にすごくしんどい日はやめて、集中できる時にだけ、一気にする。
出来ない日はとにかく5分だけ、数問でもいいので問題を解く。

そんなことを決めて再スタートです。

仕事後の勉強はきつかった

正直、しんどかったです。疲れているから机にすら座りたくないし、頭に入らないし。
でも、勉強方法を少し工夫してみたら、やる気がない日でも続けることができました。(今度書いてみようかな)

終わってみての感想

試験が終わって、解放されたー!嬉し-!ってなるかなと思ったんですが、意外にも燃え尽きた感覚が強かったです。
「ここまで頑張ったんだから、どんな結果でも頑張ったよ、私」とも思えていました。(笑)
3週間でよくここまでインプットできた自分にも驚きだったし、やる気よりやり方なんだなって実感。PDCAが上手くまわった達成感もありました。

もっと試験勉強をやりたいわけじゃないんですが、「終わっちゃった…」みたいな気持ちもあって驚きでした。

試験結果よりも達成感の記憶の方が強く残った

無事に合格して素直に嬉しいです。
でも、それよりも自分で自分を追い込んで、諦めずに最後まで頑張れたことが自信になった気がします。
ゲームで経験値が爆上がりしたような。(ゲームしないけど)
諦めていたら、じっとりモヤモヤとするものが影を落とすような気がして頑張った。
こどもの寝かしつけの後、このまま眠りたい…と思いながらも机に座りヘッドフォンをつけて、気分のあがるBGMを流し、とにかくとにかく問題を解いた。「1ページでもいいから」と手をつけるとエンジンがかかる。
がむしゃらになってくると、手をぬくことが逆に気持ち悪くなる。
そこまできたら、あとはもう突っ走るだけ。
眠気と疲労がつらかったけど、

「これ(試験勉強)をまた半年後にやるの?」

と自分に問いかけて毎日机に向かっていました。

試験に受かってからのその後

産業カウンセラーの資格を取得したいと思った理由は沢山あるのですが、養成講座を受講し始めたとき、私はメンタルクリニックでのお仕事や、心理士としてケアなどのお仕事に携わっていました。
(別の団体の心理系の資格を有していました)

今は違う形で自分でお仕事をしていますが、産業カウンセラーで学んだ傾聴はあらゆる場面で私を助けてくれています。

心理支援職でない方でも受講・受験をおすすめしたいくらい私の財産になった資格です。


後日、合格証書が届きました!


                ❁

長く書いてしまいましたが、最後までお読みいただいてありがとうございます。
需要あるのかなー?と思いながら書いた前回の記事でしたが、参考にしてくださった方がいて嬉しかったです。
もし気に入っていただけましたら、スキでリアクションいただけますとうれしいです。
気が向いたら産業カウンセラーのこと、その他の資格についても書いてみようと思います。

それでは今日もいい一日になりますように!















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