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またまた起こった奇怪な現象と、二つのベツレヘムの星⭐︎⭐︎

 誕生日(11/23)を間近に控えた週末に、

「今年のクリスマスツリーの飾り付けは自分が担当する」

と娘が宣言したと前記事で書きました。実際はどうだったでしょうか。

 日曜日というのに、珍しく終日家にいた娘。連日の残業、今も続けているバスケットの練習などで疲れていたらしく、起きてきたのは昼過ぎでした。昼食後、まずはダンボールが残る自室の片付けから手をつけ始めました。が、、、あまりにも手付かずだったため、片付けの全てが終了したのはその日の夜。次の週末にはBFや友達を招待して誕生会を開くというのに、これでいいのかな。

 「いいんじゃない?何もその日までじゃなくても。。」

 何と諦めのいい。今年のアドヴェント(待降節)の始まりは12/3だそう。確かにそれまでに出せば良いのだけど、せっかくお客さんなのだからなんとか頑張って欲しかったのです。

 因みに、クリスマスの飾りを片付ける日(公現祭)は毎年決まっていて1/6です。この日に街中から一斉にクリスマス飾りが姿を消します。つまり、キリスト教圏の国々ではクリスマス飾りと一緒に年越しをします。

 ということで、今年も私が出しましたとも!クリスマスツリー&飾りを。娘の誕生日当日に、ギリギリで。ちょうど胃腸炎に罹ってしまって前日まで熱がありフラフラで。

「あの小物類が入った箱が見つからない」

とか、

「去年新しくした電飾は青白の2本だったか〜。ちゃんと束ねてしまったのに、なんでそれぞれがこんがらかってるの〜」

など。いちいちモチベーションが下がる事態に見舞われながらも、なんとかやり遂げることが出来ました。


2023年のクリスマスツリー


 この時期になると、毎年買い足そうか迷う小物があるのです。それはクリスマスツリーの脚に履かせるスカート。こちらでクリスマスグッズコーナーで見かけると値段を確認するのですが、どれも「こんなものにこの値段⁉︎」と思うような品物ばかりなのです。こんな時、ソーイング女子はチャチャッと、お気に入りのオリジナル作品を縫ってしまうのだろうなぁ。

 よってうちは今年もスカートはなし。代わりに床に敷いたのは日本の赤い風呂敷。こんなぴったりなものがよくあったなぁと思ったら、昔勤めた会社の宣伝用品でした。でも、上にイギリスのベアー達を並べたら、まぁまぁ見られる感じになりました。

他にも色々と。

 家中のちょっとした場所にクリスマスの小物を置いていく作業は楽しいものです。リビングのお客様用のお手洗いには、もう踊らなくなったサンタクロースの人形を置きました。

 ヘッダー写真のオルゴールも、毎年この時期の常連さんでお気に入り。ネジを巻くと、氷の上の雪だるまたちが、曲に合わせてくるくると踊り出します。

 全ての作業を終えてキッチンで洗い物をしていた時、リビングから何やら音がします。この時に家にいたのは私一人きり。一体何が。私が気づかないうちに、家族の誰かが帰ってきたのでしょうか。

 急いでリビングに駆けつけると、なんと触ってもいないそのオルゴールが、ひとりでにジングルベルの曲を奏でているではありませんか。それも、前回の名残りという感じではありません。雪だるま達も全力で回っているのです。

 昔々学生だった頃、「何もしていないのに、蓋を開けていないオルゴールから音が鳴り出した」と霊感の強い友達が話すのを聞いて、心底怖かった記憶が蘇りました。でも、明らかに異常な事態なのに、割と落ち着いている自分がそこにいました。心の中で「そこにいるのは誰?」と話しかける余裕まで。でも返事は返ってきません。

 それから暫くして、夫が帰宅しました。「おかえりなさい」の声かけもそこそこに、すぐにオルゴールのことを話しました。

「あーあれ?テーブルの上にあった時、ネジを回してみたけど、鳴らなかった。。」

 なーんだ、そういうことか。でもこれでひと安心です。試しにネジを巻いてみたけれど、少しネジを戻してみなければ音は鳴りませんでした。今回も奇怪な現象ではありませんでしたね(たぶん)。期待させてすみません。

家族でのお祝いに間に合ったツリー
Parabéns!(おめでとう!)

 そして本日土曜日の午前中は、今晩の誕生会用のいろいろ&1週間分の食材及び、夫の日曜日からのチリ出張のためのお土産などの買い物に、夫と娘チームが出かけました。(私は金曜日の朝市にも行かれなかったため。) 

 夫は頼んでもいないのに、ツリーのオーナメント、赤い玉やトップに飾るベツレヘムの星まで買って来ました。玉はなんとかスペースを見つけてさげて、問題はベツレヘム。夫はあっという間に新しい星をトップに飾ってしまいました。

まぁ素敵だけど、古いのはどうする?

考えた苦肉の策がこれです。

じいじの蘭に

 今は花がない時なのでちょうどいい。自画自賛!でも、イエスキリストの誕生を知り、ベツレヘムの星を頼りにお祝いに駆けつけたという、東方の三博士達を惑わせてしまいそうです。

 今晩は娘のBFを含めて、友人達が10人ほど集まって賑やかな誕生会となりました。食事はデリバリーで。親は簡単な挨拶だけを済ませたら寝室に引っ込みました。お互いに気を遣わなくて済むし、本当に楽チン。

無事に済んでやれやれ。

 アドヴェントを迎えれば、クリスマスまでまさにカウントダウンですね。慌ただしい日々が続きますが、皆様どうぞお体に気をつけてお過ごしくださいね。日記のような備忘録を読みに来てくださって、ありがとうございます♡







【本日のおすすめミュージック】

 南米チリのサンチャゴ出身のジャズギター&ボーカリスト、作曲家でもあるCamila Meza(カミラ・メサ)。今はニューヨークを拠点に活動されていて、ジャズピアニストの大江千里さんとはニュースクール大学ジャズ&コンテンポラリーミュージックの同窓生にあたります。

 チリはスペイン語圏ですが、ポルトガル語?と思ったこちらの曲は、ブラジルが誇る偉大なミュージシャン、Milton Nascimento(ミルトン・ナシメント)の楽曲でした。『Milagre dos Peixes』(魚たちの奇跡)

 夫のチリ、サンチャゴ出張を祝して。私の幼馴染みのご主人とのプロジェクトが動き出しますようにとの願いも込めて!(お土産にあんぱんを買いました。Nちゃん、待っててね♡)




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