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2018年夏②〜大阪・舞子編
2018年夏、私はブラジルに移住して9回目になる里帰りを果たしていました。経由地のNYでの観光を経て、日本での最初の10日間は娘も一緒でした。大学の冬休み終了前に娘をサンパウロに帰すまでは近場で日本を見せてやり、その後は普段はなかなか一緒にいることの出来ない両親のために時間を割こうと、心に決めていました。通院や検査の付き添い、家族が手を付けられずにいた、介護の申請など。父と母でそれぞれ色々ありました。平日だからこそ実行可能なミッションが山ほどあって、2ヶ月弱の日本滞在の日々があっという間に過ぎていきます。
そこでふと我に返った時にふつふつと湧いてきた気持ちがあったのです。それは「大阪在住の仲良しのnoteの友達、私にとっては千【里】友さん、に会ってみたい」というものでした。善は急げ?(ちょっと違う?)友人たちに連絡を取ると快いお返事をいただくことができました。それからはあっという間に話が纏まり、お二人は私の都合に合わせて休暇を取って、東から向かう私をフルアテンドしてくれることになりました。パンデミック前のことで、オンラインで顔見せなどしない時代の話です。お二人の詳しい様子も知らないまま、ワクワクする気持ちを抑えきれずに新大阪行きの新幹線に乗り込みました。
(これから先は自分の備忘録のフォトアルバムのようなもの。もしよろしければ写真や映像をお楽しみ下さい。)
新大阪駅の改札で、お二人と感動のご対面。ちょっと泣けました。会ったこともないのに、あの二人だな!となぜかぴーんと来てしまう不思議。駅近くのホテルに荷物を預けて、いざ大阪の街散策へ。
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この時のブームだったひょっこりはんのクッキー。(買わなかったけれど。)
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第一日目は、新大阪の駅に戻って来た時には、時計の針が深夜を0時を回っていました。ひとけのない新大阪駅の構内で、ホテル側の出口が分からなくなって、焦る、焦る。走る、走る。結局関係のない出口から出て、コンビニで朝食を買う時に、レジのお兄さんに地図をもらってホテルに帰りました。友人たちは案の定、別れたきり連絡のない私のことを心配してくれていました。遅くまでかたじけない。沢山歩いて食べて、そして他愛のないことに笑って。実に充実した一日でした。
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***
さて、旅の2日目の朝です。前夜のこともあり、心配した友人たちがホテルのロビーまで迎えに来てくれました。その日の行き先は、お隣の兵庫県。私は既に夕方に帰りの新幹線のチケットを取っていたので、その時間には余裕を持って新大阪駅に戻って来なければなりません。「コインロッカーに荷物を預けては?」との友人たちのお気遣いをお断りして、荷物を持ったまま今日の目的地に向かいます。行き先は舞子。
電車に乗って、海が見えてくると自然にテンションが上がります!子供の頃に海水浴で行った、地元千葉の海とはまた違った趣きです。
動画が開かない場合はこちらからどうぞ↓
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舞子VILLAといえば、大江千里さんの舞子VILLA Beach。開かない場合はこれらからどうぞ↓(友人たちが雰囲気作りのためにBGMを流してくれました。マニュアルで。)
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こうして無事に帰りの新幹線に間に合うように新大阪の駅に辿り着いたのでした。改札では胸がきゅんとするお別れが待っています。毎日のようにメッセージを交わし合っていても、その瞬間は何ともいえず切ないものです。
「お別れは悲しいわぁ。」
と友人の一人からポツリとこの言葉が漏れました。思い返せば、優しい関西弁にドップリと浸った2日間でした。
「おばちゃん、落としたでぇ。」
見知らぬおじさんが気軽に声をかけてくれる優しい街大阪。ただただ美しい自然に圧倒された舞子。アラフィフの私たちには、日常的にさまざまな困難や心配事があります。でも、この時だけはその全てを忘れ去って英気を養うことが出来たのです。忙しい中お付き合いくださった、二人の友人たちには感謝しかありません。
この記事を書きながら覗いた、大江千里さんのtiktok。大阪の観光地とはいえ、あまりのシンクロに唖然としました。(あの場所で私たちと同じように顔出しを。。)
https://www.instagram.com/reel/CncsAyUK0f8/?igshid=MWI4MTIyMDE=
ただ今ご帰国中。16日(本日)芦屋のルナホールにて、東日本大震災のチャリティーコンサートにご出演されます。被災地の皆さん、地元の皆様のお心が、世界中から集まる愛、そしてその日のための特別な演奏で、どうか癒されますように。
【本日のおススメミュージック】
大江千里さんの楽曲、「舞子VILLA Beach」。リアルタイムで何度も聴いたアルバム「Apollo」の一曲です。
好きと嫌いの間
行ったり来たりしてる
恋人になるその前に
行ってみたい
場所を
全部 教えて
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