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My favorite things 〜As minhas coisas favoritas

 緩々であまり何もやる気の出ない日曜日(それはいつものことか)。サンパウロ の今日の天気は快晴で湿度が低く爽やかな陽気です。今の気温は27℃。外を歩いても寒くも暑くもなく快適です。でも、このまま春になってしまうというわけではなく、火曜日以降に天気がぐずつくと気温も下がる予報。そして、週の半ば以降はまた気温が上がってくるようです。

 サンパウロの季節は本当に曖昧。「ブラジル」といえば常夏のイメージを持たれる方も多いのですが、決してそうではありません。11月くらいまでは天気によっては気温がグッと下がるので油断なりません。子供たちはそれぞれ10、11月生まれなので、産院に入院した時の服装でその時の気候が思い出されます。夫はそんなことはすっかり忘れているので、この時期にちょっと暑かったり寒かったりすると、毎年大騒ぎになります。いい加減に覚えなさいよ。。

 真冬と言われる今の季節でも、気温が上がる日には半袖のシャツを着ますし、真夏でも寒いと感じればセーターを着ます。日本のような衣替えという習慣は、こちらではあまりないのかもしれません。


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 今週も日々撮り溜めた写真を少しご紹介します。ヘッダー写真は私のお気に入り。階上のお宅のブーゲンビリアの枝に留まる、rolinha-roxa (ケアシスズメバト)たち。気づくと、以前ほどの大群で我が家にやって来ることも無くなってしまいました。向かい側にアパートを建てている関係で、彼らの住処である木々が伐採されたことも何か関係があるのでしょうか。群れで来られるとベランダも汚れるし、衛生面も心配。でも見かけなくなると寂しい。何とも身勝手なものですね。Rolinhaは掌に乗るサイズの、小さな、小さな鳩です。


先週の満月。といっても時間により少し欠け始めていた月。
眩き月光のパワー。友達が住むアパートも写り込んでいます。
いつもにも増してコウモリが飛び交う日でした。娘の職場の辺りでもそうだったようで、コウモリのことが話題になっていたそうです。左上で輝くのが満月。コウモリが向かう植え込みに、ダメもとでカメラを向けると写っていました!
椎茸?コウモリ傘のような「コウモリ」。後ろ姿ですが。。
気を良くして、翌日の晩も撮影に臨みました。植え込みからターンをする、正面の姿を捉えることが出来ました。コウモリには不気味なイメージがありますか?風水的には縁起の良い生き物とされているようです。偶にセンサーが狂うのか、体当たりをしてくることもあります。
雨が少ない冬のこの時期は、根菜、葉物野菜共に元気。いつもの朝市で、葉付きビーツの良いのをゲット。これで230円ほど。
茎の部分は細かく切って炒めて、醤油や七味で味付け。ご飯が進むくんの常備菜に。
甘いものがどうしても欲しくなり、ブラウニーを焼きました。(但しブラウニーの素を使用。)
卵の規定量2個を無視して3個を使ったせいか、チョコレートケーキ的にふっくらとした仕上がりとなりました。それでも家族には好評。翌日にはしっとりとそれなりになって即売り切れ。また焼いてみたいです。
本日6時15分の朝焼け。目の前のビルが大分立ち上がって、太陽が昇る様子が見られなくなって来ました。中央右にかろうじてピース✌️サインのビルが見えています。
左上に輝いているのは木星です。アプリによれば、月は地中に沈んでしまっています。
サンスベリアのその後の様子です。蕾はやはり少しずつ成長していました!(右側)
よく見たら、目を付けていたのとは別の株が花を咲かせていました。これからもっと派手に開くのでしょうか。
サンスベリアの上には蔦の葉っぱ。よく見ると実を付けていた痕跡が。。
これは誰かな?と思ったら。。
ブラシノキでした。
以前にもご紹介した、フイリソシンカ(斑入り蘇芯花)と、シロイロソシンカ(白色蘇芯花)
フイリソシンカ
シロイロソシンカ


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 ウォーキングの後、月一で受け取る薬のために薬局に向かいました。でも、システムが動いていないとかで結局薬は受け取ることが出来ず。こんなことが度々起こるので参ってしまいます。明日出直すように、とのことですが上手くいくかな。降圧剤など、1日でも切らすことの出来ない薬の場合はなおさら大変そうです。 

 薬局を出て何気に空を見上げると、かなり高い位置に妙な物体が浮かんでいました。飛行機でもヘリコプターでもなく、昼間に見えることから人工衛星でも無さそう。じっとその場に留まっている様子からもちろんUFOでも無さそう。

持っていたデジカメの望遠でパチリ。家でググってみると「クリオネ」と。。でもまぁ確かに。
上に小さな丸いものも見えました。なんだろう。。日曜日の朝は人影もまばら。情報を共有できそうな人も無し。


 呟きを見ると、同じ物体を目撃した方もいたようです。試行錯誤して調べた結果、旗(垂れ幕)のようなものを提げた気球、ということがわかりました。そういえば白い布に何か描かれているようにも見えなくはありません。贔屓のサッカーチームの応援か何か?気球は火災の原因にもなるので、勝手に飛ばすことは禁止されているはずなのですが。。謎の飛行物体の正体が分かってよかったです。

 50年以上前、幼稚園の登園時間に見た光景について思い出していました。私と友人は幼稚園の年少組。登園といえど私の母はおらず(弟が赤ん坊だったからでしょうか)、友人と一緒に、お母さんの引率で園に向かっていました。朝の明るい時間というのに、見上げた空にはサッと流れるオレンジ色の物体。友人と呆気に取られて空を見つめていました。

 その場でお母さんに報告したのかは全く覚えていません。でも、その日の夕飯の時間に父に話したことはハッキリと覚えています。問いかけに対する応えは「火の玉(火球のことか?)だろう。」と。翌朝、友人にその旨告げたら、御家族は「流れ星でしょう」と仰ったようです。今思えばどんな応えでもよかったのです。幼い子供たちの目撃談を否定することなく、真摯に接してくれた大人たちの対応を、今ありがたく思うのでした。


【オススメの音楽】

 日本の家族が、地元の花火大会の様子を動画で送ってくれました。懐かしかったので、Dreams come trueの『あの夏の花火』を。

 最近、娘がお風呂場でドリカムの曲を聴いていることを知りました。(先日聴いていたのは、未来予想図三部作の最終編、『アイシテルのサイン』)そのほかにもZardや、誰かにカバーされたオフコースの曲など。Spotifyを徘徊していて見つけたようです。そういえば大江千里さんの『Rain』も好きなよう。リアルには聴いていなくとも、名曲は聴き継がれていきますね。





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