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#問い
レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドにおいて「問う」と「考える」のサイクルを強化する
「考える力を伸ばす」という観点からレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドを見たとき、参加者が「問い」を考えることを強化することが重要なのではないかと言うことについて以下の記事で書いた(レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドとはどのようなものかについても簡単にまとめられている)。
上記の記事で主張したのは、考える力を伸ばすには、単に「問う」だけでなく、「問う」→「考える」→「問う」→「考える」→…のサ
レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドを「考える力を伸ばすこと」に使うということ
筆者は、勤務先が大学であるということもあるが、レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドを「考える力を伸ばす」ことに使うことに大きな可能性を感じている。
どうしてレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドが「考える力を伸ばす」ことに役立つのか、それはどのようにして可能かについて、改めて考えをまとめてみたい。
レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドのステップ まずはレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドの進行ステッ
レゴ®︎シリアスプレイ®︎を通じた状況の表現について
前回の記事では、ある問いに向けて作品を作ることは、その問いに沿った「概念」を作り、それを通じて世界を評価することもつながる(役立つ)と指摘した。
そのような使い方から少し外れる問い方がある。それが「現状」を問うものである。より具体的にいうと「あなたの今の状況を説明する作品を作ってください」という問いに対して作られる作品だ。
大きな理解の枠組みで言えば、その作品もまた対象(この場合にはまさ
不思議に思い面白いと思う感性を育てる
現代の大学教育で一番重要かつ育てるのが難しいと思うのは、「問い」を立てる能力だと思う。
ここ数年で「問いの立て方」を教えてくれる本が出てくるようになった。それらの本では、「問いの立て方」次第でその質問を受けた人の考えるパワーが変わってくるということや、筋の悪い「問い」は本質的な解決策に結びつかないので時間を浪費する、ということが主張されている。
それらの本を読めば良い問いは立てられるのだ