地球温暖化防止のため、息を止める
本日は夫婦でのAUS旅8日目。
YandinaからNoosaを経て、Brisbaneへと向かう。
朝起床して、身支度を済ませた後、昨日泊まった農家の夫婦と犬たちに別れを告げる。
農家と夫婦と犬たちについては、↓をご覧ください。
「今日もここに泊まってもいいんだぞ」
と言ってくれた、旦那さんの優しさに有り難みと寂しさを感じた。
宿泊したyandinaという土地をあとにして、Noosaへ。
ここもビーチが有名な観光地だ。
相変わらず海ばっかりだが、これでもいいと思えるのは、仕事と違って目的のない気ままな旅だからだろう。
もちろん上司の承認も要らない。
ビーチの有名な地ということで、街にも活気があり、サンタクロースのモニュメントもこの暑い中で、意気揚々としている。
ぱっと見の姿とは裏腹に顔面には生気が宿っていないのが。
このNoosaの近郊には2つのエリアがある。
一つはSunshine beach.
長い砂浜が続き海では波が高いため、多くのサーファーたちがサーフィンをしている。
海岸線には別荘と思しき建物が立ち並んでいる。
Sunshine beachでは、一部の波が穏やかなエリアでは遊泳が可能で、範囲としては30m幅程度。
広すぎる海岸には、かなり窮屈に見えた。
傍らにはライフセーバーの姿もあり、子供連れもこのエリアで遊泳していた。
波は穏やかといっても、湖のような瀬戸内海を見て育った人間からすると、身の危険を感じるレベルだが。
また、砂浜は石英が多いためか「キュッ、キュッ」と歩くたびに音をたてる。
心地よい音と言えれば素敵だが、ビート板が擦れる音にしか聞こえなかった自分の感覚を悔やみたい。
もう一つはNoos ahead
ビーチはもちろんあるが、先には磯等もあり、泳ぐだけでなく"眺める場所"も多数あるのが、Sunshine beachとの違いだ。
こちらは海沿いにレストランや洋服店などの商業施設が立ち並ぶ。
海岸沿いには遊歩道があり、イルカが見えるポイントや、鬼の洗濯岩のようなポイントが道中に現れる。
道の途中で多くのカップルの名前が刻まれた岩があった。
日本でも観光地によく見られる光景だが、万国共通の文化か。
流石に「〇〇中最強!」といったような文面は見当たらなかったが。
しかし、果たしてここに名前を刻んだ何組のカップルがゴールイン出来ているのだろうか?
しばらく歩いていくと今回の目的でもあるFairley pool(妖精のプール) なるものが見えてくる。
岩盤の切れ目に海水が溜まり、天然のプールが出来ている。
もちろん人も入ることが出来るので、早速飛び込んだ。
そこそこ深さもあり、180cmの自分でも足がつかない程度。
35℃を超える外気温とは打って変わって、冷たい水に身体も引き締まる。
しかし、元々はしゃぐようなタイプではないので、こういった場所での遊び方が分からず3分程度浮かんだだけで終了。
自分にとっては妖精のプールどころか道の駅の足湯で終わってしまった。
人の感性は様々である。
その後は車でBrisbaneまで移動。
道中灼熱の気温と遊泳により、思ったよりも体力を消耗してしまったのか、とてつもない眠気を感じる。
体力的に少しヤバいと思ったが、変なチャリのおっさんのおかげで目が覚めた。
チャリなのに見ている間ずっとチャリを押している姿に、思わず笑いがこぼれた。
このおっさんは押すためにチャリを買ったのか。
無事にブリスベンにつき、晩飯をいただく。
大きすぎるキッチンに対して、小さなシンクに戸惑ったが、相変わらずどこも快適な家ばかり。
今まで金額には触れてなこなかったが、この家を含めて今までの家は二人で一泊3000円程度で収まっているから驚きだ。
いつの間にかテントの存在を忘れてしまっているが、今後もいい出会いがあることを期待したい。
夕食を終えて、オーストラリアの天気等を見ているとこんなニュースが
https://news.yahoo.co.jp/byline/morisayaka/20191217-00155188/
地域によっては50℃を超える場所もあるらしく、人生で最もHotなクリスマスとなりそうだ。
ここでタイトルの伏線?を回収。
昨今日本でも同様だが、温暖化を顕著に肌で体感出来るようになって来た。
子供の頃に社会の授業で「地球温暖化を防止するために、息を止めます」フザケていた。
しかし、今はもう少し真面目に考え無ければならない事という思考に変わってきている。
実際に自分に実害が起こるまで、行動を起こさない人間の愚かさを感じた。面目ない。
ケアンズが雨続きだったので、少し早めのペースで南下してしまっていますが、今のところ順調です。
今回の旅で個人だけでなく、夫婦としても少しずつ成長しているように思います。
前職の出社日から1ヶ月が経とうとしていますが、会社を辞めて良かったと思う反面、何かしら仕事はしたいなという気持ちは不思議と残っています。
自分たちの生活のためにというのは勿論ですが、何かしら小さくても、社会的に影響をもたらしたいという欲求が自分の中に残っているような気がします。
兎にも角にも今日も良き一日でした。
灼熱の環境下で、体力的な消耗が激しいのでここからは更に余裕を持って行動していきます。
ここからしばらくはbrisbaneにステイ予定。
シティなオーストラリアを皆さんにお届けしていきます。
皆さんのサポートは無駄にはなりません。