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音声SNSにおけるトラブル発生パターン〜歴史は繰り返す〜

音声SNSとして一大ブームになったclubhouse(略称:クラハ)。その影響を受け、後追いとして実装されたTwitter版クラハとも言える「スペース」で、今かつてのクラハと同様の人間関係トラブルが多発している。
消耗している私のフォロワーさんも多く、かつてクラハで似たパターンのトラブルを数えきれないほど見聞きしてきた自分の知見を活かして、ここにクラハとスペースに共通するトラブル発生パターンをまとめておこうと思う。(フォロワーさんを救いたい。)

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。
歴史は繰り返す!
歴史を学びパターンを知っていれば、動揺することもありません。

①荒らし系ユーザー


日本人だけの部屋にいきなり外国人が入ってきて外国語で一人話し続けたり、その上で部屋のメンバー全員に自分の言語で話すことを強要してキレたり、
部屋のトピックと無関係な内容を空気を読まずに一人語りしたり、
迷惑行動を繰り返して部屋を追い出されてもしつこく部屋のメンバーにDM連投したり、
そのような空気の読めない荒らし系ユーザーは初期のクラハに一定数存在した。

このパターンの場合は、相手をブロックすることで解決する。(+場合によっては運営に通報して退会させたり凍結させることも。)

また、シンプルに会話が成立しないなどのキチガイ系ユーザーもこの派系なので、同じくブロックで解決する。

②依存系ユーザー


クラハでもスペースでも、それ自体に日中の大半の時間を割いていたり、トイレやお風呂でもクラハやスペースをやり続けるような依存症タイプの人がトラブルの発端となることが多い。(※音声SNS依存症の人の見分け方はここです。テストに出ます)
そのような依存症タイプの人は、一般的な常識の範囲内で利用している他のユーザーとコミュニケーションの温度感がズレているので、何気ないコミュニケーションでも深読みして妙な受け取り方をしたり、自分の言動でも気にしなくていいようなことをやたら細かく気にしたりする。
そして自分と相手の温度感が異なっていることに気づかないので、当然自分と相手が同じ感覚だと思っており、自分の温度感でのコミュニケーションを相手にも求め、それがきっかけでトラブルへと発展することが多い。
普通のユーザーからしたら、何がいけないのかわからないことで一方的に説教されたり怒られたり、やたら会おうと誘われたり、他人同士の音声SNS上での人間関係にも踏み込んで口出ししてくる、など。
普通のユーザーと違って、音声SNSが世界の大半になってしまっていることが伺えるような、他人との境界線が曖昧になっている点が特徴。

ただ厄介なのが、依存症タイプの人は依存するだけ音声SNSに時間を割いているとあって、音声SNS上での何かしらの派閥やコミュニティの中心的人物であることが多い。
そのため、荒らし系ユーザーと違い簡単にブロックできないことで悩む人が多い。


依存症タイプの人が発端で起きたトラブルの収束パターンはこうだ。

❶依存症タイプの人側と、敵対側の2派閥ができる(正確には中立もいるのだが、大抵依存症タイプの人が極端な思考をするため、中立も敵側と見なされ同じくくりで扱われることが多い)

❷敵対側派閥が変わらず平和で円満であり、
依存症タイプの人側の派閥は結局その内部でも揉めて泥舟化
→そのため、派閥化した時点で敵対側に参画するのが賢明。

❸依存症タイプの人側の派閥が解体
そっち側にいた人たちが孤立する
発端の依存症タイプの人本人は別のコミュニティを形成し、再び自分が中心になれるイエスマンで周りを固めた派閥を作ろうとする

❹結局依存症タイプの人が新たに作ったコミュニティも長続きせず、依存症タイプの人が次第に音声SNSにログインしなくなっていく。
やがて消滅。

大抵このパターンです。(マジで。)

そのため、依存症タイプの人だと分かった時点で、フォローされてもフォロバしない・ミュートするなど、何かしら距離を置いて仲良くならないように接するのが正解となる。

一番悪手なのが、依存症タイプの人に全面的に共感/肯定して味方をすること。
仲良くしたが最後、一気に踏み込まれて迷惑をかけられるので、ちょっとでも踏み込まれたなと思った時点で距離を置くのが良い。
依存症タイプの人には、数日レスを返さないだけで敵と見做して大騒ぎするような人もいる。

こちらの記事も宜しければ参考にどうぞ↓

ちなみにクラハでは、
初期は芸能人全盛→荒らし系ユーザー多発→依存症タイプユーザー多発→クラハ自体が衰退して地方のヤンキーとスピリチュアル系専業主婦の溜まり場と化す、というような変遷を辿っている。
そのうちTwitterスペースも同様に、ヤンキーとスピ系の溜まり場と化していくのだろうか…。
引き続き今後の行く末を観察していきたいと思う。

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