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人との距離感が保てない人に遭遇したときの心構え

画像はウミガメの背中に引っ付く小判鮫。

知人の紹介で行った無名エステサロンの体験で、初対面のエステティシャンにいきなり性事情について聞かれショックを受けたことがある。

SNS上で、しょっちゅう人間関係のトラブルを起こしている子持ち専業主婦に、毎日DMを送られ意味のないダル絡みをされたり、SNSの投稿全部に反応されたり、よくわからない理由で突然泣きつかれて謝罪されたりしたこともある。

突然DMであなたのファンです、みたいな内容の熱量高めな長文がフォロワーから送られてきたと思ったら、あっという間にフォローを外されていたこともある。

一見普通の人っぽく思えても、いざ会ってみるとベタベタ触ってきたり、初対面の場でいきなり自分の過去のトラウマ体験など重すぎる話を泣きながらしてきたり、友達との距離感が分からず恋人的役割を求めてきたり、依存してくる人もいる。

こういう人って意外と多い。
特にTwitter、めちゃくちゃ多い。

当たり前に人との距離感が保てる普通の人であれば、万が一執拗に相手に連絡をしたり、行き過ぎた距離感でコミュニケーションをとったりしてしまったら、その場の空気を読んだり、相手が何を嫌がっているのかをその場で瞬時に察知して「しまった」と思って後から改善したりするものだ。

人間関係でやたらトラブルを起こしている人は、人との距離感を保てない人が多い。近すぎるのだ。0か100かの白黒思考で、人との距離感やコミュニケーションをチューニングできない人がとても多い。対人依存な人もいる。
物事を正しく客観視できなかったり、そもそも"適切に相手の立場に立って物を考える"ことができない、他者視点がない人も多い。
つまり、デリカシーに欠ける人が多い。
そして自分の感覚が世間一般とズレていることを自覚できず、他人も須く自分と同じ感覚、価値観だと思っている。だから自分の感覚でコミュニケーションをとってそれが他人から受け入れられないと、相手に非があることを疑わず相手を否定したり激昂したりする人もいる。
他者視点がないため、トラブルが起きても正しく原因を把握して反省できず、そこじゃないよと言いたくなるような、ズレたところで思い込みを発動させて間違った自責を繰り返し、妙なところだけ繊細で過敏になっている人もいる。自責して落ち込むポイントがズレているのだ。
これは色んな人に距離感の近い行き過ぎた言動をした結果、何が良くないと具体的に他人から明言されずに嫌われて、何が良くなかったのかを自分で仮定した(そしてそれがズレている)結果の産物だと思う。

こういうクソ迷惑な人に出くわしたときに、覚えておきたいこと。

  • こういう人はあなた以外にも間違いなく同様の言動をしている。むやみに傷つけられたとしても、あなたのせいではない。

  • こういう人は一定の割合で世の中に存在する。稀有ではない。よくあることといえばあること。重く受け止めなくていい。過去にどんな愛着形成に失敗する辛い出来事があったのか知らないが、同情して素人が面倒を見ようとすると仇で返されるだけなので、心理士など専門家を頼るよう促して、情けで付き合わないのが正解。

  • 少しでも踏み込まれたと感じたら即座に距離を取ること。放っておけば相手から勝手に離れていき、自滅する。放置すること。時間の無駄なので、こういう人には誠実に対応しなくていい。

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