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腕の「見せる」どころ
授業づくりにおいて、子らが「見る」もの(子らの視覚情報となるもの)、指導者からいうと「見せる」ものについて、どうあればよいかを意識することは、とても大切なことです。指導者の腕の見せどころ、いや、指導者の腕の「見せる」どころのひとつと言えます。
授業において、子らが「見る」ものには、次のようなものがあります。
・黒板に示される板書
・各自に配布される学習プリント
・教室で使用される大型モニターや
タブレットPCの画面
・教室の掲示物
・教科書や資料集 など
そして、教壇に立つ指導者の一挙手一投足、その表情だって、子らにとっての大切な視覚情報のひとつです。
いかに「見せる」か「見させる」か。
ここでは、
板書と学習プリントにしぼって、次の4つの「見せる」について考えてみます。
1、 子らの視線を誘導して「見せる」
文字の大きさや色、学習プリントならその文字のフォント、大項目と小項目の区別などによって視線を誘導し、視覚的なわかりやすさに配慮します。また、大切な文言は、箱囲みにするだけで箱の中の文言に自然と子らの視線を誘導することができます。マグネット式のカードや「1枚絵」の使用についても工夫したいですね。
2、 直感的な理解を促すように「見せる」
3、因果、対比、プロセスなど、思考の構図を「見せる」
4、あえて「見せない」
上記の「2」から「4」については、
次に添付するPDFに示します。
中学校の道徳の定番教材である『二通の手紙』をもとに具体的に示したものです。
確認ください。
いかがでしたか。
次の私の記事とあわせて
いっしょに勉強しましょう。
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