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結局自分で治すしかない『自分でできる境界性パーソナリティ障害(BPD)克服』

いま『自分でできる境界性パーソナリティ障害(BPD)克服法』(ブレイズ・アギーレ/星和書店)という本を読み進めています。

朝散歩やポジティブ3行日記、セロトニンを意識した食生活、アルコールを飲まない生活。メンタルクリニックで処方されたブロマゼパム錠2mg「サンド」の服用。

これらはどちらかというと、乱高下の激しいなメンタルを整えるという目的で実行しています。意識しても気をつけても、境界性パーソナリティー障害が発動してこれまで人間関係が壊れたことは数知れず……

人にやさしく、厳しくしない。人からは「優しい人ですね」なんて評価されても、たったの一回で終わってしまう。

そういう自分を変えたくて、noteを書いていますし、本書を手に取りました。

本書は以下の章立てで構成されています。

  1. 怒り

  2. 他の激しい感情

  3. 孤独

  4. 自分の境界線を守る

  5. 気分依存的な行動

  6. 非現実のように感じる

  7. 私は誰?

  8. 先延ばし行動

  9. 薬物とアルコール

  10. 攻撃的な衝動

  11. 自分についてのマイナス思考

  12. 過去に生きる、未来に生きる

  13. 被害念慮

  14. 自分自身を否定する

もちろん全て当てはまる人はいないでしょう。
ですが、気になる項目がいくつかあるのではないでしょうか。

僕の場合は、
「怒り」「孤独」「自分の境界線を守る」「気分依存的な行動」「非現実のように感じる」「私は誰?」薬物とあるコード」「攻撃的な衝動」「自分についてのマイナス思考」「過去に生きる、未来に生きる」「被害念慮」「自分自身を否定する」

以上があてはまりました。

書いていて少しショックだったのが、ほとんどあてはまっているということ。どこから手をつけていいのやら……

とはいえ、本書では各章を細分化してケーススタディーで学べるので、自分の場合だったらどのように応用できるだろうか?

という視点で読んで実践することができます。

僕の場合は、直近でパートナーと別れてしまった原因となった自分の「自分についてのマイナス思考」「被害念慮」「自分自身を否定する」
この3つが複合的に発動してしまったように感じています。

もともとパートナーの家で過ごす予定を入れていて、それを楽しにみ仕事をしていたところ、ふとパートナーから今回はやはり僕の家で過ごしたいとの連絡。外食ではなく、お酒とご飯を買って僕の家で過ごそうと。そして翌日は街に出掛けて過ごしたいと。

そういう連絡でした。

その少し前にパートナーにショッキングな出来事があったので、お酒でも飲みたいのかな?と思い、パートナーがそれで気分が良くなるのならと思い了解しました。

ただ話が進むにつれて、これまでの僕とのパートナーシップの中で、我慢していたけどやはり無理だったことを正直につたえてくれて、その日は泊まることなくパートナーは帰宅することになりました。

その伝えてくれた音に対しては、僕も了解して今後もお付き合いを継続するつもりで、その日はお別れしました。

ただ次の日になって
「本当だったら今日はパートナーと街で遊ぶ予定だった。一緒に過ごしたかったな」
「そもそもこれまでパートナーに我慢をさせてきてしまった自分はなんて最悪な人間なのだろうか」
「こんな自分みたいな人間が存在していいはずがない」

先にあげた「自分についてのマイナス思考」「被害念慮」「自分自身を否定する」の3つに加えて、その日は一人でアルコールも飲んでいました。

そうしたら尚のこと衝動性が止まらない。止められない。

前の日までは、パートナーシップが解消されたわけではなく、今後も今回の件を理解した上で、お付き合いを継続していきましょうということで合致していたのに、その後の僕の衝動的な行動でパートナーシップが解消するながれになってしまいました。

このように僕自身が起こしてしまったことと、本書に書かれている例を照らし合わせながら、理解を深めてチェックポイントを見て、同じことが怒らないように意識して対策していく流れになります。

状況は人それぞれなので、境界性パーソナリティーでお悩みの方、克服したい方にはぜひ手に取っていただきたい一冊です。

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