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2012年会社員を退職、渡仏。リヨンのパティスリー勤務。 スイス、ベルギー、イタリア、…

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2012年会社員を退職、渡仏。リヨンのパティスリー勤務。 スイス、ベルギー、イタリア、モナコへ 2014年再渡仏。 ブログ: https://ameblo.jp/francais37 インスタ: https://www.instagram.com/kiiko40hikiyose/

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最近の記事

フランスの新年はガレットから…

1月1日に引っ越しを終え、 次の日からすぐに仕事が始まった。 以前の家より更に職場から近くなり、 徒歩3分で更衣室に着く。 真っ暗な朝なのに、小さな町の歩道には何人も歩いている人たちがいる。 みんな同僚だ。 朝から、挨拶のビズ。 1月は、フランスではガレット・デ・ロワを食べる習慣がある。 1年の良し悪しを、ガレットで運試しするのがこの国のならわし。 日本で見たことのあるガレットは、 パン屋で売っていて、厚みのあるサクサクしたパイだったけれど、 初めてみる

    • 年明けからフランスで3回目の引越し

      12月ギリギリで見つけたシェアハウス。 たった歩いて5分のところに引っ越すのだが、 仕事のない日を選んだら、1月1日しかなく、 そんな日に誰かに手伝ってもらうのも悪いと思い、 1人で地道に荷物を運び出した。 もちろん、引越し先の人たちもみんないない。 近くの地元に帰省中だ。 今まで住んでた家にももちろん誰もいない。 正しく、正月1人での引越しだ。 少しずつ手荷物を運び出し、往復5、6回したところで終わった。 その引越しの様子を、カフェのテラスでお茶している

      • フランスで4つ目の滞在先

        フランスで順調にパティスリーで働いていた私に、 さらなる事件が発生したのはいうまでもない。 日本ならまだしも、海外で、しかも1年の間に3回(4滞在先)も 引っ越しさせるものかしら? 親もびっくりするから、しばらく言わないでおこう。 そうして12月を迎えたのだけど、 なんのアテもない。 でもなぜか、なんとかなるって自信だけはある!笑 仕事が終わって、いつものように図書館のwifiを拝借しに散歩。 フランスのシェアハウスのシェア希望を募るサイトにアクセスして、

        • フランスでの山の上の自宅は、遮断された世界

          8月からパティスリーでの勤務のため引っ越しした山の上の新居。 早朝から出勤のため、やむなくお店の近所に引っ越さなければならなかった。 山の上の不便な小さな町。 時々訪れるくらいならいいかもしれないが、 暮らすとなると、お店も少なくて不便。 なぜかパン屋は3つもある(^^) そんなこんなで暮らし始めて初日から問題にぶち当たった。 大家さんは、アパートの建物の1、2階に住んでいるから 何かあればすぐに話ができていいんだけど、 なかなかムッシュと話する機会がない。

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        • フランス人的生き方
          21本
        • 引き寄せワーク
          1本
        • フランスの郵便局
          0本

        記事

          適当なフランス人がいるから、引き立った私

          フランスのパティスリーは、12月は最も忙しい時期。 それは日本も変わらないのだけど、 働かないフランス人も、この時ばかりはよく働いた〜笑 12月というよりも、11月からすでにクリスマスの仕込みで忙しかったのだけれど、 特に緊迫した雰囲気の中、仕事をしたのを覚えている。 私が勤務したパティスリーは、市内に4店舗あって、 クリスマス前の1週間は、ラボ勤務の仲間も手分けして ブティック(店舗)のヘルプに立つと聞かされていた。 私、ラボの中は仲間同士だから何とかフラン

          適当なフランス人がいるから、引き立った私

          フランスで初めて訪れた警察署

          クリスマスも近い12月上旬のある日、 私は、仕事が終わってから久々に山を降りて、市街に出かけました。 その日は週末で、イルミネーションの祭典が開催される週だったため、 すごい数の人たちが押し寄せていました。 山から街へは、バスとメトロを使って移動します。 が、バスを降りたメトロの駅前は、動けないくらい、 そして、改札を通れないくらいの人であふれていました。 急いでいたのもあり、バスから早く降りたくてドアを飛び降りました! そこで、異変に気付いたのです。 ジッ

          フランスで初めて訪れた警察署

          フランスの同じ職場に入ってきた日本人女性

          そうそう、前回の記事でお話しした日本人女性。 いきなり登場させてしまいましたが、 山の中の小さな町でも、日本人はいるのです。 というか、私が8月に働き始めた時には、 全く職場に日本人はいませんでした。 ただ、同じ職場で働くフランス人男性の奥様が、日本人女性で、 しかも、お店のすぐ前に住んでいました。 半径100m以内に2人も日本人が住んでるだけで、凄くないですか? 世の中狭いな〜って思っていたら、 10月くらいから、20歳くらいの日本人女性が職場に加わること

          フランスの同じ職場に入ってきた日本人女性

          フランスでの、まさかの住居売却

          神様なのか仏なのか、 いつもどこかで見守ってくれているのは確かに感じるのだけど、 それでも、容赦なくいらない試練をお与えくださる。。 でも、試練って、乗り越えられる人にしか与えられなかったんだっけ? 仕事が休みだったある日、 近所のフランス人の知人とお出かけした帰り、 車で家の前まで送ってもらいました。 私の滞在先は、大家さんが所有している3階建の建物で、 1、2階は大家さんがお住まいで、 3階には4つワンルームがある作り。 建物の周りには木が生い茂り、少

          フランスでの、まさかの住居売却

          フランスの住宅補助申請してみた結果…

          フランスでの生活は、ホームステイに始まり、 大家さんを介して一人暮らしに至るまで色んなおうちに滞在しました。 渡仏してすぐに、外国人留学生に対しても、 国から住宅費を負担(CAF)してもらえる、住宅補助が認められているというのを知っていたので申請してみました。 ただちょっと難ありなのが、 滞在する家の方が、住宅補助申請提出に許可してくれるかどうか? そこで、許可してもらえないと申請は提出できないんで、 まずは、引っ越しする前に、そのことも確認しておく必要がありま

          フランスの住宅補助申請してみた結果…

          毎週末日本人男性の家に…

          フランスで知り合った日本人は、だいたい学校か仕事関係の繋がりだけれど、 同じ学校に通っていたけど、ほとんど学校で会ったことがないお友達がいました。 彼は、名古屋でフランス料理のシェフをしていた年下の男性で、 フランス語はほぼしゃべれない初心者だったんです。 が、やたらフランス人のお友達がいました。 そんな彼にたくさんのお友達を紹介してもらったり、 イベントに誘ってもらったり、 暇な時は、彼に連絡すると誘ってもらえて、それなりに充実しました。 そんなこともあり、

          毎週末日本人男性の家に…

          フランスでの銀行口座開設で起きた事件

          語学学校に通い始めてすぐの頃、 銀行口座開設の手続きをしました。 そんなに必要かどうか分からなかったけど、あって損はないだろう。 と思い口座を作ったのですが、 通常は、銀行で口座開設の為の予約を取ってから、 別の日に再度銀行に出向かないといけないのです。 そう、日本とは違い、なんでもまず、予約してから。 というのがフランスのやり方。 私の通っていた学校では、初日に銀行口座開設のお手伝いをしてくれるらしく、 初日に何人かまとまって、学校と契約している銀行へみん

          フランスでの銀行口座開設で起きた事件

          フランスで起きた偶然の出会い

          フランスに滞在して3ヶ月が過ぎた頃、 次のステップが待っていました。 そう、初めての海外での仕事。 その為に、語学学校でも休まず(1日だけ、日本から送った自分宛の荷物を受け取る為に、遠く離れた空港まで受け取りに行ってあえなく休んでしまったけれど。)、フランス語上達のために猛烈に勉強したんだけれど、 2度目の引越し、つまり3ヶ所目の滞在先でも、たくさんのトラブルに見舞われました!笑 渡仏する直前、SNSで見つけた、フランスに住む日本人。 特に、リヨンに住む日本人を探

          フランスで起きた偶然の出会い

          フランスでの3ヶ所目の滞在先

          7月の下旬、学校の事務局の女性に、 「授業が終わったら、事務局に来てね」と言われたある日、 突然いい知らせがやってきました。 フランスに滞在して3ヶ月が経ったこの日、 3ヶ所目の滞在先が決まったことを知らせる連絡でした。 もともと、日本の小さな留学エージェントを通して、学校や滞在先を探していただいたんですけど、 仕事先は、自分で探すことが前提で、 交渉はエージェントさんがしてくれるというものだったんです。 仕事先の方が渡仏前に決定していて、家探しはフランスに着

          フランスでの3ヶ所目の滞在先

          マダムが紹介してくれたフランス人男性とのその後

          70代のマダムとのひょんなディナーで紹介してもらった息子さん。 彼は、私と歳も近いであろう40代くらい。(はっきり歳は聞いていないが。。) ある日のメールで、彼は自分の写真を送ってきました。 やはり40代っぽい顔立ちで(フランス人は、年のわりに老けているので、もしかしたらもっと若いかも。。笑)、 船を操縦している、きっととっておきの1枚。笑 彼は、何度かメールのやり取りをしてても、 私に英語で返信してきました。 私の中では、早くフランス語を上達したい気持ちでメー

          マダムが紹介してくれたフランス人男性とのその後

          フランス人的に生きると全てがうまくいく

          今回は、自分の望んでいるものすべてを手に入れたい。願いを叶えたい。 と欲張りな願望がある方へ、フランス人的な生き方をふまえた上で 基本のワークをご紹介致します。 1つしか願いが叶わないなんてことはありません。 すべて願いは叶うので、自分の望みに素直になってもいいのです。 願いを叶えるためには、波動(エネルギー)がすべて。 そう、何と言っても、フランス人のように、 大したことない、気にしない、「c’est pas grave 」 って、気楽に構えて、リラックスし

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          フランス人的に生きると全てがうまくいく

          マダムが紹介してくれたフランス人男性

          70代のマダムは、離婚したのか1人で暮らしていました。 が、時々ダンディなムッシュが家にやってきます。 その歳になっても恋をするって素敵☆ って思いながら、 日本との常識の違いに、どう対処したらいいのか分からずにいました。 そんなある日、私が早めのディナーをしていると、マダムもディナーの準備をし始めた。 と言っても、牛乳パックのような紙パックに入った野菜スープを、 レンジでチンするだけ。 一緒のテーブルに座ったマダムは、世間話をし始めました。 学校はどうか?

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