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フランスでの3ヶ所目の滞在先

7月の下旬、学校の事務局の女性に、

「授業が終わったら、事務局に来てね」と言われたある日、

突然いい知らせがやってきました。

フランスに滞在して3ヶ月が経ったこの日、

3ヶ所目の滞在先が決まったことを知らせる連絡でした。

もともと、日本の小さな留学エージェントを通して、学校や滞在先を探していただいたんですけど、

仕事先は、自分で探すことが前提で、

交渉はエージェントさんがしてくれるというものだったんです。

仕事先の方が渡仏前に決定していて、家探しはフランスに着いてから。

という契約でした。

まあ、学校に行ってる時はホストファミリーがいるから、

仕事が始まってからも、最悪ホストファミリー宅から通えばいいかな。。

と思っていたんですけど、

思いのほか引越しをしてしまい、

しかも、仕事先からは到底通えない場所で。

自分の働きたいお店で働くことが決まって嬉しかったんですが、

職場は、リヨンの中心街から郊外に向かう山の途中にあったので、

なかなかお店の近くの滞在先を探すことができず、

8月から始まる仕事の10日くらい前に決まりました。

平日は朝6時から仕事が始まるのでまだいいですが、

週末は4時半からスタートなので、

市街地から電車もバスも出ていなくて、

仕方なく山の途中にある小さな町で暮らすことにしたのです。

事務局の女性は、丁寧に説明してくれた後、

学校で作成してくれた契約書を持って、8月から働く職場の社長に会いにいくこと。

そして、そのついでに、お店の近くの滞在先に立ち寄って、鍵をもらうこと。

その2点を伝えてくれました。

すでにアポイントもとってくれているので、

当日約束の時間に行けばいいだけ。

は〜、これであとは、残りの滞在期間にしっかり働いて、

フランス語もお菓子の技術も素晴らしく進歩するだろうなぁ。。

と、大きな期待で胸を膨らませました。

このあとまだまだ起きる、数々のトラブルに悩まされるとも知らずに。。笑

でも、それ以上に、私は、知らない土地で、

どんどんたくましく成長していくのが楽しくて仕方なかったんです。



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