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毎週末日本人男性の家に…

フランスで知り合った日本人は、だいたい学校か仕事関係の繋がりだけれど、

同じ学校に通っていたけど、ほとんど学校で会ったことがないお友達がいました。

彼は、名古屋でフランス料理のシェフをしていた年下の男性で、

フランス語はほぼしゃべれない初心者だったんです。

が、やたらフランス人のお友達がいました。

そんな彼にたくさんのお友達を紹介してもらったり、

イベントに誘ってもらったり、

暇な時は、彼に連絡すると誘ってもらえて、それなりに充実しました。

そんなこともあり、いつも頼れる存在だったので、

どさくさに紛れてお願いしてみたんです。

お願いしたというのは、洗濯。

正確には、洗濯機を貸してもらうこと。

山の中の私の家には、洗濯機がなかったのです。

職業柄、だいたい1週間に一度は洗濯しないといけなかったので、

必然的に毎週日曜の午後から月曜にかけて

私の休みに合わせて貸してもらわなくてはならなかったんです。

最初のうちは、わざわざ朝食やランチを作ってもてなしてくれましたが、

何ヶ月も通ってるうちに、今週末は予定があって。。

とか、昨日遅かったから、ゆっくり寝たい。

とか、色々な理由で、貸してもらえなくなっていったんです。。

いや〜、とはいえ、いつもいやな顔せず貸してくれて、

本当助かりました。

コインランドリーなんて使ったことなかったんで、

無料で借りれただけで感謝です。(もちろん毎回お礼がわりに手土産持参で)

毎週末、彼女でも彼氏でもない人の家に通うのなんて、

最初で最後だろうけど、

人との繋がりってありがたいな。。

私って恵まれてるな〜って思いました。

私が働き始めた8月から年末までの5ヶ月間、

本当お世話になったなぁ。。

彼の働く、日本人経営者のレストランにも時々顔を覗けたりして、

美味しい思いもできましたし、

日本人コミュニティもそこでできましたし。。

なんか、悪い思い出ってなかったですね〜。

やっぱり、人との出会いは、私にとって宝です。

不便なことがあっても、フランス人的に生きていれば、

どんなことも解決していくって自然に思えてきます。

「大したことない!」「c’est pas grave 」


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