『古いのがまたいい』…昔ながらの魅力がつまった掘り出しもの雑誌と図鑑{読み返したい本記録 5}
感性を使って生きたい。大人になっても新鮮な気持ちで世界をみたい。絵や読書で自分の視野に新しいチャンネルを引きたい私が出会った本。
今回は古い雑誌と、今でも読まれ続けるある図鑑。
どれも読んでから数年たっていますが、今でも覚えているくらい印象的だったので記憶のままに書いています。
よかったら、誰かにつながってほしい。未来の自分への手紙でもある。
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『週刊DO ART』
1991年創刊のアート雑誌。
私の感性を変えるような文章が並んでいた。
なんとなく、初めて眼鏡を掛けた時、景色がクリアになった小学生の秋をまた思い出した。
この雑誌を作ったひとのように、感性を普段からよく研いで、五感で目の前のものを咀嚼するのが上手くなれたら、素敵だって素直に思う。
当時の雑誌がこういうものなのか、ビジュアル以上に文章や言葉の表現の幅が広くて、感覚に刺さる。時代を越えて変わって、消えていたかもしれない、そんな魅力がのこっている。
これだから本との出会いはやめられない。
本とのマッチングアプリとかあったら即入会する。
どの号を買っても面白いし、いっぱい出てるので選ぶのも楽しい。ちなみに一冊はタウン誌くらいの薄さで本棚を圧迫しない雑誌◎
内容は
・厳選された作家の作品
・へぇーと言える画材の成り立ち
・「描く」「観る」「感じる」知覚の開拓する文章
言葉にすると簡潔だが、そんな内容が80号を超えて出版されているから、人と美術の歴史は深いんだなぁと感じる。
家に物を増やさない主義なのに、たまたま古書店で手にとって雷に打たれた。「私の人生に必要な本だ!」と収集癖を刺激され、ヤフオクで全巻セット購入。
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『Do! 図鑑』シリーズ
福音館さんのホームページ↓↓↓
福音館書店さんが出している図鑑
1985から現代にかけてシリーズが出ている、息の長い愛され図鑑。
「生きるための底力」を育てる本で、その言葉通り
・『冒険図鑑』
野宿できるくらい本格的。
・『植物図鑑』
土の作り方から植物と人の生活まで。
・『料理図鑑』
モッツアレラチーズ作れるレシピまでのってる。(酒のつまみを欲する私まで満足…)
・『生活図鑑』
排水管の仕組み、花のある生活、シンプルライフ、防災、調理器具の手入れ、靴の選び方まで
児童書ってこんなだっけ、とぽかんとした。
子供向けとは思えないくらい内容が豊富で、数の手の込んだたくさんの手描きのイラストがすぐに好きになり、
本を作る大人の本気を感じた…
私が大臣だったら、教科書にする。なんて妄想までしました。
尊敬の念で語尾が敬語になってくる本。
貧乏ながらも欲しくて欲しくて、メルカリで全巻セット探すもどれもSOLDOUT。いつか子供ができるまでに揃えれるよう、頑張って働こうと思いました。
大人になって、新しい趣味を探したり、生活を豊かにしたい時に出会った本。
全9巻
特におすすめの4冊
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本気の大人が作った熱い本たち。
紹介していると、なんだかこっちまであてられる。
本って大好き!
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