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いつもニコニコ、人畜無害な存在。着ぐるみの中の私(自己紹介)

はじめまして。
自己紹介です。

私は40代の男性会社員です。
現在(2020年5月)は抑うつ状態で会社を休職して診療内科に通っています。

これまで数年に一度深い落ち込みが襲って来て仕事を休んだり、仕事を辞めて引きこもったりしてしまいましたが病院には行かず時が傷を癒すのを待つだけでした。

食事をする事すら苦痛になってギリギリ生命を維持している状態で誰かに助けを求めるのはハードルが高すぎたのです。


今の仕事場では順調であり、他者との付き合い方や自分のうつ気質との付き合い方が少しずつ分かってきて好転していけていると思っていました。

、、、でもやっぱりダメだったみたいです。

今回は完全に身動きが取れなくなる前に「こりゃ流石にダメだ」と悟り診療内科を受診しました。

以前はメンタル不調の兆しを無視して走り続けた挙句にパンクして立ち往生でしたので
そこは1つ成長!

「生きづらさ」を40数年も抱えて生きてきて、消えてしまいたいと思う事も度々あります。

それでも生きていこう、これからは無理に取り繕う事なく本当の自分の物語を生きる方法を模索しようと今この瞬間は思えています。

私の体験談や実生活では吐露出来ない胸の内を明かす事で同じ様に悩んでいる方が「自分だけじゃないんだ」と思えたり、私自身が負の感情やダメな己も含めて自己開示、認知する訓練の場所になれば良いと思って書きはじめました。

どちらかと言えば『自分の訓練』というほうがが主体ですかね。

※本noteは私と同じ様に悩んでいる方ご本人やその周囲の方へのアドバイスをする意図ではありませんのでその点ご留意下さい。
こんな人間がいる、こんな事を考えているという事をただただ綴るだけです。

私のリハビリに付き合っていると思って読んでやって下さい。



私は10代から「生きづらい」という感覚を慢性的に抱えていました。

他人の表情や声色や場の空気から過敏に感情を感じ取ってしまい、
その人にとって「心地のいい相手」になろうと無意識的に自己演出してしまうのです。
(他の人に比べて過敏なのかどうかは想像でしかありませんが)

そして私の演じた立ち振る舞いに対する相手の些細な反応によって勝手に一喜一憂し疲弊するのです。

上手く立ち回れれば信頼を得た事で自分の存在意義を確認できてウキウキですが、
上手く立ち回れず相手を不快にさせてしまったり相手の反応が薄いだけでたちまち自己嫌悪に満たされます。
長いどんよりモードへ突入です。

感情という不確実な事を深読みしすぎて勝手に解釈して勝手に一喜一憂して。

めんどくさいヤツだなぁと自分でも思いますが、染み付いてしまったこの無意識は本当に厄介で、他人と相対すると問答無用でスイッチON!

仕事でもプライベートでも
常に着ぐるみを着て人畜無害で無邪気なキャラクターを演じている。
そんな感じです。

笑っていても怒っていても
それは表情の異なる仮面を取り替えているだけで本当の自分ではない感覚を自覚します。

「心から大声で笑った」
「怒りの感情を爆発させて怒鳴った」
「何も考えずに友達とバカ話をした」
そんな感覚はもう何十年とありません。

1人でいる時にテレビを見ていて笑う事がありますが、もう既に笑うという方法が分かりません!
笑い声を出さない様に顔が引きつり肩だけで笑ってしまいます。

その笑っている様子をはたから見たらすげー気持ち悪いヤツでしょうね(笑)

でも不思議と映画やスポーツを見て
「心から感動して涙する」
という感覚だけはかろうじて残っています。
なんなんでしょう?

そんなキャラクターを演じる事を周りの人が望んでいると思っているわけではないんです。

誰からも好かれる、頼られるようにならないと気が済まないって訳でもないしそんな事は無理だと百も承知しているつもりなんです。

でもこうして着ぐるみを脱げないのは
「いい人であるべき」とどこかで強く刷り込まれているんでしょうね。

刷り込みの原因に思い当たる事はありますがそれはまた別の記事に書きます。

でも、この着ぐるみ体質は悪い事だけではありません。

深読みしすぎる訳ですから相手の困っている事や今からしようとする事を察知して先回りする事も出来ます。

その点は公私とも重宝されますし、自分でも誇らしく思えます。

ただしこれも「人の役に立つから誇らしい」のであって「自己肯定」とはちょっと違うんですかね。

今こうして文章を書く気になり生き方を再構築したいと思っていますが明日はどうなることやら。私にも分かりません。

何かの作品や言葉の中に光を見つけ、進む覚悟を決めたと思っても間もなく光を見失う。そんな事の繰り返しでしたから。

数週間前までは文章を読んでも単語が目に入るだけで内容を理解するのが困難でした。
文章を書くのもほんの数行メールを書くのに何時間もかかっていました。

やっと文章を読み書きする理解力と集中力が戻ってきたので自分の心の事を整理したり勉強したりしてみています。

さて少し長くなってきましたので今回はこの辺にしておきます。

はたして私はこの皮膚とべったり癒着した着ぐるみを脱ぎ去る日が来るのでしょうか。

「めでたしめでたし」
となる事を願って書いていこうと思います。

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復職から1年経った振り返り記事はこちら↓


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