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noteでわがままになるということ

こんにちは、ぱんだごろごろです。
note生活4年目に入り、今までの投稿スタイルを変える実験をしております。

今日は、そういう試行錯誤の結果、見えてきたものについて、書いてみたいと思います。


心地よいnote生活を求めて


今までの3年間、私は、週に3~4回の投稿というスタイルでやって来ました。

これは、週5日の仕事をしている身として、これ以上増やすのは無理だし、減らすと怠け癖が出るだろうというところから、自分で決めたラインでした。

あれこれやりくりして、とにかく書くことを自分に課すところからやってみようと始めたnoteでした。

アウトプットを続けた先に、新しい自分が見えるのではないかという期待があったのです。

そして、あわよくば、いずれは自分なりの「ぱんだ版 枕草子」を書きたいというのが最終目標だということは、今までに何度も(忘れないように)書いてきたことです。

心に思ったこと(随想)を書くのが目的ですから、自在に書けるようになるには、特に書きたいことがなくても、書きたいという気持ちがなくても、書かなくてはならない、どんな時でも書く対象を見つけて、書けなくてはならないと思っていたわけです。

そう思って、半ばトレーニングのように週4回書き続けるのは、ある意味楽しいことではありました。

運動部で、地道な辛い練習をやり切った時のような充実感があったのです。

「私、書ける!」
と思うのは、自分に自信と肯定感をもたらしてくれました。

ところが、しばらくすると、新たな問題が起こりました。

私は、それまで、ただ、本を読んで生きてきたような人間でした。
あまり読んでばかりいたので、インプットだけではなく、アウトプットしなくてはならない、ということでnoteを始めたのですから。

ところが、noteを始めてみると、本を読む時間が取れないのです。

書くのに時間を取られ、気が付くと夜12時をまわっていた、などというのもざらでした。

週4回投稿のペースを守り続けるには、まず、睡眠時間が、次に読書の時間が削られることになりました。

それでも、書くという行為は楽しいし、読んだnoterさんから、コメントという形で反応が返ってくると、それはもう嬉しくて、こちらからもコメントを書きに行って、またお返事をもらうという交流が、楽しくて仕方ありませんでした。

そうこうしているうちに、次に起こった問題というのが、「スキのお返し」です。

noteを始めた当初は、スキの数は一桁、それが、半年、1年と経つうちに、二桁になり、たまに三桁頂けるようにもなりました。

フォローして下さる方も、徐々に増えていきました。

スキがひと桁だった頃は、スキを付けてくれた方のnoteに行って、そのnoterさんの記事を読んで、感謝を込めてスキを押したものでした。

ところが、段々スキを付けてくれる方の数が増えてくると、一日では、それらの方々のnoteを回り切れなくなって、次の日にも、家事の隙間を縫って、スマートフォンを手に、スキのお返しをするようになっていきました。

一週間が、4本の記事を書くことと、スキをくれたnoterさんの記事を読むことだけで過ぎてしまう、ということが続いた時、私は、初めて「あれ?」と思ったのです。

睡眠時間も減らし、読書の時間も削って、目を痛くしてまで、私は何をしているのだろう?

だけど、アウトプットは大事だし、そもそも週4投稿は自分で決めたことだし、スキのお返しはnoteの交流の基本だということだし・・・。


この時点で、私は、ミイコさんとお会いしたのです。

私の悩みと葛藤の素とは……。
スキを付けてくれた方全員に、スキのお返しをしようとすると、時間が足りなくなり、それ以外のことをする余裕がなくなってしまうこと。

上記記事より引用

ミイコさんは、私に、無理にスキのお返しをする必要はない、ということを教えてくれました。

『私は、ぱんださんに無理をして欲しくないんです。
無理をしたあげくに、noteをやめてしまった人を、私は何人か見ています。
ぱんださんには、noteでずっと書いていて欲しいんです』

同上

おかげで、私は、今は心穏やかなnote生活を送っています。

加えて、週4回投稿という、自分への縛りも外しました。

やりたいことができたのです。
三浦梅園の愛弟子の末裔に当たる方から、代々伝わる古文書類を見せて頂けることになったので(すでに一部は撮影させてもらいました)、その解読をしたいのです。

もちろん大好きな大沢在昌の新作も読みたいし、まだまだ読みたい本はたくさんあります。

これからは、書きたいことができた時に、noteの記事を書こうと思います。


noteとの付き合い方に悩んでいる時、以下のこげちゃ丸さんの記事に出会いました。
まだ私がnoteを始める前に書かれた記事(2019年)ですが、非常に示唆に富んだ内容で、以来心のお守りにしています。

noteを効率的には読みたくない。時間がないときはグっと我慢です。
時間があるときはいっぱい読む。時間がない時は少ししか読まない。
シンプルだけど、その読み方が自分に一番合っている気がします。

#noteのつづけ方 の投稿は、書くことに関する記事が多いですよね。自分に合った書き方を見つけるのは大事。でも、それ以上に大事なのは、自分に合った読み方を見つけることだと僕は思うんです。
(中略)
「noteをつづける=書き続ける」、みたいな風潮を感じるのですが、そんなことないと思います。

読みたいnoteを読めばいい

「読みたいnoteを読めばいい」より引用



そして、もう一つ。
つい先日読んだ記事です。

スキのお返しはしません。

フォローバックは致しません。

読む自由、選択の自由を尊重します。

あなたの時間の使い道、一切干渉致しません。

気まぐれ、寄り道大歓迎。

それもまた、愛。ってことです。

「それもまた、愛」より引用


おだんごさんは、以前、すず太郎さんから言われた、ある言葉に救われたそうです。

そこで、この記事が生まれました。

私は、このおだんごさんの記事に、救われました。


ぱんだごろごろ
2023年10月10日 18:21
おだんごさん、
時々、あなたをつまみ食いします。
それでも許してもらえるって、何て心地よいのでしょう。
大好きです、おだんご。
でも、毎日は食べません。

ありがとうございます、深く深く、感謝致します🍡🐼

上記記事のコメント欄より引用
おだんごさん

おだんご
2023年10月11日 08:20
おー!ぱんださん!
つまみ食いなんて大歓迎ですよ😊
いつでも、小腹が空いたら来てください!
ぱんださんは、読みたいように読んで、書きたいことを書いてくださいね😊
毎日だんご食べるなんて、よっぽどのルーティンか、餅好きです😆
だから、気が向いたら暖簾くぐってくださいね☺️

上記記事のコメント欄より引用

ミイコさんの言葉、
こげちゃ丸さんの記事、
おだんごさんの記事とコメントのお返事、
この三つを指針にして、これから私は、我が道をいく、わがままなnote生活を送ろうと思っています。


今週のお祝いボード

今週はお祝いボードを2枚、頂きました。
以下はその画像と対象になった記事です。

スキを付けてくださった皆様、どうもありがとうございました





note公式マガジンへの追加のお知らせ


今週は、続けて2本、「大分・別府温泉の旅②<祝・三浦梅園生誕300年>」「大分・別府温泉の旅③<祝・三浦梅園生誕300年>」が、「国内旅行 記事まとめ」に追加されました。

これで、先週の分と合わせて、「大分・別府温泉の旅」①②③とも、「国内旅行 記事まとめ」に入れて頂けました。

ありがとうございました。


*タイトル画像は、さび猫の冒険さんからお借りしました。
ありがとうございました。


今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
良い週末をお過ごしくださいね。


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