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気が重くなった時の対処法

こんにちは、ぱんだごろごろです。
今日は、自分の備忘録も兼ねて、なぜだか前向きになれない、過去の失敗を思い出してしまったなど、暗い気分になった時のための対処法を書いておこうと思います。

そうしないと忘れてしまって、またあれこれ思い悩んでしまうからです(笑)

若い頃は、高齢になったら、嫌なことなんて感じない、仙人のような心境になれるものと思っていましたが、いざ初老の年齢になってみると、そんなことはなくて、悩みはなくならないのだとわかりました。

ただ、何事も、あっという間に忘れてしまうので、長くは悩まない、ということは確かです。
良いことは覚えていて、嫌なことはさっさと忘れる、そんな生き方をしたいものですね。

現状に対して、前向きになれない時


今、自分が置かれた立場に対して、何か嫌だな、面倒だな、などと思ってしまった時。

外で仕事をしている方も、家庭で家事や育児、あるいは両親や祖父母の介護に従事している方も、ふとした瞬間に、
「こんなことをしているのは嫌だ、いつまでこの生活が続くのだろう」
と思ったことがあるのではないでしょうか。

そんな時に、よく効く、魔法の言葉があります。
私は、先日、この言葉をどこかで読んで(どなたの言葉だったか、忘れてしまいました、ごめんなさい)、本当にその通りだと得心がいったので、ここで皆さんと共有しますね。

すでにもう、ご存じの方もいらっしゃるでしょう。

あなたがたとえどんな立場にいたとしても、その立場になりたい、と羨ましく思っている人は存在する。


そうなんですね、いくら私たちが、自分はつまらない立場にいる、変わりたいと思っていたとしても、そんな立場ですら、手の届かない憧れの対象だと思っている人はいる、ということなんです。

例えば、毎日単調な仕事で、お給料も少なくて、友達もいなくてつまらない、と思っている人がいたとしましょう。
でも、それは、今、紛争が起こっている地域(ウクライナのような)にいる人からしたら、命の危険なく過ごせ、仕事も収入もある、羨むべき立場に見えるという訳なのです。

あるいは、飲み水を得るために、毎日数キロも歩いて行かなければならない人にとっては、蛇口をひねれば水道水の出てくる日本に住んでいる人は、とんでもなく幸せで恵まれている人に見えるでしょう。

そう思って見ると、自分の現状は、自分で思う程、悪くはないのかもしれない。

この魔法の言葉を知ってからは、
「今の私は、羨ましがられる立場なんだわ」
と思うようになり、夫の言動にイラッとした時も、
「夫がいるというだけで、私を羨ましいと思う人だっているんだわ」
と思うことで、夫に対して、やさしい気持ちが湧いてくるようになりました。


過去の失敗を思い出してしまった時


これは、めったに起こらないことなのですが(大抵のことは忘れてしまうので)、つい先日、十数年前に、職場での選抜試験に落ちて、たいそう悔しい思いをしたときのことを思い出して、久々に不快感で、血が沸き立つ思いをしました。

こういうマイナスの感情は、有無を言わさず、重しを付けて、沈めてしまうのが正解なのですが、時々このように、なんの前触れもなく、長い月日が経ったのちに、浮かび上がってくることがあります。

当時の感情が、まざまざと蘇ってくるので、呑み込まれそうになるのですが、ここはぐっと我慢が肝心です。
当時の面接官や人事部長を、お腹の中で罵ったところで、何の得もありません。
(つい、やりかけたところで、正気に戻りました)

まず、最初にやるべきことは、
「あら、久し振りに昔のことを思い出してしまったわ」
と、現状を認めること。

すぐさま重しを倍にして、深い湖に放り込まなければ、と焦る必要はありません。

過去は過去。
その悔しい思いをしたからこそ、今の幸せなあなたがいるのです。

もう二度と、いやな過去が浮かび上がってこないように、よくよく言い聞かせてから、沈め直しましょう。

過去の失敗の思い出に対して、言い聞かせることは二つ。

過去の失敗は恥でも何でもない。
 私は精一杯の努力をした。
 得られなかったものは、私にふさわしいものではなかったのだ。

②私を選ばなかった側(職場)にも、都合はある。

まあ、その時は、とっても手に入れたかったけれど、今思えば、たいして価値のあるものではなかった、ということですよね。

これは「酸っぱいぶどう理論」の応用例です。

「酸っぱいぶどう」は、後ろ向きの言葉、と思っていた私ですが、
最近、あることから、
「美味しそうに見える葡萄は、本当に酸っぱかったのではないだろうか」
と思うようになりました。

上記の記事より

負け惜しみではなく、現実と折り合いを付けるのです。

月日が経ってみれぱ、どうしてあんな地位に執着したのかしらと思うようになるはず。

むしろ、長く尾を引くのは、『自分は選ばれなかった、自分を否定されてしまった』という感情の方です。

この感情に効くのが、②なのです。

相手には相手の事情があるのです。
相手側のやむを得ない事情により、あなたではなく、別の人が選ばれました。
それはあなたが、その別の人より劣っているという訳ではなく、ただ単に、その時、相手が必要としていたのが、あなたではなく、別の特徴を持つ人だったというだけのことです。

それを認めてあげましょう。

相手には相手の都合がある。

そう思えば、相手にさっさと見切りを付けることができるはずです。


何も相手を恨むことはありません。

この相手とは、たまたまご縁がなかったのね。
それだけのことなのです。


以上、自分に言い聞かせるための、対処法でした。

あなたの参考になれば、嬉しく思います。


今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
今日は、成人の日。
今年成人されるすべての皆様と、成人となるお子様、お孫様をお持ちの方すべてに、お祝いを申し上げます。


おめでとうございます☆



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