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THE CREATIVE ACADEMY

ここで、ひとつ。新たな自己紹介を挟ませていただきたい。
昨年は私にとってどんな年だったかを表したのが、まさにこれ。

昨年は、外に出るつもりでした。仕事を止め、一旦日本を出る。そんなことを真剣に考えていました。そしてかなり焦っていた。時間がない。若さは有限だから、なんてことよりも、年齢と一般的な幸せの階段に対するギャップに、そして保守的な世間の目や親の価値観に、ひどく押し潰されそうだったから。

前置きが長くなってしまったけれど、昨年は、やりたいことが出来ない悔しさに精神的に参りながらも、大好きな旅行にも行けずじっと休日を過ごす中で、ここでも出来ることを真剣に模索していました。

そんな中、昨年8月、どなた様かのTwitterのタイムライン上か、経緯まではっきり覚えていないのですが、私は「THE CREATIVE ACADEMY」に辿り着いていました。

私の仕事は、広告業界でも、物書きでもない。
正直、自分にどういう仕事が出来るのか分からない。
それでも、何かを創りたい。
考えるのを辞めたくない。

スタンダードコースの10万円は、私にとって、決して簡単に出せる金額ではなかったけれど、自分への投資としては高くはないはず。クリエイティブという響きに釣られて、えいや、と申し込んだ訳なのですが、実際、オンライン講義を受けてみて、本当に金額以上の価値を提供していただいたと思っています。

講義を受けて溜まった刺激で、「広告しようぜ」にも応募しました。
その作品がこちら。

体験版のイラレとフォトショを家のPCに落とし、慣れない操作で創りあげた彼ら。1つだけのつもりが、完全にギアが入っていつのまにか一日で3つ出来ていました。
ちゃんと要項読んだはずだったのに、何故か画像ピクセルサイズを見落としていて、ハチャメチャな数字で提出してしまったことを、送った直後に気づく。その節は本当に申し訳ありませんでした。それなのに、1つ、HPにも掲載して頂き、嬉しくてスクショしてしまいました。懺悔。

いま見返せば、ビジュアルは拙いながらも、私の場合、どれも発想の根底は言葉だったな、とこの記事を書きながら思い知りました。
コロナ禍のアウトプット先として、デッサンや、写真、イラストなど自分を表現する媒体は、まずはなんでもいいと思っていて。しかしどれも毎日は続かなくて、でも今、文章を書くのは続いている。
特に苦じゃないし、むしろ、自分からこんなストーリーが生まれることに感動する日もあるくらいです。多分、自分の理想と、自分のスキルとの差異が一番小さいのだろうなと。


毎日の小説には、私自身のクリエイティブの核がある。
何かを残したい自分の為でもあるけれど、むしろ、短い文体を好むのは、その日の「季語」を知ってもらうため、コピーライトをつけている感覚に近いのかもと、思ったりもしています。

私がこれからどこに進むのかは分からないけれど、この活動を始めて、一つ目標が出来ました。

365日分溜まったら、英訳を追記して、
写真かイラストもつけて、一冊の本にしたい。

そんな名刺を携えて、生きていければ、とか。




……完全に蛇足ですが、私、DUO3.0って英単語帳がめちゃくちゃ大好きなんですよ。何かを記憶するのに物語があるといいなってことについてはまた次回。

KIGO

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