【すり替える】という能力=生きる知恵

こんにちは。

自由なココロで美と健康♪超・少人数制オンラインヨガサロン【YOGA surya】(ヨガ スーリヤ)主宰のKIE(きえ)と申します。

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人間には、ほかの動物とは異なった、大変発達した能力が備わっています。

それが表題の通り【すり替える】というものです。

時に…というより、大方あまり良くないほうの意味で使われがちなこの言葉ですが、

見方を変えると、なかなか素晴らしい能力のように思えます。


確か、私が中学生の頃に…理科だか保健体育だか??の授業で学んだような記憶があるのですが、

この【すり替え】能力のことを【適応機制】(てきおうきせい)という言葉で表現されていたはずです。

Googleさまで検索してみると、ちょっと難しい言葉も交えながら説明されています。が、

10代前半当時の私にとってこの能力は、

「なんて素晴らしいのだろう…!」

という感想しかありませんでした。だいぶ変わった子ですね。


で、この適応機制なのですが、

私たち人間に元々備わった能力でして、心身のバランスを保ちながら生存活動を行ってゆく上で、とても重要な役割を果たしているように思います。

例えば…

大好きなアイドルがいるとします。

欲望のままを言うならば、会って話して握手してハグして…と際限ないでしょうが(笑)

それは実現不可能であると「どこかで理解している」

だから、グッズを買ったり動画を視たりして、欲求を充たした「ことにする」

あるあるですよね?

または、

ストレスから食に走るタイプも(私も経験者ですから)、悪い形でこのすり替えが起こっていると言える部分はあるでしょうし(こうなるともう、適応機制と呼べないレベル)

一方で、そこから抜け出すにも、上手なすり替えが効果的でした。

私の場合はね。


【現実逃避】といった悪い形で見られる側面もあるこの適応機制ですが、

自分の生きているフィールド内でさえ、起こること全てに対して真正面からぶつかってばかりいたら、ココロもカラダもボロボロになってしまうでしょう?

自分、を保ちながら生きてゆく上で、欠かせない能力…正に、「生きる知恵」だと私は思うのです。

上手に機能させて、バランス良く生きたいものですね。

但し、用法と用量を守らないと、ただの【鈍感】になってしまうのでそのさじ加減は大切ですよ。

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