【癌日記66日目】延命祈願日にお花を生ける スピリチュアルとのバランス/ママががんになったとき/卵巣癌・子宮体癌/9月3日
今日で8月6日の抗がん剤の第一クールの最初の投与から25日目。
昨日、修行中の先輩からLINEが「明日、延命祈願日ね!」ときた。癌だとわかってから先輩に聞いて毎朝お水を供えてマントラを唱え、その水を自宅の周りの木にまいてから散歩に行っている。
これはスピリチュアルなのか? 信仰なのか? 自分でもちょっとわからないけれど、癌の治療は実際のところは西洋医学の力と気持ちを自分で支えていく両面がやっぱりあって、このぐらいのところがわたしにとってのスピリチュアルで自分を支えるライン。
延命祈願日にマントラを唱える
延命祈願日というのは知らなかったので、「この日は何をする日ですか?」 と聞いてみた。
「いつもと同じマントラを唱えたらいいよ。そして神棚や仏壇があったら、神々に供物を供えてみて。できれば果物5種類とお菓子3種類。で、祈る」と返信があった。
お菓子はなかったのでとりあえず、果物3種類を供えてお花を生けた。
神棚は明治神宮で結婚式をした時にいただいたもの。
子供の頃、祖母たちはご飯を炊く度に仏壇に供え、何かをいただく度に一同仏壇に供えていただいていたのを「なんでだろう?」と思っていたけれど、仏壇を守る習慣と、死に向き合う経験がそうさせていたのかもしれない。
こうなってからは私も同じことをするようになっていく気がしている。
人間って、いやいや自分ってとても利己的。
それでも、お花をリビングにいけると気持ちがいい。
太目のカチューシャでハゲ隠し
お花を買いに出たついでに、脱毛が目立つ部分を隠してくれるかもしれないと太目のカチューシャを買った。
昨日ぐらいから、確実に一気に脱毛し始めていて、恐れおののいている。特に顔に近い分け目の部分の脱毛率が高い。黒いものとベージュの太目のカチューシャを試しにつけてみて、ベージュのほうが似合っている気がした。
カチューシャなんて中学生ぶり。
久しぶりに普段は使わないものを買ってみるというのも少し気持ちが前向きになる。
まだ完全に脱毛していないものの、脱毛についてはコチラで教えてもらったとおりにやはり一気に来るのだなと確信ができるぐらい一昨日ぐらいから髪が抜ける。
タイミングについては2週間目から抜けると言われたけれど、今日が最初の抗がん剤から25日目だから一気にくるなという感覚は私の場合は3週間をすぎたところからのようだ。
今日は火曜日。今週末に子供と夫につきあってもらってウィッグを購入予定なので、できればそこまでカチューシャでしのげますようにと願うけれど、束で抜ける様子を見ていると、無理かもしれない。。。
子供や夫につきあってもらうのは、ウィッグは私の快適性のためというより見た目自然か? という社会性のために購入する。
具体的には子供の文化祭や体育祭のために購入するから、人からみて脱毛しているかわからないかどうかということが一番大事。その点で1人だけで選ぶのは少し自信がないからだ。
ウィッグの代わりにリボンのついたインナーキャップとバケハのアイデアはよさそう
女優の西丸優子さんの参考になるインスタグラムの投稿に、リボンのついたキャップをかぶってバケットハット(バケツハット)をかぶるといいという投稿があり、とてもいいアイデア! と、こちらも購入しておいた。
Amazonのこのリボンのついたキャップは600円台でお試ししやすい価格。西丸優子さんのインスタグラムは本当にリアリティがあって、参考になるしパワーをもらえる。
がんの闘病記は以下のマガジンにまとめています。
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