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非認知能力って何?

「非認知能力って何?」

最近よく耳にする言葉ですね!これからの社会を生きていく子供達にとって、将来を左右するほど重要なスキルと言われています。
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認知能力ー読み,書き,計算など、IQやテストで測定できる力。
非認知能力ー数字で測定するのが難しい向上心、忍耐力、協調性などの力。
「総合的人間力」「社会情動的スキル」とも言われます。
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非認知能力は大きく分けると2つ。
①自分自身の内にある力
我慢をする
諦めない
目標に向かって頑張る
最後までやり遂げる
新しいアイデアを生み出す
挑戦しようとする
失敗しても立ち直れる
自己肯定感を持つ
感情をコントロールする
自分の能力を把握する
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②自分以外の他者と関わる力
協調しながら物事を進める
他人の意見を尊重する
人の気持ちに共感する
相手の立場になって考える
コミュニケーション能力
リーダーシップ能力
思いやりを持てる
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一言で言うと目標や意欲、興味、関心を持ち、粘り強く、仲間と協調して取り組む力や姿勢があるかどうかです!
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非認知能力が大切とされる理由は、環境破壊、貧困、差別、戦争、また災害やコロナ禍のような予期せぬ事態への対応が求められている今、何が起きても、状況を的確に判断し自ら考えて行動する力が必要とされるから!
だから先進国の幼児教育では、非認知能力を伸ばす為のカリキュラムが既に取り入れられていたり、日本でも大学入試や就職試験にも求められ始めていますね。
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非認知能力の育て方
①子供達が興味を持ったことは積極的に応援する。
「好き」こそ能力を高める最大のチャンスと言われています、「危ないから」などと、やりたがっていることを制止しないようにしましょう。

②子供自身が決めるという経験をさせる。
自分自身で決める、選択するという経験が能力を高めます。「あなたはどうしたい?」「どっちを選んだらいい?」と問いかけて、できるだけ子供自身に物事を決めさせる場面を作りましょう。自分に決定権があることで、大切にされていると感じ自己肯定感も高まっていきます。

③失敗しても前向きな声かけでサポートする。
失敗した時に子供達を責めたり、がっかり感を見せず、「もう一度やってみようか」「こうしたら上手くいくかな」と前向きな声がけをし、挑戦しようという気持ちをサポートしてあげましょう。

④頑張っている過程を褒める。
褒めることが子供達の自己肯定感を高めるとは分かるものの、単に「偉いね」といった褒め言葉だけでは上手く伝わりません。結果だけを褒めるのではなく、結果に至るまでの頑張りも含めて褒めるべきなんです。
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100点だ凄いね〜なんて褒めていませんか?
能力を褒められると、「自分は頭が悪い」と感じ問題を解くことが楽しくなくなります。一方努力を褒められると「もっと頑張らなくちゃ」と意欲的に取り組みます。その後、能力を褒められた子は成績が落ち、反対に努力を褒められた子は成績が上がります。努力やプロセスを褒めることによって、チャレンジ精神が芽生え、意欲的に挑戦するようになるのですね!
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⑤大人の「ありがとう」を沢山伝える。
この言葉は「人の役に立っているんだ」という喜びに繋がりやる気アップとなります。母の口癖にしちゃってね!
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非認知能力を伸ばすために避けたい大人の行動
①イライラしたり声を荒らげたりしない。
子供達は大人が思う以上に敏感!イライラしていたり失敗した時に、大きな声で怒鳴ったりすると委縮してしまい、能力を伸ばしていくことが難しくなります。忙しい日々の中でイライラすることは仕方がないですが、彼らの成長の為にもあまり細かく拘らず、ど〜んと構えているように心がけましょう。

②子供達が失敗しないよう先回りをするのを避ける。
ついつい先回りしてしまいますが…失敗も経験のうち!子供達は小さな失敗を重ねることで「失敗してもやり直せる」ということを学んでいくものです。ケガなどに配慮する必要はありますが、できるだけ自分自身の力で行動できるよう見守ってあげたいですね。

③兄弟や友達と比較しない。
「○○ちゃんは上手にできたのに」といった言葉をかけると、大きな劣等感を抱いてしまいます。子供達にはそれぞれの個性やペースがあるので、同じことができた、できないと、人と比較するのは避けたいです。
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また非認知能力の育て方として「親の失敗談をシェアする」ことは大切!
多くのお母さんは、自分の失敗を見せないようにしがちですね!でも失敗か成功かという結果ではなく、「何がどうしてどうなったか」というプロセスを見せるべきなんです。そうすることで失敗は通過点であってやり直しができるということ、方法は1つじゃなくて、もし1つの方法が駄目でも他の選択肢や可能性を試せばいいと学んでいくことができます。それは回復力ややり抜く力といった非認知能力そのものですよね。ここを勘違いされている方が多いかもしれません。無理に「かっこいい親」であろうとせず、かっこ悪い姿や失敗する姿も見せることで、非認知能力を伸ばすことができるのです。
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迷うことばかりの子育てですが、子供達の教育に「今はまだ早い」は禁句かもしれません。「今すぐ始める」の方が成功への近道だと思います、信じることで本来の力を引き出すことができる子供達だからこそですね!
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勉強で身につく認知能力ももちろん大切ですが、幼少期に非認知能力を身につけておくことは、全ての基礎となると言えるのでしょうね!
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