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兄弟喧嘩の対応

「兄弟喧嘩の対応」

もう喧嘩ばかりでとぼやく声…、兄弟喧嘩の対応毎日お疲れ様です!少しでも母の負担が軽くなると良いですね。
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でも実はケンカを収める絶対的な方法はないのです。どちらが悪いのかと悩みますが、基本は子供達のコミュニケーションを手伝うだけ!「お母さんは見てなかったから知らないよ!」と言い切って良いと思ってます。過ぎた喧嘩の内容よりも、その問題の解決方法を当事者達に考えさせることが大切なのではないでしょうか?
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幼児期の兄弟喧嘩は他愛もない理由で起こりますが、成長するにつれて喧嘩の姿も変わり、特徴を掴んでいると楽かもしれませんね。ある程度歳が離れた兄弟ならまだしも、年子~2歳差くらいの兄弟は1日中兄弟喧嘩をしているかも…。基本的には口を出さずに方向性だけをコントロールするにとどめ、お互いが「自分のここが悪かった」と気付けるようにリードできると最高です!
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①3歳児への対応方法
・興味の対象が「物」から「人」に変化してくる時期。
・相手を思いやり自分が我慢する力はまだ身についていない。
・自己主張が激しく言葉より先に手が出る。

好きな相手と遊びたい気持ちが芽生え、その分トラブルが増えてしまいます。玩具の取り合いに始まり、果てはママやパパに構ってもらったりする権利を争って兄弟喧嘩が起こります。自分の考えがはっきりしてきているので、つたない言葉であっても、最後まで話を聞いてあげて欲しいです。その上で気持ちの伝え方を教えてあげて下さい、少しずつ相手を思いやることを覚えます。
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②4歳児への対応方法
・会話が上手になって子供同士でもスムーズに話せます。
・相手を思いやる気持ちが芽生えつつ、譲れないこともまだある。
・年上への憧れが強く、真似をしたがる。

相手を思いやることも知り、経験を積んでいる最中、会話が上手になってくるので、自分の気持ちを明確に伝えられるようになります。少しずつ人の真似をしながら我慢や譲ることを覚えていきます。
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兄弟喧嘩では、気が散らないようにテレビは消す、静かな部屋に移動するなど、本人が相手と向き合い気持ちを伝えられる環境作りをしてあげましょう。大人はあえて少し離れた場所で見守っているのがベスト。感情が高まって自分の言いたいことを冷静に伝えられない時は、その思いを相手に伝えるお手伝いを!
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③5歳児への対応方法
・社会性がグンと伸び、仲間意識が強くなる時期。
・我慢や譲り合いの気持ちが育ち、相手を思いやる場面が増える。
・兄弟喧嘩の解決策に気付いていることも多い。

我慢や思いやりの気持ちを理解し始めますが、好きな人ともっと遊びたい!という気持ちもまだ強くあります。兄弟喧嘩でも解決方法がかわかってきている時期なので、離れた場所から見守っていても大丈夫のはず。相手の態度などにフォーカスした原因が目立つようになる一方、家族ゆえの近さから、お互い我儘になって、安心感や信頼感が喧嘩の理由に繋がることもあります。
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また子供達が相手に気持ちを伝えることができるのは、母が自分を受け止めてくれると思っているからこそ、イライラをこらえてしっかり話しを聞いてあげましょう!
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面倒だからとすぐに兄弟喧嘩を止めがちですが、できるだけ子供同士で解決させるのが得策です。コミュニケーション力が高まり、相手の気持ちを考える経験を積める大切な成長の場です。もちろん状況が悪化し、ケガのおそれがあるような時は仲裁に入る必要がありますが!
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怒りの感情のピークはわずか「6秒」しかないといいます。カッとなってから6秒で怒りのピークは過ぎ、徐々に冷静になるそうです。だから兄弟喧嘩も白熱しはじめたら、一旦物理的に距離をとることも有効、とくに原因がハッキリしない場合は大きな効果が期待できます。

・何が原因で兄弟喧嘩になったか
・悪いのは本当に相手なのか
・自分に非はなかったのか
・解決するにはどうすべきかなど、落ち着いてきたタイミングで子供達を対面させ、話し合いができると良いですね。怒りがピークアウトするにつれて思考が冷静になるので、自分なりに分析し始めたら大成功。この時の親の役割は、着地点を見失わないよう道筋をガイドすることと、平等に話しを聞くことです。
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兄弟喧嘩は喧嘩両成敗を基本に対処するのが賢明。それぞれに理由があるのですから、個々に「自分の考えを持っている」ことを尊重するべき。どうすれば仲直りできるのかを一緒に考えることが理想的ですね。
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もし毎回同じような喧嘩を繰り返していたら、ルールを決めてもらうと良いと思います。この時、親は提案するだけでルールは本人達に決めてもらうことが大切!もしルールを守らなかったら、「ルールを守らなかった時はどうするか?」というルールも再度決めましょう。
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例えば、
物を投げたり、物で叩いたりしない
噛み付いたり、ひっかいたりしない
顔や頭を叩いたり、髪の毛を引っ張ったりしない
首を絞めたり、おなかを蹴ったり叩いたりしない
などでしょうか。
いかなる理由があっても、ルールを破った場合は、厳しく叱ります。喧嘩するなら口喧嘩で!とルールにしても良いですね。
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上の子も下の子もそれぞれの思い、考えをもって兄弟喧嘩に臨んでいます。だから喧嘩になるであろう要素は予め除くことも必要ですね!1つしかないものは、手の届かない所へ〜とか。
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兄弟喧嘩が起きるのは当然のことで成長する良い機会と割り切り、イライラしたら親自身が別の部屋へ移動するなどして、必要以上にストレスを溜めないよう立ち回ることも大切かもしれませんよ。
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兄弟喧嘩は物の取り合いで起きることが多いので、兄弟が揃っている時は遊びの中でタイマーを利用してみて下さい。もし物の取り合いが始まりそうだったら「今は〇〇の番ね。タイマーをセットして音が鳴ったら△△に交代だよ」と声をかけます。タイマーが鳴ったら待つ側の子に必ず楽しみがあるよと伝えながらです。
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1人のスペースを作るのもオススメ!専用の机やスペースを1人ずつ用意するだけで変わります。段ボール等で仕切りを作っても効果大!自分だけのスペースは嬉しく、1人で過ごす遊びが増えて兄弟喧嘩が少なくなることがありますよ。
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子供達が感情的になっている時こそ、親は冷静に、それぞれの言い分を聞いてあげ、どちらかを一方的に叱ってしまわないよう、また兄弟を比べないよう、突き放してしまうような叱り方もバツ!なぜ喧嘩をしてしまったのか、何がいけなかったのかをきちんと考えられるように手助けしてあげたいですね。
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