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コンセプトが魅せる広がり〜近くにできたドラッグストアで気づいたこと

こんにちは。フリーランスでライターをしているオグニフウヤです。

今回は『コンセプトが魅せる広がり〜近くにできたドラッグストアで気づいたこと』という内容をお話しします。

このnoteでは、日頃の活動や気づきについて、オグニフウヤが初稿、一発書きを投稿しています。
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近くにツルハができた

最近、近所にツルハができました。
めちゃくちゃ嬉しい。
というのもツルハができる数日前に最寄りのコンビニが24時間営業を止めたことで相当困っていたからです。

夜行性の僕は夜になると行動が活発になります。
日中は面倒くさがっていた家事も夜になれば急にやり始めるし、仕事のエンジンも夜になるとかかります。(実際、これも夜に書いています)
そんな僕は夜になると、あれがない、これが必要だということに気づくため、必ず夜に買い物をするというのが習慣になっています。
毎日コンビニに行くものだから店員さんとも顔見知りになって
「最近またコロナ増えてきましたね」とか
「来週一週間天気悪いらしいですよ」とか世間話をするようになりました。

しかし、そのコンビニが23時で閉まるようになって、あまりコンビニに行かなくなったため、ツルハができたのが本当にありがたい話なんです。

ツルハにパン屋?!

オープンから数日後、僕はさっそくツルハに行ってきました。

まぁ、とにかく店内がキレイ。ピカピカしてる。
当たり前のことに感動しながら、店内を進むとさっそく驚くものに出会いました。

それはパンを山積みにしたトレーを持つ店員さん。
店員さんが出てきたところを見ると「焼き立てパンを販売しています」の看板。
(え!ツルハでパン売ってるの!しかも焼き立て!)
驚きでした。まさかツルハでパンを作るなんて。

ドラッグストアがパンを作る。
不思議でならないことが起きているなと思っていましたが、それはあるものを見たらすぐに納得しました。

コンセプトが企業の幅を決める

「For Your Smile〜健康で豊かな暮らしづくりのお手伝い」

これはツルハのキャッチコピーです。
これを見た時に僕は「だからツルハはパン屋を始めたのか」と少し納得ができました。

ツルハはもともとドラッグストアのため、薬や日用品を売ることを得意としています。数年前まではそれだけしか置いてないというドラッグストアも多かった。
スーパーと並んで建っていたりする場所もなんとなくイメージできるのではないでしょうか。
その当時はスーパーは食料品、ドラッグストアは生活品という棲み分けがされていたんですね。

そこからドラッグストアは健康食品に始まり、少しずつお菓子を売ってみたり、調味料を売ってみたりと日持ちする食品を扱うようになるのですが、ある時を境にその食品販売の範囲を一気に広げます。

それが新型コロナウィルスです。
コロナをきっかけにみなさんもあまり外出をしなくなりましたよね。
普段の買い物も買い溜めするようになった方も多かったのではないでしょうか。

そんな時にドラッグストアが取ったのが「ワンストップ戦略」です。
つまり薬や日用品に留まらず、食品も一緒に買いませんか?という動きを強めていったということですね。
ここで一気にドラッグストアは食料品エリアを増やし始めました。
数年前、ドラッグストアにお肉が並んでいたときの衝撃をいまでも覚えています。

ツルハはその食料品導入を牽引した企業です。
そんなこれまでの流れを確認した上でもう一度ツルハのキャッチコピーをご覧ください。

「For Your Smile〜健康で豊かな暮らしづくりのお手伝い」

ここでかなりツルハの戦略の一貫性が見えてきたのではないかと思います。
つまりツルハがこのキャッチコピーで言いたいことは「私たちは薬を売るだけではない」ということです。

ツルハを利用する人たちが「健康で豊かな暮らし」をするには何をすると良いか。
この考えがベースにあるため、じゃあ100均を入れてみようとか、食料品を置いてみようとか、パンを売ってみようと柔軟に行動が取れるのです。
これが薬を売ることに特化したコンセプトだったら、ツルハはここまで自由に動けなかったはず。
企業の核となるコンセプトがこれまでのツルハの事業の広がりを見せているのではないかと考えました。

まとめ

今回はツルハにパン屋ができていたことから気づいたことをお話ししました。

その後、実際にパンを買って食べてみたんですが、本当に美味しかったです。
あんクロワッサンみたいなやつが美味しすぎて数日連続で食べました。

これからも「健康で豊かな暮らしづくりのお手伝い」をどのようにツルハが行なっていくのか、一利用客、一ファンとして見守りたいと思います。

というわけで、本日は『コンセプトが魅せる広がり〜近くにできたドラッグストアで気づいたこと』という内容をお話ししました。

自分たちの事業に広がりを持たせるために、コンセプトやキャッチコピーの見直しは本当に必要不可欠だと思います。
ぜひ、そのお手伝いをさせていただければと思いますので、いつでもお気軽にご相談ください。

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