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英語が使えるという意味は

先日、留学5年目の中学高校留学生と話をしていたら、「もう話すのは、英語のほうが簡単に感じます」と言っていた。

もちろん私とは日本語で普通に会話をするし、日本語の読み書きも問題はない。けれど、中学高校の年齢をずっとニュージーランドで過ごしてきた彼は、英語のほうがコミュニケーションがしやすいという。彼にとってはもう英語が第一言語で、そして完璧なバイリンガルだ。

これからの時代を生きていく若い人たちは、英語でのコミュニケーションができたほうが絶対にいい。

10年くらい前までは、日本語と英語ができれば「世界のどこにいっても働ける」という文脈で英語力の重要性が語られていたけれど、今はすでに、日本にいても英語は必要だという時代になっているように思う。

日本はこれから人口減少時代にはいる。それは、世界で日本語でコミュニケーションができる人口がどんどん減っていくことを意味する。

そしてこの2年半ほどで、日本でも世界でも、リモートワークが一般的になった。リモートワークは、日本にいながら世界の人たちともつながって仕事ができるということだ。

リモートワークがこれからもっと一般的になれば、日本いながらにして日本以外の会社に所属して仕事をすることもできるだろう。

またたとえば、You Tube で動画を配信して収入を得ることを考えると、日本語で配信してもせいぜい1億人程度にしか見てもらえないけれど、英語で動画を作って配信すれば、15億人以上の人が視聴してくれる可能性がある。

そう考えてみると、たとえ日本でずっと暮らしていても、英語でコミュニケーションができれば、はるかにいろいろな可能性があることが容易に想像できる。

たとえ今後日本国内でずっと生きていくつもりでいても、英語でコミュニケーションができることで、その可能性は15倍に広がる。もちろん収入を得る選択肢も、収入自体も増えるだろう。

今までのように、日本にいるから日本語だけができればいいのだ、という時代ではなくなっているのだ。

だったら、今の中学生、高校生、大学生は、英語でコミュニケーションができるようになることが、もうすでに必須のスキルなのではないか。

留学5年目の中学高校留学生は、すでに完璧なバイリンガルだ。彼ならこれからの時代、日本を含めて世界中のほとんどのところで、言葉に苦労しないで生きていけるだろうし、仕事もできるだろう。

もうすでに、日本で暮らしていても英語力は必ず身につけておくべきスキルになっている。

この時代の大きな変化をわかっているかどうかが、今の中学生高校生大学生の人生を大きく変えると思う。

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