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古えの日光 修験道の神秘にふれる

こんにちは。KICKです。
みなさん、夏休みはどこか出かけましたか?

ぼくは深い緑に包まれた日光を訪れました。
小学校の修学旅行以来の訪問です。

日光というと、世界遺産に登録された「日光の社寺」がとても有名ですね。

今年は日光開山1250年、徳川家康鎮座400年のダブルメモリアルイヤーということで、大混雑でした。まるで東京の明治神宮みたい(笑)

ちなみに、東照宮と輪王寺は長期修復作業中です。国宝の陽明門や三仏堂はカバーをかぶり、有名な眠り猫や三猿の彫刻はレプリカです。これから行かれる方はご注意を...。

華厳の滝は早朝に訪問。修学旅行が懐かしく思い出されます。ここで一緒に写真を撮った仲間達は、今頃どうしているかな...。ちなみに、順光で撮るなら午前中が正解。午後は逆光になるそうです。

中禅寺湖のほとりには、由緒ある中禅寺や外国大使館の旧別荘が残り、静かな時間が流れていました。

ところで、日光は古くより修験道が息づく霊場であることをご存知でしたか?修験道は、山岳信仰と仏教が融合した宗教で、日光の文化を醸成した精神の根幹であると言えます。

そんな日光修験の神秘にふれることができる、オススメスポットをご紹介しますね。

まずは、滝尾神社です。
二荒山神社の別院として世界遺産にも登録されている由緒ある神社ですが、訪れる人は少ないです。樹齢百年は超えるであろう、杉の深い森の中にひっそりと佇んでいます。

ご覧ください!このただならぬ雰囲気。もはやセーブしなければ一歩も進めません(笑)

滝尾神社は自然への畏敬の念をたっぷりと感じられる、まさに神様が住む場所なのです。

日光修験の行者さんによって今も厳しい修行が行われている渓谷、憾満が淵。その激しい流れの横には、無数の地蔵像が...。

この地蔵を数えると、つど数が違うことから化地蔵と呼ばれているというので、実際に数えてみました。

すると、本当に数が合いません!小さかったり、台座だけだったり、砕けたり、首だけになった地蔵がいるので、そもそも数えるのが難しい...。

この場所も人気はなく、聞こえるのは水の音とセミの鳴く音だけ。まるで神仏の声が聞こえてくるようでした。

今回の旅では、日光の文化の土台となる修験道の精神に少しだけふれることができました。
修学旅行では感じ取ることができなかった、その歴史と奥深さにしみじみと感動させていただいた旅でした。

これから秋に入り、山々が色付けばさらに魅力を増すことでしょう。みなさまもぜひ、オトナの修学旅行に日光へ!

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