エジプトとお茶文化
このところ
同じシェアハウスの皆さんと
朝の瞑想会をしています。
そこで昨日漂っていたアロマオイルが
オマーン産の「フランキンセンス」。
ピュアな気持ちになる素敵な香りで
朝から気分もアゲアゲでした(笑)
この香り、別名「乳香」と呼ばれ
イエスキリスト誕生の時の
三博士による贈り物のひとつだとか。
紀元前からとその歴史も古く
franc(上質な)と
incense(香り)から由来する名前だそう。
クレオパトラや楊貴妃御用達・・
と伝わるのもうなずけますね。
今はアロマオイルとして
広く知られるようになりましたが
そもそも儀式の献香だったのですね。
エジプトのファラオの香・・
そう考えているうちに
仏教やお茶文化の香と結びついてゆき
信長や秀吉のお茶から
武家がお茶を嗜むようになったという流れも
ストンと腑に落ちてきました。
毎日過ごす中で
一人だけでは決して得られなかった深みが
時間を選んで同じ目的を分かち合う仲間によって
もたらされるのです。
・・ありがたいものですね。
アロマという風に乗って
歴史を行ったり来たり・・
そう、
香は時空を超えちゃうんですよね。
お茶を楽しむのがまた楽しみになりました。