【初詣】 西宮神社

西宮神社 初詣にさいして…

時系列が若干前後しますが、ご容赦ください。

kicchan15が初詣にいってきた西宮神社をまとめてみました。

ちなみに西宮神社はkicchan15の実家から最寄りの有名な神社です。あと全く余談ですが、私の名付け親の神社のようです。。

西宮神社ときけば、みなさん一番に思い浮かべるのは、やはり開門神事 福男選びでしょうか??

毎年1月10日AM6:00表大門の開門と同時に、参拝者が一斉に本殿目指して、走っていきます。1番~3番目にお参りした人を、その年の福男として認定するものです。

前に並んだ人が有利と思いますが、そこはくじによる?抽選があるそうで、単純に早く並んだ者勝ちというわけでもないようです。あと、関西ではもちろん当日に福男の報道がされますが、ガチ陸上経験有の人や、お仕事的にガチガチトレーニングしてそうな方が毎年選ばれています。kicchan15も逃げ足には自信がありますが、そんな次元を遥かに凌駕しているんでしょうねぇ~いつか一度挑戦してみたいとおもいます。

そんな西宮神社ですが、神社そのものは「えびす」様の総本宮にあたります。関西人は「えべっさん」と呼んでいます。

この「えべっさん」が調べてみると少し面白かったので、リポートします。

神社公式HPによると本殿第一殿にえびす大神(蛭児大神)が祀られています。この「えびす」様ですが、皆さんにとっては七福神の一人で、商売の神様といえばスッと入ってくるかとおもいます。で、さらにこの「えびす」様のルーツをたどっていくと…

「えびす」と一言でいっても、

夷・戎・胡・蛭子・蝦夷・恵比寿・恵美須・恵比須…

と地域、伝承等により様々な表記があるようです。

当然、表記により様々なルーツが考えられるわけですが、西宮神社では先ほどご覧いただいたように「蛭子」です。

この蛭子は、国産みのイザナギ(伊邪那岐命)とイザナミ(伊邪那美命)から生まれた神です。諸説ある中で、最終的に二人の子供と認められず、葦の舟に入れられ流されてしまいます。これが各地で、漂着した神を「蛭子」えびす様として、信仰するようになったそうで、西宮神社は公式HPにもあるように、このご由緒を採用されています。ちなみに、西宮神社がえびすの総本宮たる由縁は文献での出現が最も古いようです。(平安時代後期)

ちなみに関西人ならおなじみの「今宮戎」

これはお察しの通り、上記の「蛭子」ではありません。

詳しく語りたいのですが、スタミナ切れのため、後日にいたします。西宮神社と違うということだけ、明確に述べておきます。

実は不思議に思っていたんです。

今宮戎は、ある意味近所の西宮えびすに負けないくらい盛大で、阪神間と大阪市内の地域差(もちろんそういう側面もあるでしょうが…)だけとはおもえぬ、独特の存在感があったのですが、同じ「えびす」でもそもそものルートが違ったんだなぁと変に個人的に納得してしまいました。同じ神様を祀っていると、単純に〇〇が本社で、それ以外は全部分祀されたものかとおもっていましが、むしろそうではないということが、最近勉強していて、よくわかりました。

みなさんの身近なことも、意外にそのルーツや歴史をたどっていくことで、おもわぬ発見があり、よりその身近なものを、今までと違った感覚でさらに楽しめるかもしれませんよ??

是非、ご一考ください。

ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました!!

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