しいまひろ

30代後半、5歳男子シングルママ。本、お笑い、音楽、映画、催し好き。20代後半からの統…

しいまひろ

30代後半、5歳男子シングルママ。本、お笑い、音楽、映画、催し好き。20代後半からの統合失調症と付き合いながら、仕事と育児と趣味のバランス模索中。

最近の記事

精神科の入院は怖くない。気づきはある。守られた場所だから。

5年前に離婚した夫に同伴し、転勤族だった29歳の時に統合失調症を初めて発症した。 夜中はカエルがゲコゲコ鳴いて、スーパーが早く閉まる真っ暗の田んぼの真ん中に引っ越したこともあったし、駅ビルや飲食店が立ち並ぶ都会に引っ越したこともあった。 環境の変化と、元々自分の中にあった過敏な部分が、折り重なってしまったのだろう。最初、身体の不調を感じながらも病識(病気だと自覚する認識)が無かった私は、地元に一旦帰り、駅で体調をくずし家族に連れられそのまま保護入院になった。 精神病棟と

    • まめ太郎(息子5歳)備忘録。どんどん忘れるし過ぎ去るから書く。

      まめ太郎がもっと小さい頃は、書く余裕さえなかったので、6歳を迎えようとする今noteに残すことにした。 ①『ママ。おならばっかりして、まめ太郎がいない間にたくさんおイモ食べた?』 ②うんちが出たので来て下さ〜いとトイレから 呼ばれる。うんちを流してウォシュレットを済ませるところまでは、まめ太郎の仕事。私は尻の穴の確認。 ③ベッドで一緒に寝てる時。 『せまいせまい。誰か、まめ太郎を踏んづけてない?』 ④トムとジェリー、ポケモン、おさるのジョージ。主人公が擬音しか話さない

      • ラムさんが逃げた話。

        学生の時、インドカレー屋でホールとして働いていた。インドカレーの凄いところは毎日、毎日、本当にカレーがまかないなのに飽きなかったところだ。 さすがに日本のカレーだと、1日目にそのままカレー、2日目にカレーうどん、3日目は温め直したカレーをパンに乗せてチーズカレーパンでカレーの限界を迎える。しかしインドカレーには終わりは無い。 店のまかないは一応、キーマカレー、バターチキンカレー、ほうれん草カレーなど種類は選べた。味わい深く、私は休憩時間になると毎日ラムさんにその日のカレー

        • 動物園で見た動物の生態と華丸大吉とニアミスした話。

          GWも終盤、息子と2人で動物園に出かけた。 フラミンゴは時折、首を身体に丸め込み、片足だけでくつろいでいるが横になったり、あぐらをかいたりしたいと思わないのだろうか。そもそも人間と比べるのが愚問なのかもしれない。ストローほどの足が簡単に折れそうで怖いとフラミンゴを見るたびに毎度、毎度、律儀に思う。 そんな時のBGMは米津玄師のFlamingoだ。 水槽の草の中にカエルがいた。アマガエルなど、親指の爪サイズの小さいカエルもいるので、どこにいる?いないよね?と息子と探していた

        精神科の入院は怖くない。気づきはある。守られた場所だから。

          20代後半からの統合失調症。働きながら子育てをして自分の視点を変えていく話。

          書くこと多すぎて、育児と仕事で時間も過ぎ去っていくし、今だよなということでnoteを再開した。よろしくお願いします。 試行錯誤なので、文章や時系列が前後してるのはすまん。 先日、私の姉の子供である高校生の姪っ子が家出して防犯カメラで追跡され、遠く離れた地方で警察に保護されたあと施設に一旦入り、戻ってきた。 オムツの時から見てきた姪っ子が都会に出てキャバクラ嬢になるわ私、と金髪で言っている。 姪っ子の母である私の姉も、一旦は状況を冷静に受け止めたつもりだったがダメージと

          20代後半からの統合失調症。働きながら子育てをして自分の視点を変えていく話。