#喜ばうんすVLOG 10【キバのことだま】 ニューヨーク I カウンセリング I 認知バイアス I 自殺 I ウソ I バードウオッチング I 野鳥のさえずり I 言語化 I アート【ココロ実況】

最近、バードウオッチングをしている。

それで今回の動画は近所の公園で撮影した。野鳥待ちの間に思いついた。野外で即興で思いを言語化し辛かった。それまで家でマイクに向かうのを習慣にしていたから。新たな試みを思いつかせたのは、この動画にある『フォーレスト・パーク』にあたっていた美しい光のせい。

iPhone12でとる動画は、以前に持っていたiPhone8よりも繊細なライン。ひかりの吸収を抑えてバランスの取れた鮮明な色彩を写し出す。iMovieで動画編集しているが、フィルター無しのままでキレイな仕上がり。

そんな素晴らしい環境のなか、野鳥のさえずりをバックグランドに韻を踏んでみた。明るい陽だまりの下で、暗い内容の話は、不思議なコントラストを生み出した。いまやっているすべては制作のプロセス。アートスクール時代に『ミラーボール』の題材で作品を展開するには、ナイーブ過ぎた自分。なので、今、命ある限りガッツリやっている。


そして、カウンセリングで話した内容について振り返ってみる。『認知バイアス』が、どうやって形成されていったのか。掘り起こした最中、気付いたことがある。それは、長期に渡りうつ病を患っていた父からの悪影響は直接的には無かったコト。同時に距離が近かった母の刷り込みが大きかったこと。そこから紆余曲折した人生の選択や決断もした。一番分かりやすい例は、母の期待に答えるあまり、安易に郵便局へ就職した大失敗。まさに学びでしかない。

自殺で死んだ父を「心臓発作」だったと言い続けたのも母からの入れ知恵。あまりにもそのウソが板につき、アメリカで医者にかかった際にもそう言った。診察室で聞いていたウチの主人は、「ここまできても真実を隠し続けるのを見ていて驚いた。」と言っていた。

私は母に怒っていない。タダ冷静に話がしたいと思っている。昔から自分の感情をコントロールして言語化できない母。そのフラストレーションで、数年前に母は私に手をあげようとした。その残念なDNAを引き継いでいる自覚症状もある。距離がある電話だったらキレても殴られないだろうと何度もトライした。「胸が引き裂かれるよう」「もう話すことができない」と言って電話を切っていった。


「昭和」を生き続けていない、「平成」には日本を離れ、「令和」の感性など持ち合わせていない「じぶん時間」をようやく生きはじめた私。「対人関係」からやっと「母との関係」を話すまでに行き着いた。次回も引き続き、母とのことを掘り下げる運び。

48歳から人生の本編スタート。「生きる」記録の断片を書く活動みならず、ポエム、版画、パフォーマンス、ビデオ編集、家政婦業、ねこシッター、モデル、そして新しくDJや巨匠とのコラボ等、トライ&エラーしつつ多動中。応援の方どうぞ宜しくお願いいたします。