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通じてほしいのは「言葉」ではなく「心」が本質だと思う。※【お知らせ】機微力研究所設立

世界中の色んなバックグラウンドを持った人達と
コミュニケーションをとるときに必要なものは?
一般的に一番最初に出てくるのは
言語力。
それを否定するつもりは全くありません。同意です。

でも、言葉が通じる=心が通じる
必ずしもこの構図は成り立たないですよね。

言葉は通じる相手なのに、
心地よいコミュニケーションがとれないというご経験、
皆さん沢山おありなのではないかと思います。
むしろそれが悩みだという方もいらっしゃいます。

以前インドネシアに駐在されていた方がおっしゃっていました。

あんまり日本語がわからない家政婦さんが一人いて、
いつもは身ぶり手ぶりや、
お互いのつたない言葉で色んなことを説明していた。

仕事にも慣れてきたある日、その家政婦さんとの雑談中に、
「明日は家族でテニスをする」という話になった。
テニスに行くのは今回が初めてではないし、
特に家政婦さんにお願いすることはなかったのだが、
家政婦さんが帰宅した後、玄関に行くと、
家族分のシューズやラケットなどの準備が整然とされていた。

「言葉が通じないとコミュニケーションは本当に大変だけど、
こういう心遣いができるのって素晴らしいと思った。
むしろ、言葉が通じること以上に心が震える

なんとなくわかるんだけど、掴みどころがなくて、
説明の難しい、このインドネシアの家政婦さんの魅力。

それって一体何なのか?

…ということで、そこに横たわっているいるはずである
「機微力」を学術的見地から研究・検証し、
後天的に身に付けることのできる「機微力」を世に広めるため、
2019年8月1日、一般社団法人機微力研究所を設立しました。

グローバル社会における異文化理解や多文化共生の促進に寄与します
というのが目的です。

今秋、機微力検定創発予定です。

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