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筋肉は裏切らない

「筋肉は裏切らない!」と叫びながら、昨日は筋トレをした。

2週間ほど前、「たくさん本を読むのが仕事」と書かれた求人を見つけた。読書欲が上がりに上がっていて、新書を読み漁るミーハー読書家になりたいと思っていた今の私にぴったりだ。運命を感じて受けてみたものの、採用はするっと見送られてしまった。

思いのほか、ショックが大きい。何かの間違いであってくれ。

面接が終わってすぐは、やりきった感が強くて、
不採用でも悔いはないと思っていた。
だけど、一日かけて御社で働く想像を膨らませていくうちに、
もうそこで働くつもりになってしまっていた。
もう、私の中では弊社だったのだけど。

ボディブローをくらったかのように、大ダメージ。

昨日は仕事中に「話が違う」と思うことがあって、「でも、もうすぐ辞められるし」とあてにしてしまったこともダメージが大きくなった要因だ。でも、現実を受け入れて切り替えなければ。

「つらいときこそ筋トレだー! 筋肉は裏切らない!!」気づけば、そう叫びながら筋トレをしていた。

筋トレ自体がつらいもののはずなのに、つらいときこそ筋トレをしようと思う日が来るなんて。

『筋肉は裏切らない』

テストステロンに心も体も支配されていそうな人が言いそうな言葉だ。この言葉の意味がずっとわからなかった。

筋トレをしていれば必ず筋肉ができていく。筋トレという努力は必ず成果になる。というだけの意味だと思っていた。

だけど、1年以上筋トレを続けてみて、もっと先の意味があることに気づいた。

筋肉がついてくると、体力もついてくる。1日に行動できる量が圧倒的に増えた。行動量は、自分の可能性につながる。失うものがあったとしても、行動でカバーできる自信が今の私にはある。筋肉があれば、新しいものを取り入れる体力的余裕ができるのだ。

『筋肉は裏切らない』は、努力の方向を筋トレに逃がして、いったん現実逃避するという意味ではなかった。自分のチャンスを広げるという意味だと今では理解している。

*おまけ

いつもだったら、証明写真を撮りに行ったり、履歴書や職務経歴書を書いたりするために他の予定はいれない。それだけで、くたくたになってしまうから。今回はいろんなことを並行して進めていたから、「この2週間が無駄になった」とは思わない。それも、筋トレで体力がついていたからこそだな、と思う。筋肉に感謝。

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