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和を重んじすぎると組織は衰退する

仕事をする上で合わないな、と思う人がいる。
「和を重んじすぎる人」だ。

和を保つために、我慢が必要だと考える人たち。
場を乱す人を排除したい人たち。

もちろん、調和は大切だ。
だけど、同じくらい変革も大切だ。

組織の弱い部分を改善しなければ、組織は衰退してしまう。
目的を達成するためには、今を変えていかねばならない。
それは、現状の否定にもなる。

調和の気持ちが強すぎると、現状の否定を受け入れられない。

人には現状維持バイアスがあって、基本的に変わりたくはないものだ。
新しいことを取り入れたり、改善したりすることは、現状を変えるということ。だから、変革を起こそうと躍起になっている人は、だいたい嫌悪されるし、孤独である。

組織をよりよいものに変えていくため、場を乱す勇気を持てる人。
このヒール役を買える勇気のある人が、私は好きだ。

私の場合、組織に属す以上、組織を大きくしたい気持ちが主軸にあるからだと思う。そもそもチームや組織がなくなっては困るという気持ちもある。
「和を重んじすぎる人」は、それよりも職場での交友関係を広げたい気持ちが強いのだろう。

仕事の場には、さまざまな目的をもった人が集まってきている。
だからこそ、自分に合わせてほしいとは思わないけれど、やっぱり合わない人っているよなぁ、と思う。というだけの話。

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