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ひすとり先生のチャレンジノート

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中高教員が、授業・学級経営・職場でのやり取りでの試行錯誤をまとめます。 教員の働き方、生産性をあげて自分の心を満たす時間をふやしていきたい。 教員を目指す方、同職の方、子供や教育…
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#学校

自己紹介| 『7つの習慣』と教師とわたし

はじめましてこんにちは。私は、学校の教員として働いている女性です。社会科教員として地歴分野を中心に教えています。 noteを細々と始めて2年が経ちました。もともと文章を書くことが好きで、誰かと考えを共有することが好きだったので始めたのですが、今では自分自身の思考整理ツールとして救われている大切な場所となっています。 どのくらいの人が今までのnoteを親身に読んでくださってるのかは分かりません。でもせっかく続けているのだし、改めて自己紹介を書いてみようという気になりました。

手応えアリの補習課題をふりかえる

こんにちは。ひすとりです。 今日は自分の教師時代を消化するために書きます。 教師時代の取り組みで手応えがあった「補習課題」の話。 学習力向上プロジェクト(補習課題)最も手応えがあったと感じた取り組みは、いわゆる補習課題です。 「学習力向上プロジェクト」と題して、テストの成績から選抜した生徒に補習課題を出しました。教科書レベルの問題のテストで3割以下の生徒を対象にしたような気がします。 一般的なイメージの課題は、与えられた問題をとにかく解いて提出期限までに出すことをゴール

新卒教員の4月を振り返る

こんにちは。最近、豆苗が育ってきた様子に癒されているひすとりです。 ゴールデンウィークが終わって1週間。 新卒教員の皆さん、本当にお疲れ様でした。 さて、今日は、 過去に書いた記事を振り返り、音声配信に直してみました。よろしければ、記事とあわせて聞いてもらえると嬉しいです☺️

「すごいね」待ちの子どもに、どんな声をかけるか?

私は職業柄もあり、多くの子どもと顔を合わせます。 その中で、いつも気を遣うのが「すごいね」待ちのこどもの対応です。 例えば、大乱闘スマッシュブラザーズという格闘ゲームを好きな小学生が、 「この間、一番強いレベル相手に勝てたんだよ〜?(ドヤ顔で反応待ち)」 と話しかけてきました。 そこで私は「強い相手に勝てるようになったんだね!」と驚いてみせます。 するとその子は「え、すごいと思わない?すごいでしょ?」と不服そう。 私は、簡単に「すごい」と伝えることに、ある葛藤があって

人が変わるには、「心」よりも「行動」へのアプローチ

今日は、先日書いた記事「心理的安全性とは?」の続編です。 前回の記事では、心理的安全性の職場が生産性や成果を生みやすいと言うことをお話ししました。 では次なる問として、どのようにしてそういった職場に変えていけばいいのかと言う方法の問題が上がってきます。そこで今回は、 そもそも組織を構成する「人」が変わるには、 どうすれば良いのか という視点でお話します。 この記事を書いている人: 現職教員としてはたらく20代。教育改革や職場改革に奔走するも、心身不調により休職経験あ

子どもも大人も罰を使っての指導は効果が薄い、と分かった話。

今日は先日書いた記事の続編をお話しします。 と言うのも、今読んでいる本「心理的安全性のつくり方」に書かれていた科学的実証から、罰を使っての人への行動変容を望むのはかなり難しいことを学べたからなのです。 この記事を書いている人: 現職教員としてはたらく20代。教育改革や職場改革に奔走するも、心身不調により休職経験あり。教育についての自分の経験や科学的情報、心身安定に関する情報を発信しています。 行動分析という考え方を使うこの本では行動分析という考え方を用いて、人の行動を変

「賞罰指導」は終わりがないのでは、という話。

今日は、私の指導についてのスタンスをお話しします。 賞罰的指導ってどう思う?っていう話。 この記事を書いている人: 現職教員としてはたらく20代。教育改革や職場改革に奔走するも、心身不調により休職経験あり。教育についての自分の経験や科学的情報、心身安定に関する情報を発信しています。 できてないなら帰せません。 補習やりたくないんだったらちゃんとやる! それに対して生徒が叫ぶ。 今日、補習なんですけど本当に嫌だ!!! こういう言葉たちをどれほど耳にしてきたでしょうか

先生になって気づいたのは、「人によって響くタイミングや回数が違う」ということ。

今日は、先生になってから気づいたことと題して話をしていきたいと思います。 この記事を書いている人: 現職教員としてはたらく20代。教育改革や職場改革に奔走するも、心身不調により休職経験あり。教育についての自分の経験や科学的情報、心身安定に関する情報を発信しています。 とにかく悩みの多い新任時代「それ昨日言ったじゃん!!!」教員になって早5年以上が経ちました。 新任の教員の時期は、とにかく悩みが多かったように思います。 特に 思っていたのは、 子供が何度言っても言われた

仕事「とりあえず見といて」をなくそう

今日は先生の仕事についてお話ししていきたいと思います。「とりあえず見といて」と言う言葉に多いに引っかかったと言う話。 この記事を書いている人: 現職教員としてはたらく20代。教育改革や職場改革に奔走するも、心身不調により休職経験あり。教育についての自分の経験や科学的情報、心身安定に関する情報を発信しています。 ✳︎✳︎✳︎ 先生の仕事だけではなく、社会人であれば1度も耳にするセリフ。 これとりあえず見といて何かあったら意見ください。 この言葉、お互い気をつけてやめて

iPadで「情報を一元化」が時短術の原点

今日は私が取り入れている、教員の仕事時短術について紹介したいと思います。 結論から言うと教員の仕事の時間術は iPadを活用することです。 もはや使い古されすぎた内容であると思いますが、それでもなお声高に言い続ける必要があると思い、記事にしてみました。 もうバッチリ活用されている方も、まだまだそういったツールに懐疑的な方もぜひお読みください。 紙の種類が膨大!資料を探す時間にかなり費やされる。皆さん探し物してますか? (笑) ある調査によると、社会人の1年間のうち

新年度、ふみ出す人に贈りたいnote

いよいよ新年度初日になりましたね。 今日新たな第一歩を踏み出した先生、 社会人のみなさんに贈りたい記事をまとめます。 手前味噌ですが、わたしが書いた記事の中でおすすめのものを紹介します。興味のあるテーマに飛んでみてくださいね。 この記事を書いている人: 現職教員としてはたらく20代。教育改革や職場改革に奔走するも、心身不調により休職経験あり。教育についての自分の経験や科学的情報、心身安定に関する情報を発信しています。 新任の先生に送りたいnote(お仕事術編) 新任

管理職にも若手にも贈りたい言葉「現状は"最善"である」

今日は、 業務改革や新たなビジョンを掲げるときの注意 というお話。 リーダーや管理職は新たなビジョンを提示してはいけない!?愛読している、立教大学の中原教授ブログの更新記事。 新たなビジョンを提示してはいけない?どうして? まさに最近周りでよく「ビジョンを提示してほしいよね」と聞く言葉だったので、なぜダメなのだろうという疑問にまんまと釣られて(笑)、記事を即クリック。 読んでみて、なるほどなぁという言葉があったので勝手に紹介します。 これからの「ビジョン」を示し

先生こそ、学びあいたい。

今日は、「学びあいをする場に身を置いてみたい」という話。 思考の整理用noteですが、同志がいたら嬉しいなぁ。 アウトプットを続けると、インプットがしたくなるnoteの毎日投稿を続けて、あと1週間で2ヶ月になります。 ある程度まとまったアウトプットを続けていると、より上質なインプットが欲しくなってくることに気がつきます。アウトプットには、学びの動機付けにも繋がるのかと身をもって体感です。 読書を通じたインプットはちょっとずつ行っています。 主に、仕事の生産性をあげる系の

授業という「コンテンツ」 #熟成下書き

先日竹村さんの記事をよんで、これからの授業についてモヤモヤと考えが浮かんできました。 となりのトトロを倍速再生しない理由。 これからの授業でもっと考えなきゃいけないこと。 なんだか共通しているような気がしているんです。 でも何がどう共通しているのか、まだうまくまとまりません。 今日は、頭の整理のためのアイデアメモを熟成下書きとして書き留めておきます。 今後、考えをまとめて記事にするかも。 現代社会の子供たちは▶︎コンテンツが飽和していて、その中から「面白そう」という