車窓から見てた
もうずっと暑くて疲れてうんざりしているけど、車窓からみる夏の光だけはずっと好きだなとふと思った。車からでもバスからでも電車でもそう。青みがあって若々しい光。降りたら空気には秋が混ざっていて、風が吹くと涼しいなって思うけどまだ30℃なんだよね。
とはいえ猛暑を乗り越えてここまで来た、そんな感じの八月日記です。
月曜日（晴）
庭で育てているバジルの葉を摘んでレンジで乾燥させ、ドライバジルにした。こういうものを用意しておくと料理が楽。かけるだけでそれっぽい味になる。
最近は作り置きをやめて、自炊の回数自体はめっきり減っているのだが、外食が増えたことで結果的に味や調理のレパートリーが広がっているような感じがする。
火曜日（雨のち曇り）
なんだか最近毎日悩みもなく楽しいぞ、と思っていたら突然ガラッと色んなことが変わってしまい落ち込む、というターンを何度となく繰り返している。そういう時に、あの楽しかった瞬間がフィナーレだったのかと思う。人間関係も取り巻く環境も目まぐるしくぐるぐると変わっていく。
8月はやっぱり戦争のことを考える機会があって、去年の今頃書いた日記を読み返してみた。
それが目的というわけではなかったが、自分の過去の文章を読み返したらなんとなく鎮静効果を感じた。これは言うまでもなくそうなんだけど、自分のために日記を書いている。
水曜日（晴れのち雨）
ジュースを飲むと脳が生き返る感じがあって、果糖ブドウ糖液糖、と思いながら飲んでいる。別に好きでもないのについ飲んでしまう感じは依存性を感じるからか、飲み物の糖分にたいしてちょっとした警戒心がある。
ローソンで猿田彦コーヒーのチルドカフェラテを買ったら美味しかった。ちょうど好きな甘さ。トーヨービバレッジが製造販売している。
この味知ってるぞ、、と思い調べたらNewDaysのEKInaCAFEもここが作っていた。これもほんとに美味しい。
さらには北海道で飲んで感動したセイコーマートの町村農場のカフェラテもここ。
甘味が入ったカフェラテってなかなか好みの商品に出会えないんだけどこれはちょうど良くて（だいたい甘すぎる）、味覚の近いひとが開発しているのではないだろうかと勝手に思っている。
木曜日（雨）
日頃サンダルで生活しているため、靴に履き替える際にくつ下を持ってくるのを忘れてしまい、またローソンで調達した。ピンクとブルーのラインが入ったローソン柄のものがあったので、他のものより少し高かったがそれにした。
こういう急な買い物の際に、なぜかちょっと良いものをかってしまう傾向がある。（といっても数百円だが）その場しのぎなんだから1番安いのでいいのに、とかわずかな罪悪感があったが、履いてみたらびっくりするほど快適だった。「足なり直角足裏パイル」がとても良い。最近肌が過敏で靴下のゴムで足がかぶれたりしていたんだが、そういうことも一切なくてふわふわしている。というか痒みがなくなってから今更、もっと早く対策すれば良かったと思った。自分自身に対する日常のちいさなケアって追いつかない。
金曜日（晴れのち雲）
出先で時間が空いたので整体にいった。中国式の店で、中国人のお姉さんが施術してくれた。毎度思うけど、勢いがすごい。凝りと硬さに物量で立ち向かっている感じ。一時間でこんなに揉めるんですか、と思った。（あくまでもわたしの認識では）日本の整体はピンポイントで押してく感じ、タイとか台湾のマッサージはなんかもっとゆるやかな動きだった。お国柄だなあなんてくくってしまうのは安易だろうか。
あんなに押してたわりに揉み返しもなく、体はスルッとかるくなった。
土曜日（晴）
夜遊びをした。一晩中飲んで明け方に少し眠り始発で帰った。朝、飲んでいた店を出たら日が登り始めたところで、きれいだなと思った。真夏の明け方の白い光。朝日もそうだけど、一緒にいた人たちがそのなかにいる感じがすごく良かった。思わず写真を撮ろうとしたけど、それもなんだか違う気がしてやめた。ただこの景色を忘れたくないと思った。つまりはそれだけ楽しかったということ。
日曜日（晴）
８月の日記を書いたら生活のことばかりになってしまった。ふらっと外に出るには暑すぎて、家にこもってしまい閉塞感がある。ただひとつ良いのは、いつもより本が読めていること。
プレイディみかこさんの「ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー」を読み返した。もう３週目。これはノンフィクションなのかエッセイなのか、物語なのか。くくりにこだわっているわけでもないけど、テーマのわりに読みやすい、読ませる文章がすごいなと毎度思う。
ふと調べたら続編が出ていた。読みたい本がまだまだたくさんある。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
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