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【授業紹介】キリスト教と文化

6月27日(木)、キスチャック先生の「キリスト教と文化」を履修する学生が、カトリック関口教会(東京カテドラル 聖マリア大聖堂)に見学に行きました。


この授業は、キリスト教について英語で学び、学んだ知識を英語で話せるようにすることを目的としています。

今回の訪問では見学だけではなく、各学生がパンフレットをもとに洗礼室や祭壇、十字架など、教会のさまざまな場所や展示されている像について他の学生に英語で説明しました。

大聖堂の前で

聖母マリアが現れるという奇跡が起こったフランスのルルドに似せて作られた祈りの場も見学しました。

ルルドの前で

以下は学生たちの感想です(学生は感想を英語と日本語の両方で書いていますが、今回は日本語のものを掲載します)。

パンフレットを用いながらガイドの練習を行ったのですが、その役割を忘れてしまいそうになるくらいどの空間もどこか心惹かれる場所ばかりで、何時間でも眺めていられそうでした。

聖堂の中に入ったとき、とても厳かで神聖な雰囲気に圧倒されました。

聖堂の中で特に印象に残っているのがピエタ像とパイプオルガンです。

美しく、精巧な造りのピエタ像からはマリア様の慈悲深い、やさしい表情がよく表れていて、PIETA「悲哀」という言葉にとても合っているなと思いました。

私は教会に行くことが初めてだったので、教会に入ったときの日常とは異なる神聖な雰囲気に圧倒されました。

洗礼室、聖フランシスコ・ザビエルの胸像などを現実で見ると、写真で見た時よりも迫力があり、緻密で美しく、美術品を見ているかのように感じました。

十字架の前に立つと自然と心が落ち着き、ベンチに座って目を閉じると、時間の流れを忘れるほどでした。

教会を訪れたのは今回が初めてでしたが、この独特な空間にずっと浸っていたいと思いました。


多くの学生が写真では味わえない教会の雰囲気に感動したようです。

良い経験ができたことでしょう。

(N.Kurabayashi)